米澤穂信おすすめ小説【ジャンル別】まず読むならコレ

米澤穂信おすすめ小説【ジャンル別】まず読むならコレ

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

米澤穂信さんの作品は、若者の青春を描いたミステリーや「日常の謎」をテーマにしたミステリーに定評のある作家さんです。

今回はそんな、米澤穂信さんの本の中から『おすすめ小説』をジャンル別にてご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

もくじ
短編小説
ファンタジー小説
SF小説
青春小説
シリーズ小説
映像化小説

 

米澤穂信おすすめ小説【ジャンル別】

米澤穂信さんは、1978年生まれの岐阜県出身。幼い頃から小説家を志していたといい、11歳で二次創作を書きはじめ、中学2年生からはオリジナル作品を書くようになる。また、金沢大学に在学中のころには、ネット小説サイト「汎夢殿」で自身の作品を掲載をしていた。

金沢大学文学部を卒業したのち、書店員をしながら執筆を続けて、2001年に『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞して、作家デビューをしています。高校生の目線で描かれた日常の謎に挑む、「古典部」シリーズや「小市民」シリーズを手掛けて、人気を集めています。

作風として、「日常の謎」を題材にした作品が多くあります。また、登場人物のコミカルな掛け合いとともに、青春時代におけるほろ苦さを描くのに定評がある作家さんになります。

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短編小説

『儚い羊たちの祝宴』

あらすじ

教養と品格を備えた、お嬢様たちが集まる読書サークル「バベルの会」。そんなバベル会の会員である、丹山吹子の屋敷で凄惨な事件がおこった。その翌年も、さらには翌々年にも吹子の近親者に悲劇がおきていく…。「バベルの会」をめぐる邪悪な雰囲気ただよう、5つの事件が描かれた短編集。

おすすめポイント

それぞれは独立したストーリーながらも、読書サークル「バベルの会」と繋がりのある人びとという共通項がある。全編をとおして、人間の心に潜んでいる狂気や残酷さが語られており、背筋がゾクっとさせられる恐怖感を味わうことに。目を背けようとするが、甘美なまでの語り口についつい惹きつけられてしまう。

優雅でありながら狂った世界に、酔いしれることのできる暗黒ミステリーの作品集。

『本と鍵の季節』

あらすじ

利用者のあまりいない放課後の図書室で、図書委員の雑務をこなしながら、たわいもない話をしている堀川次郎と松倉詩門。そんな二人のもとに、彼らを頼って相談が持ち込まれ、さまざまな謎解きに巻き込まれていくのだが…。

男子高校生のふたりが日常の謎に挑む、爽快さの中にも、ちょっぴりビターな味わいのある6つの短編集。

おすすめポイント

堀川次郎と松倉詩門が、互いに足りない部分を補いながら謎解きをクリアに導いていく、ダブル探偵スタイルで描かれる。依頼をこなしていくうちに、松倉のちょっと複雑な家庭環境が見えてくるところも、一つの見どころになっている。

図書委員のふたりの高校生が挑む日常の謎に、爽やかさを感じつつも、ほろ苦さも体感させられる作品集。

『Iの悲劇』

あらすじ

無人となった南はかま市の簑石に、新しい定住者を募る「Iターン支援推進プロジェクト」を推進することになった。実施にあたり「甦り課」の万願寺邦和、観山遊香、西野秀嗣の三人が奔走する。

変わり者の移住者たちの要望や不満を解決しようとしていくなかで、次々に巻き起こる「謎」。夢を見て田舎の集落にたどりついた者に待ち受ける現実。すべての謎を解き明かした先にまっているものとは…。

おすすめポイント

市長の肝いりでスタートしたIターン支援。限界集落に夢を抱いて集まってくる移住者たち。だが、一癖も二癖もある移住者が巻き起こす騒動に、田舎暮らしの現実が垣間見える。彼らをサポートする「甦り課」3人の個性もこの物語にいろどりを添えている。

移住者が織りなす問題の数々、その対応に追われる甦り課の万願寺たちに、笑いと哀しみをおぼえながらも、地方の現実を突きつけられる物語。

 

ファンタジー小説

『折れた竜骨』

あらすじ

ロンドンを出港して、北海を3日ほど進んだあたりに浮かぶソロン諸島。その領主を父にもつアミーナは、あてのないの旅を続ける騎士ファルク・フィッツジョンと、その従士の少年ニコラに出会う。ファルクはアミーナの父に、すご腕の魔術使いである暗殺騎士から、命の危機にさらされていると告げ…。

おすすめポイント

中世のヨーロッパを舞台に、魔法と剣が入り乱れる世界。ある日、領主の娘であるアミーナが事件に巻き込まれ、その真相を追うことに。謎解きを堪能しつつも、剣と魔術の戦闘シーン、そして不死の者まで登場しての展開に、惹きつけられていく。

剣と魔法が存在するファンタジー要素と、ミステリーの融合した世界観に心踊らされる物語。

 

SF小説

『ボトルネック』

あらすじ

恋人を弔うため東尋坊を訪れていた嵯峨野リョウ。そこで、あやまって崖下へと転落してしまった…はずだった。気づけばそこは、見慣れた街である金沢にいた。謎めいた体験を胸に自宅へもどると、そこには見知らぬ「姉」の姿が。どうやらここは、「ぼくの生まれなかった世界」らしいのだが…。

おすすめポイント

自身の世界で辛い体験をしてやってきたパラレルワールド。主人公のリョウは、自分の代わり存在している姉や自身の世界との違いを目の当たりにしていき、自分という存在を問いただしていく。若さゆえの苦悩、葛藤がなんとも痛々しくもあるが、高校生という思春期のものが抱くものであると思うと感慨深い。

ひょんなことから迷い込んだ別の世界との相違から、自身のこれまでを見つめていく姿に、選択の難しさと想像力をはたらかせて考えることの大切さに気づける作品。

 

青春小説

『さよなら妖精』

あらすじ

1991年4月、藤柴高校3年の守屋路行と太刀洗万智は、帰宅する途中で雨宿りをする1人の少女「マーヤ」と出会う。遠い異国からやってきた彼女と過ごした、謎にいろどられた日々。数ヶ月ののち彼女は帰国した。そして、彼らにとって最大の謎解きがはじまろうとしていた…。

おすすめポイント

なにかに熱くなることのできない守屋路行。そんな彼が、マーヤと出会いによって異国のユーゴスラビアに興味を持ち、少しずつ心境に変化があらわていく。しかし、そこには超えられない大きな民族の壁があり、そのなかで揺れ動く心情や葛藤がやるせなくも、青春のほろ苦さを感じずにはいられない。

日常に潜む謎を追いかけながらも、日本と異国の文化の違いを痛感させられ、切くも胸の奥に響くものがある物語。

 

シリーズ小説

「古典部」シリーズ

氷菓』『愚者のエンドロール』『クドリャフカの順番』『遠まわりする雛』『ふたりの距離の概算』『いまさら翼といわれても』の6作がシリーズ作品。

『氷菓』

あらすじ

省エネ男子である折木奉太郎は、なにごとにも積極的に関わらないことを信条にしている。神山高校に入学と同時に、姉の命令で廃部寸前の「古典部」に入部させられてしまう。そこで出会った好奇心の塊である千反田えるの一言で、彼女の祖父が関わったとされる33年前の事件の真実に迫っていくことに…。

おすすめポイント

省エネを信条とする折木奉太郎、お嬢様で天然の千反田える、彼らを筆頭に古典部の男女4人のキャラクターがとにかく個性的で、本作における最大の魅力になっている。

日常に隠された小さな謎を解きながら、高校生活の爽やかさと、ちょっぴりほろ苦さを堪能できる青春ミステリー。

「小市民」シリーズ

春期限定いちごタルト事件』『夏期限定トロピカルパフェ事件』『秋期限定栗きんとん事件』『巴里マカロンの謎』の4作がシリーズ作品。

『春期限定いちごタルト事件』

あらすじ

船戸高校の1年生である小鳩常悟朗と小佐内ゆき。ふたりは恋愛・依存関係ともにないが、共通の目的のために互恵関係を築きあげている。穏やかで目立たない小市民の暮らしを目指していた。しかし、頻繁にふたりの前に奇妙な謎があらわれる。探偵のまねごとをして目立ちたくないのに、ついつい謎を解くはめに。はたして小市民に近づくことはできるのか…。

おすすめポイント

賢さが仇となり苦い経験をしいられた小鳩くんと小佐内さんが、そんな過去に別れを告げるべく小市民を目指していく。ふたりのコミカルな掛け合いに和まされながらも、本性が顔をのぞかせるところが本作の魅力でもある。

小市民になるべく精進している2人の前に横たわる「日常の謎」に、挑まずにはいられない若き高校生が眩しさもほろ苦くもあるライトミステリー。

「ベルーフ」シリーズ

王とサーカス』『真実の10メートル手前』の2作がシリーズ作品。

『王とサーカス』

あらすじ

2001年、新聞社を辞めてフリーの記者になった太刀洗万智は、海外旅行特集の依頼を受け、事前取材のためネパールの首都であるカトマンズに向かった。現地で知り合った少年にガイドを頼み、ゆったりとした時間を過ごそうとした矢先、王宮で国王をはじめとする王族殺害事件が発生してしまう。太刀洗は早速取材を開始するのだが、話をうかがっていた相手が翌日に、奇妙な死体となり発見されて…。

おすすめポイント

ネパールの情景が目に焼きつくかのごとく鮮やかに描かれ、まるで自分がそこを旅している気分にさせられるのも魅力の一つになっている。

冷静な判断と確かな洞察力で、真相を探っていく太刀洗万智。しかし、あることで彼女はジャーナリストとしての仕事に疑問を感じて葛藤していく。それは、なぜ伝えるのか、報道とはなんなのか、ということを読者に突きつけられているようでもある。

ひとりの記者が真実を追い求めるなかで、ジャーナリズムというものを考えさせられ、心に響くものがある作品。

 

映像化小説

『満願』

あらすじ

人を殺めた女は、控訴を取り下げて刑が確定した。静かに刑期を終えるが…。(「満願」)失踪した恋人のもとを訪れ、信頼を取り戻そうと奔走するのだが…。(「死人宿」)ビジネスマンが直面する最悪の交渉条件に緊迫する。(「万灯」)切実に生きる人びとが遭遇する奇妙な6つの事件。表題作を含む短編集。

おすすめポイント

それぞれにティストの違う独立した6つの話に、人間の内に秘めた狂気や執念を描いている。それらは、じわじわと忍び寄る不気味さをあたえつつも、深い余韻と心のざわつきを読者に残していく。

人生を狂わされた者たちの事件に潜んでいる動機に、ダークさと後味の悪さがクセになる作品集。

『インシテミル』

あらすじ

学生の結城が見つけた求人情報誌にあった時給11万2000円という好条件のアルバイト。それは、「ある人文科学的実験の被験者」に1週間なるだけというものだった。募集に集まったのは、年齢も性別もことなる12人の男女。実験の内容は、より多くの報酬をめぐり参加者同士が殺し合う、犯人当てゲームであった…。

おすすめポイント

地下施設の「暗鬼館」に閉じ込められた12人が、繰り広げるサバイバルゲーム。疑心暗鬼に苛まれ緊迫感がただようなか、顔をのぞかせる人間の心理にハラハラが止まらない。

高額バイトにつられ集められた者たちが、厳密なルールのもと閉ざされた空間でおこなわれるデスゲームに目が離せなくなる物語。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

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