こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。
やっとWordPressをインストールできたけど、次になにをしたらいいのかわからない。
今回はそんな方に、ブログ開設後にすべき『WordPressの初期設定』をわかりやすくご紹介します。
これからWordPressの初期設定をしたいと思っているなら、この記事を読んで参考にしてみてはいかがでしょうか。
この記事でわかること
- そもそも、初期設定ってしなきゃダメなの?
- WordPressの初期設定ってどうするの?
- 初期設定ができた後はどうするの?
この記事では、「WordPressの初期設定をすべき理由」や「WordPressで最低限やっておきたい初期設定」について画像を交えてわかりやすく解説していきます。
また、初期設定ができた後にやるべきことについてもご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてください。
WordPressの初期設定をすべき理由
WordPressの初期設定をすべき理由
WordPressの初期設定をすべき理由は、下記のようなことがあげられます。
- SEO対策
- セキュリティ対策
- 記事作成のしやすさ向上
WordPressのインストールができたら、ブログ記事を執筆したくなりがちですが、その前に最低限やっておきたいWordPressの初期設定をしておくことをおすすめします。
面倒だと思って最初にしておかないと、後になって設定を変更すると、さまざまな不具合がでてしまう原因となりかねません。
適した初期設定をすることで、WordPressの使いやすさが向上や、SEO効果にもつながるので、ブログを書き始める前にWordPressの初期設定をするようにしましょう。
最低限やっておきたいWordPressの初期設定7つ
最低限やっておきたいWordPressの初期設定7つ
最低限やっておきたいWordPressの初期設定は、下記の7つです。
- 一般設定
- 投稿設定
- 表示設定
- ディスカッション設定
- メディア設定
- パーマリンク設定
- プライバシー設定
初期設定をするために、「https://自分のドメイン名/wp-admin/」にアクセスして、WordPressにログインします。
WordPressの管理画面
それでは、1つずつ解説していきます。
STEP①:一般設定
「一般設定」では、サイト管理に関する下記の設定をしましょう。
- サイトのタイトル
- キャッチフレーズ
- 管理者メールアドレス
一般設定は、WordPressの管理画面から、「設定」→「一般」をクリックして、変更していきます。
「設定」→「一般」をクリック
サイトのタイトル
まずは、「サイトのタイトル」を設定しましょう。
サイトのタイトルは、ブログ名となっており、当サイトであれば「ネイネイの喜怒哀楽」になります。
サイトのタイトル設定画面
サイトタイトルは、おとずれた読者に覚えやすく、記憶に残りやすい言葉を選ぶことが大切です。
あまりにも長いタイトルだったり、難しい漢字はできるだけ避けた方が無難になります。
キャッチフレーズ
キャッチフレーズは、サイトの概要を説明するための文章になります。
初期では、「Just another WordPress site」が設定されていますが、変更することをおすすめします。
キャッチフレーズの設定画面
初期のキャッチフレーズは消して空白にするか、あなたのサイトにあったキャッチフレーズに変更しましょう。
管理者メールアドレス
管理者メールアドレスは、読者からのコメントやWordPressの通知があったときに、お知らせが届くメールアドレスとなっています。
管理者メールアドレスの設定画面
普段使っているメールアドレスになっているか確認しましょう。
「一般設定」ができたら、左下にある「変更を保存」をクリックして設定を保存しましょう。
「変更をご存」をクリック
以上で、一般設定は完了です。
STEP②:投稿設定
「投稿設定」では、WordPressの投稿に関する設定ができます。
- 投稿用カテゴリーの初期設定
- メールでの投稿
- 更新情報サービス
上記で変更すべきなのは、「更新情報サービス」になります。
投稿設定は、WordPressの管理画面から、「設定」→「投稿設定」をクリックして、変更していきます。
「設定」→「投稿設定」をクリック
更新情報サービスの設定
更新情報サービスは、記事を更新したときに自動でランキングサイトなどに更新を通知する機能(ping送信)となっています。
更新情報サービスの設定画面
初期で設定されている「http://rpc.pingomatic.com/」は、削除してしまってOKです。
ただし、更新情報サービスを設定しなくても、サイトのインデックスや検索順位にはさほど影響がないので、無理に設定しなくても大丈夫です。
設定ができたら、左下にある「変更を保存」をクリックして設定を保存しましょう。
以上で、投稿設定は完了です。
STEP③:表示設定
「表示設定」では、サイトの表示に関する設定ができます。
- ホームページの表示
- 1ページに表示する最大投稿数
- RSS/Atom フィードで表示する最新の投稿数
- フィードの各投稿に含める内容
- 検索エンジンでの表示
上記で変更すべきなのは、「1ページに表示する最大投稿数」と「フィードの各投稿に含める内容」になります。
表示設定は、WordPressの管理画面から「設定」→「表示設定」をクリックして、変更していきます。
「設定」→「表示設定」をクリック
1ページに表示する最大投稿数
1ページに表示する最大投稿数では、トップページに表示される投稿の件数を決めることができます。
1ページに表示する最大投稿数の設定画面
表示する件数を多くすることで、たくさん記事を見てもらえますが、あまり多すぎるとサイトの表示速度が低下してしまうので注意が必要です。
なので、「1ページに表示する最大投稿数」は、10前後で設定するのがおすすめです。
フィードの各投稿に含める内容
フィードの各投稿に含める内容では、ブログの更新を知らせる情報として、全文を表示させるか、抜粋を表示するかを決めることができます。
フィードの各投稿に含める内容の設定画面
RSSフィードに「全文を表示」してしまうと、この情報をもとにして悪意のあるコピーサイトを作ることができてしまいます。
なので、これを防ぐためにも「抜粋」にすることがおすすめです。
設定ができたら、左下にある「変更を保存」をクリックして設定を保存しましょう。
以上で、表示設定は完了です。
STEP④:ディスカッション設定
「ディスカッション設定」では、読者からのコメントなどの管理に関する設定ができます。
- デフォルトの投稿設定
- 他のコメントの設定
- 自分宛のメール通知
- コメント表示条件
- アバター
ディスカッション設定は、WordPressの管理画面から、「設定」→「ディスカッション」をクリックして、変更していきます。
「設定」→「ディスカッション」をクリック
デフォルトの投稿設定
デフォルトの投稿設定では、ブログ記事からのリンクに対して通知をするかどうかの設定などがおこなえます。
- 投稿中からリンクしたすべてのブログへの通知を試みる自分のサイトにリンクを貼ったときに、相手サイトに通知を送るかどうか。
- 新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける他のサイトからリンクを貼られたときに、あなたに通知が届くかどうか。
- 新しい投稿へのコメントを許可読者からのコメントを受け取るかどうか。
下記のように、「新しい投稿に対し他のブログからの通知 (ピンバック・トラックバック) を受け付ける」と「新しい投稿へのコメントを許可」の2つにチェックを入れておけばOKです。
デフォルトの投稿設定の画面
他のコメントの設定
他のコメントの設定では、ブログ記事のコメントに関する設定がおこなえます。
下記のように、「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」と「コメントを5階層までのスレッド (入れ子) 形式にする」の2つにチェックを入れておけばOKです。
他のコメントの設定画面
スパムコメントを防止するためにも、「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」には必ずチェックを入れましょう。
名前・メールアドレス・サイトURLをCookieに保存
自分宛のメール通知
自分宛のメール通知では、コメントがあったときにメールで通知するかの設定がおこなえます。
下記のように、「コメントが投稿されたとき」と「コメントがモデレーションのために保留されたとき」の2つにチェックを入れておけばOKです。
自分宛のメール通知設定の画面
コメント表示条件
コメント表示条件では、コメントの承認を自動にするか手動にするかを設定することができます。
コメント表示条件の設定画面
スパムコメント対策をするためにも、コメントは手動で承認することがおすすめします。
アバター
アバターでは、コメント欄に表示される画像の設定がおこなえます。
下記のように、「アバターを表示する」にチェックを入れておけばOKです。
アバターの設定画面
設定ができたら、左下にある「変更を保存」をクリックして設定を保存しましょう。
以上で、ディスカッションの設定は完了です。
STEP⑤:メディア設定
「メディア設定」では、ブログ内で使用する画像のサイズを設定することができます。
- 画像サイズ
- ファイルアップロード
メディア設定は、WordPressの管理画面から、「設定」→「メディア」をクリックして、変更していきます。
「設定」→「メディア」をクリック
画像サイズ
画像サイズでは、サムネイルのサイズ、中サイズ、大サイズを設定することができます。
画像サイズの設定画面
投稿する記事の中で画像を貼り付けるときに、上記のサイズから選択できるので便利です。
とくにこだわりがなければ、初期状態のままで問題ありません。
ファイルアップロード
ファイルアップロードでは、アップロードした画像ファイルをフォルダ分けするか、しないかを設定することができます。
ファイルアップロードの設定画面
「アップロードしたファイルを年月ベースのフォルダーに整理」にチェックをすることで、年月に分けてフォルダ管理をするようになります。
チェックあり | https://サイトのURL/wp-content/uploads/年/月/image.jpg |
---|---|
チェックなし | https://サイトのURL/wp-content/uploads/image.jpg |
画像ファイルが増えてくると、一箇所にファイルがまとめっているよりも、フォルダ分けされていた方が管理やバックアップが楽にできるのでおすすめです。
設定ができたら、左下にある「変更を保存」をクリックして設定を保存しましょう。
以上で、メディアの設定は完了です。
STEP⑥:パーマリンク設定
「パーマリンク設定」では、投稿した記事につけられるURLのパターンを設定することができます。
パーマリンクは、途中で変更するとSEO的にマイナスになってしまうので、最初にきちんと設定していきましょう。
パーマリンク設定は、WordPressの管理画面から、「設定」→「パーマリンク」をクリックして、変更していきます。
「設定」→「パーマリンク」
パーマリンク
パーマリンク設定の画面
共通設定の中から「投稿名」をクリックします。
その下にあるカスタム構造が「/%postname%/」になっていることを確認する。
設定ができたら、左下にある「変更を保存」をクリックする。
STEP⑦:プライバシー設定
「プライバシー設定」では、プライバシーポリシーを作成することができます。
プライバシー設定の画面
ただし、プライバシー設定で作成できる「プライバシーポリシー」は、ブログの運営に適した内容になっていないため、この機能で作るのではなく手動で固定ページから作成していきましょう。
以上で、WordPressの初期設定は完了です。
続いて、初期設定ができた後にすることをご紹介していきます。
初期設定ができた後にすること7つ
初期設定ができた後にすること7つ
WordPressの初期設定ができた後にすることには、下記のようなことがあげられます。
- WordPressテーマの設定
- カテゴリーの設定
- プラグインの導入
- 不要な投稿を削除
- お問い合わせフォームの設置
- サイトマップの設置
- アナリティクス・サーチコンソールの設定
それでは、1つずつ解説していきます。
①:WordPressテーマの設定
WordPressテーマは、ブログのデザインや便利な機能が使えるようになるテンプレートです。
テーマには、無料と有料の2種類があります。
もしブログで稼ぎたいと考えているなら、有料のテーマを導入することをおすすめします。
有料テーマは、デザインが綺麗でありながら、ブログの記事作成がはかどる便利な機能が豊富にそろっているので、HTMLやCSSの知識がなくても簡単にカスタマイズすることができ、記事作成がはかどります。
そのため、成果を出している多くのブロガーは有料テーマを使用しています。
【有料】WordPressテーマのおすすめ
人気のおすすめ有料テーマは下記の5つになります。
- SWELL(スウェル)
:最新エディタ完全対応のシンプルで美しいデザイン
- AFFINGER6(アフィンガー6):稼ぐことに特化した高機能なテーマ
- THE THOR(ザ・トール)
:洗練されたおしゃれなデザイン
- SANGO(サンゴ):マテリアルデザインを利用した心地よいデザイン
- THE SONIC(ソニック):サブスク型の収益化のノウハウを凝縮したテーマ
下記の記事でおすすめのWordPressテーマを紹介しているので、よかったら参考にしてみて下さい。
②:カテゴリーの設定
カテゴリーは、記事を内容ごとに分類して、グループ化するのに便利です。
カテゴリー分けすることで、読者が興味ある記事を見つけやすくなるので、ユーザーの利便性が向上します。
カテゴリーの設定は、WordPressの管理画面から、「投稿」→「カテゴリー」をクリックして、おこなっていきます。
「投稿」→「カテゴリー」をクリック
カテゴリーを追加するには、名前に「カテゴリー名」を入力して、スラッグに「URL」を入力して、「新規カテゴリーを追加」をクリックしてカテゴリーを追加します。
カテゴリーの設定画面
カテゴリーを設定して、記事を見つけやすい構造にしていきましょう。
③:プラグインの導入
プラグインは、簡単にWordPressの機能を拡張することができるアプリのようなものです。
WordPressやテーマにない機能を追加できるので、これを利用しない手はないです。
- Akismet:スパムコメント対策
- BBQ Firewall:ファイアウォール機能を追加(軽量で他のプラグインと競合しない)
- UpdraftPlus:ブログのバックアップ
- SEO SIMPLE PACK:シンプルなSEO対策
- XML Sitemap & Google News:サイトマップ送信
- XO Security:ログインのセキュリティ強化
- Rinker:Amazonなどの広告リンクを簡単に作成
- Contact Form by WPForms:お問い合わせフォーム作成
- Broken Link Checker:リンク切れを通知
- WebP Converter for Media:対応するブラウザでWebPを表示
- WP Revisions Control:リビジョンの制御
- WP Multibyte Patch:日本語の文字化けを防ぐ
下記の記事でおすすめのプラグインを紹介しているので、よかったら参考にしてみて下さい。
④:不要な投稿を削除
デフォルトで投稿されている「Hello world!」の投稿を削除しましょう。
不要な投稿を削除する
WordPressの管理画面から、「投稿」→「投稿一覧」をクリックして、「ゴミ箱へ移動」をクリックします。
不要な投稿を完全に削除する
「ゴミ箱」→「完全に削除する」をクリックして、Hello world!を完全に削除します。
⑤:お問い合わせフォームの設置
お問い合わせフォームの設置して、読者や企業からの質問などをもらう窓口を作りましょう。
ブログ運営をするうえで、お問い合わせフォームが必要な理由は、下記のようなことがあげられます。
- なにかあったときに連絡手段になる
- 企業からの広告オファーにつながる
- アフィリエイト広告サービスの審査に受かりやすくなる
お問い合わせフォームの設置については、下記の記事で紹介しているのでチェックしてみてください。
⑥:サイトマップの設置
サイトマップとは、サイト内にどんな記事があるのか、ページリンクをまとめたものになります。
サイトマップには、下記の2種類があります。
- HTMLサイトマップ:読者に向けて、サイト内の記事を伝えるためのサイトマップ
- XMLサイトマップ:Googleに向けて、サイト構造を伝えるためのサイトマップ
サイトマップを設置することで、「読者」や「Googleなどの検索エンジン」にブログ構造を伝えやすくすることができます。
サイトマップの設置については、下記の記事で紹介しているのでチェックしてみてください。
⑦:Googleアナリティクス・サーチコンソールの設定
ブログの改善に役立つさまざまな情報を得られる「アクセス解析ツール」も導入していきましょう。
Googleサーチコンソール | ユーザーがブログに訪れる前の分析をするツール |
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Googleアナリティクス | ユーザーがブログに訪れた後の分析をするツール |
Googleアナリティクスとサーチコンソールの設定については、下記の記事で紹介しているのでチェックしてみてください。
まとめ(WordPressの初期設定)
どうですか、WordPressの初期設定をうまく設定することはできましたか?
この記事を通して、少しでもあなたのブログライフが有意義なものになったら幸いです。
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
こちらの記事もどうぞ
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- ブログ記事の書き方
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