中山七里おすすめ小説【ジャンル別】まず読むならコレ

中山七里おすすめ小説【ジャンル別】まず読むならコレ

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

どんでん返しの帝王」と呼ばれ、音楽ミステリーに、法廷ものから、ダークサスペンスにと幅広い作風で、ドラマ化や映画化にと近年とくに話題の作家。

今回はそんな、中山七里さんの本の中から『おすすめ小説』をジャンル別にてご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

もくじ
シリーズ小説 ドラマ化小説
映画化小説

 

中山七里おすすめ小説【ジャンル別】

中山七里さんは、1961年12月16日生まれの岐阜県出身。幼い頃から、どこへいっても常に本を読んでいる子どもで、有名なミステリーを読みあさる日々を過ごしていた。

高校のころから創作をするようになり、大学時代には江戸川乱歩賞の予選を通過するも、2次選考で落選している。その後、就職を機に創作から離れた。

2006年にファンであった島田荘司のサイン会にいき、再び執筆を20年ぶりに開始しすることに。その時の『魔女は甦る』を「このミステリーがすごい!」大賞に応募したが、最終審査にまでいも落選。2009年に、『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞して、48歳での小説家デビューしています。

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シリーズ小説

「岬洋介」シリーズ

さよならドビュッシー』『おやすみラフマニノフ』『さよならドビュッシー前奏曲』『いつまでもショパン』『どこかでベートーヴェン』『もういちどベートーヴェン』『合唱 岬洋介の帰還』の7作がシリーズ作品。

『さよならドビュッシー』

あらすじ

ピアニスト志望である16歳の遙。ある日、祖父と従姉妹とともに火事に遭遇してしまう。ひとりだけ生き残ったが、全身大やけどを負ってしまう。

そんな状況においてもピアニストの夢に向かって、コンクール優勝を目指して厳しいレッスンに挑んでいく。だが、遙の周囲では不可解なできごとが相次いでおこり、やがては殺人事件までも…。

おすすめポイント

ピアニストを目指す16歳の少女に降りかかる試練。それでも音楽と向き合い成長していく姿と、その裏で見え隠れする不穏な空気に、知らず知らずのうちに引き込まれていく。

さまざまな逆境に立ち向かい、ひたむきに音楽に打ち込む少女に、心を奪われてしまう音楽ミステリー。

「御子柴礼司」シリーズ

贖罪の奏鳴曲』『追憶の夜想曲』『恩讐の鎮魂曲』『悪徳の輪舞曲』『復讐の協奏曲』の5作がシリーズ作品。

『贖罪の奏鳴曲』

あらすじ

ある晩、全裸の記者の死体が発見された。捜査にあたる警察は、死体の不審なところがあることに気づく。その頃、被告に多額の報酬を要求する悪辣弁護士として有名な御子柴礼司は、3億円の保険金殺人事件で、容疑者とされる人物の弁護を担当していた。

やがて、警察は御子柴に疑いの目を向けるのだが、彼には鉄壁のアリバイがあり…。

おすすめポイント

冷静沈着でいて敏腕であるが、依頼人から法外な報酬を要求する悪徳弁護士の御子柴。金のためには手段も選ばない彼だが、暗い過去を背負っており、時折顔を覗かせるその一面に惹きつけられてしまう。また、御子柴と警察の言葉巧みな駆け引きも、本作の見どころの一つになっている。

犯した罪の償いについて考えさせられながらも、法廷での対決に真相にと、息もつかせぬ展開に目が離せなくなる作品。

「刑事犬養隼人」シリーズ

切り裂きジャックの告白』『七色の毒』『ハーメルンの誘拐魔』『ドクター・デスの遺産』『カインの傲慢』『ラスプーチンの庭』の6作がシリーズ作品。

『切り裂きジャックの告白』

あらすじ

都内の公園で、臓器のなくなった女性の遺体が見つかった。やがて、テレビ局に「切り裂きジャック」と名乗るものから犯行声明文が送られてくる。マスコミの報道に世間が混乱するなか、立て続けに事件が発生していく。

被害者に接点を見いだせずにいたが、警視庁捜査一課の犬養隼人たちの捜査により、被害者たちの共通点としてある人物が浮上するのだが…。

おすすめポイント

猟奇殺人から浮かび上がってくる臓器移植が抱える闇。賛否の分かれる重たいテーマを絡めながら、臓器移植に関わる人びとの心情の複雑な思いが伝わり、読み手もこの問題を考えずにいられない。もし、自分の身内が同じ状況になったらどうすべきか、考えを巡らせてしまう。

連続殺人の裏に隠された臓器移植をめぐる問題に、自分なりの答えを探しだすきっかけを与えてくれる物語。

「ヒポクラテスの誓い」シリーズ

ヒポクラテスの誓い』『ヒポクラテスの憂鬱』『ヒポクラテスの試練』の3作がシリーズ作品。

『ヒポクラテスの誓い』

あらすじ

浦和医大の法医学教室に、単位が足りずに入ることになった研修医の栂野真琴。彼女を出迎えたのは、法医学の権威である光崎藤次郎教授と、死体好きな外国人准教授キャシーであった。性格に難のあるが、光崎の信念を目の当たりにし、徐々に真琴は法医学にのめり込んでいく。

事件性のないように思える凍死や事故死など、強引に解剖をしていく光崎。はたして、そこから導きだされる真相とは…。

おすすめポイント

さまざまな遺体に隠された真相を解剖によって暴いていく法医学ミステリーの本作。口は悪いが腕は確かな光崎教授に、死体と事件が大好きなキャシー先生にと個性豊かな面々に、飽きさせないストーリーになっている。また、真琴の研修医として成長していく姿も一つの見どころでもある。

死んだ者の声に耳を傾け、隠された意外な真相を導きだしていく過程に、胸のすく爽快さを堪能できる作品。

「毒島」シリーズ

作家刑事毒島』『毒島刑事最後の事件』の2作がシリーズ作品。

『作家刑事毒島』

あらすじ

刑事の明日香は、殺人事件を解決するアドバイスを仰ぐため神保町の書斎をおとずれた。彼女の前にあらわれたのは、流行作家の毒島。温厚な笑顔とは裏腹に、性格の歪んだ皮肉屋であった。

捜査をするなかで浮かび上がったのは、巨匠病にかかった新人作家、手段を選ばないヒットメーカーの編集者、ストーカーまがいに熱狂する読者。冴える推理力と鋭い毒舌を駆使して、犯人を追い詰めるのだが…。

おすすめポイント

出版業界にまつわる事件に、辛辣な言葉をはなつ毒島が挑んでいく。出版業界にはびこる変人に皮肉を浴びせる濃すぎるキャラの毒島に魅了されつつ、出版業界の裏側を覗き見できたようなリアルさを味わえる。

本に携わる人びとに切り込んでいく、ブラックユーモアあふれる毒島がクセになり、痛快な気分にさせられる作品集。

 

ドラマ化小説

『テミスの剣』

あらすじ

昭和59年、豪雨の夜に不動産会社を経営している夫婦が殺させた。ベテラン刑事の鳴海とともに若手刑事の渡瀬が捜査にあたる。ふたりは楠木青年を犯人とにらんで、苛烈な聴取をし自供を得たが、裁判では供述をひるがえした楠木。その後、死刑判決が確定するも、楠木は自殺をしてしまう。

事件から5年ののち、渡瀬は真犯人がいたことに気づく。警察内の妨害に苛まれながらも、彼はひとり過去の事件を洗い直していくのだが…。

おすすめポイント

自白強要による冤罪をあつかった本作。渡瀬刑事が過去にした償うことのできない過ちに葛藤するも、けじめをつけるべく邁進していく。組織の論理に抗いながら、己の正義を貫くことする姿に、感情移入させられ魅せられしまう。

警察に司法制度の闇に切り込むひとりの刑事が立ち向かい奔走するさまに、胸を高鳴らせてしまう物語。

『連続殺人鬼カエル男』

あらすじ

マンションの13階からフックでぶら下げられた女性の死体が発見された。そばには子供が書いたような犯行声明文が残されていた。警察の捜査に進展がないなかで、次々に発生していく事件にパニックになる街の住人たち。

街を恐怖と混乱におとしいれた犯人の目的とは一体なんなのか。刑事である古手川と渡瀬コンビが、連続殺人鬼「カエル男」の正体を暴くため追っていくのだが…。

おすすめポイント

残虐なまでの手口による猟奇的な殺人事件。グロテスクな描写におののきながらも、次々に展開される予想のつかないできごとに惹きつけられていく。また、心神喪失者による罪に問わないとする刑法39条については、司法が抱える問題を訴えかけてくるものがある。

異常さが際立っているカエル男、それに踊らされる警察に民衆、予想つかないラストにただただ騙される。

『セイレーンの懺悔』

あらすじ

度重なる不祥事により番組継続の危機に直面している帝都テレビ「アフタヌーンJAPAN」。配属2年目の朝倉多香美は、起死回生のスクープを狙って里谷太一と奔走していく。そんなとき、葛飾区で女子高生誘拐事件が発生した。警察を尾行していた多香美は、廃工場で無惨に顔を焼かれた女子高生の遺体を目撃する。

クラスメイトへの取材から、被害者がいじめられていたという証言から、少年少女のグループが浮かび上がってきた。やがて、多香美は警察が公表できない真実にたどり着くのだが…。

おすすめポイント

低迷する番組を打開すべく奔走する、新米記者の朝倉。青臭くて正義感を前面に押しだした彼女が、直面するあやまちに悩んで自問自答しながらも、報道記者として成長していく。そんな彼女をとおして、報道を取り扱うメディアのあり方を問いただしている。

マスコミが抱える闇に切り込んで、報道の怖さと難しさに胸を痛めつつも、仕事をする上で大切さな想像力の重要性を感じさせてくれる物語。

 

映画化小説

『ドクター・デスの遺産』

あらすじ

ある日、警視庁にひとりの少年から通報が入った。突如として自宅にやってきた見知らぬ医師に、父親が注射をされたのち息を引き取ったというのだ。その死に疑問を抱いた捜査一課の犬養刑事は、捜査をはじめ少年の母親が「ドクター・デス」と呼べれる医師に接触していたことを突き止めた。

しかし、難航する捜査を嘲笑うかのごとく、同じような事件が全国各地で発生していく。安らかで苦痛のない死を提供する医師は、はたして何者なのか…。

おすすめポイント

安楽死の是非をテーマにした本作。治る見込みもなく死を待つだけの身であったなら、苦しまずに家族に負担をかけずにしたい。そう願う患者に安らぎを与える謎の医師ドクター・デス。刑事として犯人を追いながら、病気で療養中の娘をもつ親として死ぬ権利に葛藤する彼に感情移入させられ、正解のない問いに考えを巡らせてしまう。

患者、刑事、犯人、それぞれの視点から見据える、安楽死という死を選ぶ権利に、己の倫理観をためされる作品。

『護られなかった者たちへ』

あらすじ

仙台市のアパートで、手足や口の自由を奪われた状態の餓死した遺体が発見される。被害者は、福祉保健事務所の三雲忠勝で人格者とされ、怨恨の可能性は低いとされた。捜査は手がかりをつかめずに難航していた。

死体が発見される数日前に、模範囚のある男が出所していた。その男は、過去のあるできごとに関係する人物を迫っていくのだが…。

おすすめポイント

生活保護をめぐり人生を狂わされた者たち。それぞれに立場があり、一概に善悪を決められない難しさも見えてくる。また、社会福祉の矛盾とともに、護られなかった人びとの痛みと哀しみが伝わり、胸にしみるものがある。

生活保護に一石を投じる本作に、社会保障のあり方を考えさせられつつも、心に訴えてくるものがある物語。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

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