おすすめ青春小説【ほろ苦くも輝いている】まず読むならコレ

おすすめ青春小説【ほろ苦くも輝いている】まず読むならコレ

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

思春期に抱く心の揺れ動くさまや日常における孤独感、瑞々しくもほろ苦い思い出、そんな誰しもが経験する想いの数々。

今回はそんな、ほろ苦さと爽やかさを味わえる作品の中から『おすすめ青春小説』をご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

おすすめ青春小説

『君の膵臓をたべたい』

あらすじ

高校生の僕は、病院でたまたま拾った「共病文庫」なる文庫本。それは、クラスメイトである山内桜良が綴っていた秘密の日記帳であった。なかには、彼女が肝臓の病気であり、余命いくばくもないことが記されていて…。

「名前のない僕」と「日常のない彼女」のふたりが紡ぐ、青春小説。

おすすめポイント

日記を拾ったことで、接点のなかった2人が関わりだし主人公の僕は、桜良に振り回されてしまう。病気であるはずなのに、無邪気に駆けまわる日々を過ごす桜良についつい余命が残り少ないことを忘れる。

しかし、着実に迫ってくるそのときが、切なくもあり、現実の非情さが深く心に刻まれるとともに、生きることの大切さを伝えているようでもある。

性格のまったく正反対の2人が出会い、迫りくるそのときまで今を謳歌して生きていく姿に、胸をふるわせる物語。

 

住野よるおすすめ小説【ジャンル別】

『蜜蜂と遠雷』恩田陸

あらすじ

若いピアニストたちの登竜門として世界的にも注目される芳ヶ江国際ピアノコンクール。

養蜂を生業とする父と移動生活をし、自宅にピアノを持たない16歳の少年・風間塵。かつて天才少女といわれたが母の死を境に、ピアノから離れていた20歳の栄伝亜夜。楽器店に勤務するサラリーマンで妻子持ちである、28歳の高島明石。完璧なまでの演奏技術と音楽性を兼ね備えて、優勝候補とされる19歳のマサル。

若き才能たちによる、熱き闘いの幕が上がる…。

おすすめポイント

ピアノコンクールに懸ける、それぞれが抱えている想いや葛藤に引き寄せられ感情移入させられる。また、本作の魅力の一つとなっている演奏シーン。文字として描かれているのに、ピアノが奏でる音をまるで読者もホールで聴いているかのごとく興奮させられる。

国際ピアノコンクールに挑んでいく、若き才能のピアニスト4人たちの姿に、音楽の世界にいざなわれ心を揺さぶられる物語。

『線は、僕を描く』砥上裕將

あらすじ

2年前に両親を交通事故で亡くし、自分のカラに閉じこもってしまった大学生の青山霜介。絵画展示の搬入作業のバイト先で、日本を代表する芸術家の篠田湖山と出会い、どういうわけか気に入られ内弟子にされてしまう。湖山の孫の千瑛は、それに反発し、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負するという。

霜介は、はじめての水墨画に戸惑いつつも、線を描くことで、人と自然との繋がり、生きることの意味を見いだしていく…。

おすすめポイント

喪失のなか将来に希望を見いだせず淡々とした日々を過ごしていた青山霜介。哀しみと孤独の中でもがいている主人公が、「水墨画」をとおして人びとに触れ、線を描くことに魅せられていく。閉ざしていた自身の内側の世界から、外の世界に飛び立とうとする姿には大きく心を揺さぶられる。

孤独にあった青年が、水墨画の線を描くことに魅せられ、自らの人生を再生していく姿は、美しくも心を癒される物語。

『砂漠』伊坂幸太郎

あらすじ

入学した大学で知りあった5人の男女。何事にもさめた北村、軽薄で女好きの鳥井、不思議な力が使える南、大学一の美人の東堂、まっすぐで熱い西嶋。麻雀に合コンに明け暮れ、犯罪者だって追いかける。己の未熟さに苦悩し、それでも、なにかを求めて手探りで前へ進もうとする青春物語。

おすすめポイント

魅力にあふれた登場人物が、二度と振り返ることのできない時間を、全力で爽快に駆け抜けていく。「社会」という名の砂漠に打ち勝つ、大切なモノを贈ってくれる群像劇。

伊坂幸太郎おすすめ小説【ジャンル別】

『小説の神様』相沢沙呼

あらすじ

学生で作家デビューしたが、作品は酷評されて売り上げも振るわずにいる高校生の千谷ちたに一也いちや。そんなとき、編集者の提案により人気作家との小説の共作をすることに。

その人気作家とは、同じ学校に転校してきた小余綾こゆるぎ詩凪しいなであった。まったく正反対のふたりが反発しあいながらも物語を紡いでいくうちに、一也は詩凪が抱える大きな秘密を知ることになるが…。

おすすめポイント

作品が売れずに自分を見失いつつある千谷一也。一方で、人気作家として注目され、クラスでも人気者の小余綾詩凪。そんな一也と詩凪のふたりが、壁にぶつかり思い悩みながらも、物語を綴ることに情熱を傾けていく姿に魅せられてしまう。

作家の厳しい実情を訴えかけながら、「どうして小説を書くのか」という問いに真摯に向き合いつつ、前に進んでいこうとする2人に、胸を熱くさせる物語。

『永遠についての証明』岩井圭也

あらすじ

天才的な数学の才能を持っている三ツ矢瞭司。特別推薦によって協和大学の数学科に入学し、類まれな才能は周囲を驚かせていった。そんな彼は、同期で特別推薦生でもある熊沢勇一と斎藤佐那を惹きつけ、3人は共同で数学にひたすら挑む日々を過ごす。だが、瞭司の抜きんでた才能はやがて、周囲の人間関係を歪ませていき、徐々に彼は深い闇にのまれていく。

出会いから17年後、孤独に苛まれ亡くなった瞭司が遺した研究ノートを手にした熊沢は、そのなかに未解決問題「コラッツ予想」の証明と思われる記述があることに気づく。贖罪を胸に抱える熊沢は、このノートと向き合っていこうとするのだが…。

おすすめポイント

純粋に数学が好きで才能にも恵まれ、それを生きがいに過ごしていた三ツ矢瞭司。しかし、突出しているがゆえに周りに理解されず、ときに嫉妬や偏見の眼差しを向けられる。天才だからこその苦悩と孤独を見せつつも、文章で描きだす数学の証明の美しさと熱量に、数学に興味のない読者までも魅了していく。

数学の天才だからこその葛藤と、彼に魅せられし人びとの友情や嫉妬、後悔にと、切なくも眩しくもある彼らに胸を熱くさせられる物語。

『風が強く吹いている』三浦しをん

あらすじ

逃げるように夜道を駆け抜けていく蔵原くらはらかける。そんな彼の前に、見知らぬ男が声をかけてきた。「走るのは好きか」と…。男は清瀬きよせ灰二はいじと名乗り、竹青荘という古びた学生寮に導かれた。

竹青荘には、特異な才能をもつ住人たちが暮らしていた。そして、まさか蔵原を含めた10名で、「箱根」に挑むことになろうとは夢にも思ってもいなかった…。

おすすめポイント

学生寮の竹青荘ことアオタケの住人たち10人で目指すことになった箱根駅伝。ヘビースモーカーの「ニコチャン」、司法試験に合格した秀才の「ユキ」、クイズ番組好きの「キング」、田舎育ちの「神童」、にと個性あふれるメンバーを、灰二が手を変え品を変えてみんなを導いていく。自分の弱さを認め、仲間を信じて、「速さ」ではなく「強さ」を追い求めていく彼らに、胸を熱くさせられる。

10人の才能豊かなものたちが、壁にぶつかり限界に挑みながら成長していく姿は、眩しくも羨ましくもあり読み手の心を掴んではなさない。

『ヒトリコ』額賀澪

あらすじ

小学5年生のとき、クラスの金魚の死をきっかけに壮絶ないじめのターゲットとなる深作日都子(ひとこ)。その日から、みんなに属さない「ヒトリコ」として生きることを彼女は選んだ。そんな彼女の心の支えは、ピアノとピアノ教師の偏屈なキューばあちゃんだけである。

高校に進学したその場に、金魚を置いて転校した冬希の姿があった。まったく変わってしまった日都子の姿に驚きを隠せない冬希。しかし、その原因が自分の置いてきた金魚だとわかり…。

おすすめポイント

理不尽なことからいじめを受けた日都子は、他人と関わらない「ヒトリコ」として歩んでいく。あえて人と関わらない生活には、彼女の力強さとともに見え隠れする脆さ。学校という閉鎖空間における子どもたちの非情さや孤独感、葛藤には胸を締めつけられつつも、暗闇の先にあらわれる光に心を救われる。

思春期の子供たちの閉塞感や苦悩を描きながら、ヒトリコとして成長していく彼女の姿は、痛くて苦しくもあるが心に響くものがある物語。

『青い春を数えて』武田綾乃

あらすじ

親友ではあるけど、負けたくないのも事実。(「白線と一歩」)なんで姉ばかり注目されるの。もっと私も見て、と叫ばずにはいられない器用貧乏な妹。(「側転と三夏」)レールをはずれるのは怖いけど、息がつまりそうな毎日。(「漠然と五体」)

理想と現実のあいだで揺れ動く女子高生たちの心の葛藤を描いた短編集。

おすすめポイント

5人の女子高生たちの視点で語られる連作短編の本作。周りと比較して劣等感を感じたり、ルールに縛られた日常が嫌になり抜け出したい、そんな学生のころの悩みや辛さから、出口の見えない不安に押し潰されそうになる。誰しもが味わうリアルな感情に共感を覚えずにはいられない。

高校生活を送るながで、誰しもが密かに心に隠している思いに、共感でき心に刺さるものがある作品集。

『島はぼくらと』辻村深月

あらすじ

瀬戸内海の小さな島、冴島。高校3年生である朱里、衣花、源樹、新の4人は島の唯一の同級生である。フェリーで本土の高校に通っている彼らは、卒業と同時に島をでることになる。

あるとき、4人は冴島に「幻の脚本」を探しているという謎の青年に出会った。淡い恋心に友情、それに送りだす大人たちの覚悟。旅立ちの日はそこまで迫っていた…。

おすすめポイント

人口3000ほどの離島。小さな島ならではの人とのつながり、温かさや切なさに魅せられていく。また、島から送りだす側である大人の想いには感慨深いものがある。

4人だけの同級生である少年少女が、自分の将来を見据えて進んでいくさまは、爽やかでいて心地いい。

辻村深月おすすめ小説【ジャンル別】

『本と鍵の季節』米澤穂信

あらすじ

利用者のあまりいない放課後の図書室で、図書委員の雑務をこなしながら、たわいもない話をしている堀川次郎と松倉詩門。そんな二人のもとに、彼らを頼って相談が持ち込まれ、さまざまな謎解きに巻き込まれていくのだが…。

男子高校生のふたりが日常の謎に挑む、爽快さの中にも、ちょっぴりビターな味わいのある6つの短編集。

おすすめポイント

堀川次郎と松倉詩門が、互いに足りない部分を補いながら謎解きをクリアに導いていく、ダブル探偵スタイルで描かれる。依頼をこなしていくうちに、松倉のちょっと複雑な家庭環境が見えてくるところも、一つの見どころになっている。

図書委員のふたりの高校生が挑む日常の謎に、爽やかさを感じつつも、ほろ苦さも体感させられる作品集。

米澤穂信おすすめ小説【ジャンル別】

『いなくなれ、群青』河野裕

あらすじ

ある日、目を覚ますと階段島という奇妙な場所にいた七草。この島にいる人びとは過去の記憶を持たず、誰もここに来た理由を知らない。特に気にすることなく、のどかな高校生活を過ごしていた七草だったが、どこまでも真っ直ぐな少女・真辺由宇と出会いすべての状況が一変していく。

島でおきる連続落書き事件、そこに秘められた謎。自分の存在に、彼女にたいして、彼は疑問を抱いていき、やがて真実が見えてきて…。

2年ぶりに再開した七草と真辺由宇、そこから止まっていた時間が動きはじめる。島に隠された秘密を追いながらも、思春期の揺れ動く心を描きだし、成長していく過程で自分自身が失ってきたものを問いかけてくる。

悲観的な主人公と、どこまでも純粋な少女が不思議な島で過ごす日々に、切なくもあるが爽やかさも感じられる作品。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

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