こんにちは! 展開がまったく読めないネイネイ(@NEYNEYx2)です。
今回は、中山七里さんの新刊&文庫本情報や、デビュー作品から現在までに出版された全作品一覧をご紹介します。
まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。
MEMO
単行本と文庫本など、複数出版されている場合は、最初に発売された日を出版日としています。また、アンソロジーや雑誌掲載のみの作品等は、除いておりますのでご了承ください。
「中山七里」新刊&文庫本の情報
単行本の新刊情報
『殺戮の狂詩曲』
(2023年3月29日)
高級老人ホームで発生した、令和最悪の凶悪殺人事件。好人物を装っていた介護職員の心中に渦巻く邪悪。最低な被疑者への弁護を名乗り出た悪評塗れの弁護士・御子柴礼司が、胸に秘める驚愕の企みとはいったい? ミステリーという技法を用いることによってのみ可能な、命あるものへの賛歌である。ドラマ「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲」原作「御子柴弁護士」シリーズ第6弾。
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『祝祭のハングマン』
(2023年1月10日)
警視庁捜査一課の瑠衣は、中堅ゼネコン課長の父と暮らす。ある日、父の同僚が交通事故で死亡するが、事故ではなく殺人と思われた。さらに別の課長が駅構内で転落死、そして父も工事現場で亡くなる。追い打ちをかけるように瑠衣の許へやってきた地検特捜部は、死亡した3人に裏金作りの嫌疑がかかっているという。父は会社に利用された挙げ句、殺されたのではないか。だが証拠はない……。疑心に駆られる瑠衣の前に、私立探偵の鳥海(とかい)が現れる。彼の話を聞いた瑠衣の全身に、震えが走った――。
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『特殊清掃人』
(2022年11月7日)
誰もいなくなった部屋にこそ、住んでいた者の嘘のない生きざまが現れる──。特殊清掃業者〈エンドクリーナー〉には、日々、様々な依頼が押し寄せる。彼らの仕事をとおして、死者が抱えていた様々な事情が浮かび上がる。『護られなかった者たちへ』の著者が贈るヒューマン・ミステリー。
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『作家刑事毒島の嘲笑』
(2022年7月21日)
保守系の刊行物で有名な出版社に、何者かが火を放った。公安一課の淡海奨務は、左翼集団の犯行とみて捜査を開始する。そこで出会ったのは同じく事件を追う作家兼業の名物刑事・毒島真理。虫も殺さぬような風貌とは裏腹に、毒島は容赦ない口撃で犯人を徹底的に追い詰める。淡海はその姿にたじろぎつつも、行動を共にすることに。間もなくネットに公開された「急進革マル派」を名乗る過激派の声明。果たして事件は大量殺人の予兆なのか? どんでん返しの帝王がおくるノンストップミステリ!
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『棘の家』
(2022年5月31日)
クラスで起きているいじめについて相談を受けた中学教師の真木。学校の校長が我が校にいじめはないと言い張っているため、その証拠の写真を消すように生徒に命じた。そんなある日、真木の小学校六年生の娘が学校の窓から飛び降りた。けがを負った娘の陽菜。飛び降りの理由もまたいじめだった。しかし、学校はやはりいじめを認めない。
いじめを認めたくない教師から、いじめを認めさせたい親に立場が一転した真木。父親として真木は、娘のいじめについて認めない学校に業を煮やし加害者児童の名前を告発。そんな中、加害者児童が死体となって発見。真木の息子が容疑者として警察に連行される。子供を亡くした加害者児童の親に「殺人犯の親」と罵られた真木は──。
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『人面島』
(2022年3月18日)
相続鑑定士の三津木六兵の肩には人面瘡が寄生している。毒舌ながら頭脳明晰なその怪異を、六兵は「ジンさん」と呼び、頼れる友人としてきた。ある日、六兵が派遣されたのは長崎にある島、通称「人面島」。村長の鴇川行平が死亡したため財産の鑑定を行う。島の歴史を聞いた六兵は驚く。ここには今も隠れキリシタンが住み、さらに平戸藩が溜め込んだ財宝が埋蔵されている伝説があるという。
一方、鴇川家にも複雑な事情があった。行平には前妻との間に長男・匠太郎と後妻との間に次男・範次郎がいる。だが二人には過去に女性をめぐる事件があり、今もいがみ合う仲。さらに前妻の父は島民が帰依する神社の宮司、後妻の父は主要産業を統べる漁業組合長である。そんななか、宮司は孫の匠太郎に職を継ぐべく儀式を行う。深夜まで祝詞を上げる声が途切れたと思いきや、密室となった祈祷所で死んでいる匠太郎が発見された。ジンさんは言う。「家族間の争いは醜ければ醜いほど、派手なら派手なほど面白い。ああ、わくわくするなあ」戸惑いながらも六兵は調査を進めるが、第二の殺人事件が起きて――。
毒舌人面瘡のジンさん&ポンコツ相続鑑定士ヒョーロク、今度は孤島の密室殺人に挑む!
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『鑑定人 氏家京太郎』
(2022年1月20日)
民間の科学捜査鑑定所〈氏家鑑定センター〉。所長の氏家は、女子大生3人を惨殺したとされる猟奇殺人犯の弁護士から再鑑定の依頼を受ける。容疑者の男は、2人の殺害は認めるが、もう1人への犯行は否認している。相対する警視庁科捜研との火花が散る中、裁判の行く末は――。
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- 『おわかれはモーツァルト』宝島社 2021年12月18日
- 『嗤う淑女 二人』実業之日本社 2021年9月
- 『能面検事の奮迅』祥伝社 2021年7月
- 『ヒポクラテスの悔恨』祥伝社 2021年5月
- 『ラスプーチンの庭』祥伝社 2021年1月
- 『境界線』NHK出版 2020年12月
- 『復讐の協奏曲 – 御子柴礼司』講談社 2020年11月
- 『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』文藝春秋 2020年10月
- 『隣はシリアルキラー』集英社 2020年9月
- 『テロリストの家』双葉社 2020年8月
- 『毒島刑事最後の事件』幻冬舎 2020年7月
- 『ヒポクラテスの試練』祥伝社 2020年6月
- 『カインの傲慢』KADOKAWA 2020年5月
- 『合唱 岬洋介の帰還』宝島社 2020年4月
- 『夜がどれほど暗くても』角川春樹事務所 2020年3月
- 『帝都地下迷宮』PHP研究所 2020年2月
- 『騒がしい楽園』朝日新聞出版 2020年1月
文庫本の新刊情報
『隣はシリアルキラー』
(2023年4月20日)
ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。ざああああっ――。深夜2:20、神足友哉は、今日もアパートの隣室から聞こえてくる不気味な物音で起こされた。ふと、隣人の徐浩然(スーハオラン)が死体を解体する姿を妄想する彼だったが、近所で遺体の一部が発見されたことで現実味を帯びる。気になった彼は、真夜中に部屋から出た徐を尾行すると、想像を絶する恐ろしい展開に。五感から震え上がるような体験を提供するホラーミステリー。
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『復讐の協奏曲』
(2023年2月15日)
30年前に少女を惨殺した過去を持つ弁護士・御子柴礼司。事務所に〈この国のジャスティス〉と名乗る者の呼びかけに応じた800人以上からの懲戒請求書が届く。処理に忙殺されるなか、事務員の洋子は、外資系コンサルタント・知原と夕食をともにした。がしかし、翌朝、知原は遺体で見つかり、凶器に残った指紋から洋子が殺人容疑で逮捕された。洋子の弁護を引き受けた御子柴は、洋子がみずからと同じ地域出身であることを知り……。
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『騒がしい楽園』
(2022年12月7日)
都内の幼稚園へ赴任してきた神尾舞子。騒音や待機児童など様々な問題への対応を迫られる中、園の生き物が何者かに惨殺される事件が立て続けに起き、やがて事態は最悪の方向へ──。『闘う君の唄を』に連なる、シリーズ第2弾。
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『毒島刑事最後の事件』
(2022年10月6日)
刑事・毒島は警視庁随一の検挙率を誇るが、出世には興味がない。犯人を追うことに何よりも生きがいを覚え、仲間内では一を話せば十を返す能弁で煙たがられている。そんな異色の名刑事が、今日も巧みな心理戦で犯人を追い詰める。大手町の連続殺人、出版社の連続爆破、女性を狙った硫酸攻撃……。捜査の中で見え隠れする<教授>とは一体何者なのか?かつてない強敵との勝負の行方は――。手に汗握るノンストップミステリ!
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『カインの傲慢 刑事犬養隼人』
(2022年6月10日)
臓器を抜き取られ傷口を雑に縫合された死体が、都内で相次いで発見された。司法解剖と捜査の結果、被害者はみな貧しい環境で育った少年で、最初に見つかった一人は中国からやってきたばかりだと判明する。彼らの身にいったい何が起こったのか。
臓器売買、貧困家庭、非行少年……。いくつもの社会問題が複雑に絡み合う事件に、孤高の敏腕刑事・犬養隼人と相棒の高千穂明日香が挑む。社会派×どんでん返しの人気警察医療ミステリシリーズ第5弾!
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『死にゆく者の祈り』
(2022年3月28日)
何故、お前が死刑囚に――。教誨師の高輪顕真が拘置所で出会った男、関根要一。それはかつて、雪山で遭難した彼を命懸けで救ってくれた友だった。本当に彼が殺人を犯したのか。若い男女二人を無残に刺殺したのか……。調べれば調べるほど浮かび上がる、不可解な謎。無実の罪で絞首台に向かう友が、護りたいものとは――。無情にも迫る死刑執行の刻、果たして教誨師の執念は友の魂を救えるのか。人気沸騰中の“どんでん返しの帝王”による、予測不能・急転直下のタイムリミット・サスペンス!!
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『人面瘡探偵』
(2022年2月4日)
三津木六兵には秘密がある。子供の頃に負った右肩の怪我、その傷痕がある日突然しゃべりだしたのだ。人面瘡という怪異であるそれを三津木は「ジンさん」と呼び、いつしか頼れる友人となっていった。
そして現在、相続鑑定人となった三津木に調査依頼が入る。信州随一の山林王である本城家の当主・蔵之助の死に際し遺産分割協議を行うという。相続人は尊大な態度の長男・武一郎、享楽主義者の次男・孝次、本城家の良心と目される三男・悦三、知的障害のある息子と出戻ってきた長女・沙夜子の四人。さらに家政婦の久瑠実、料理人の沢崎、顧問弁護士の柊など一癖ある人々が待ち構える。
家父長制度が色濃く残る本城家で分割協議がすんなり進むはずがない。財産の多くを占める山林に希少な鉱物資源が眠ることが判明した夜、蔵が火事に遭う。翌日、焼け跡から武一郎夫婦の焼死体が発見された。さらに孝次は水車小屋で不可解な死を遂げ……。
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- 『ヒポクラテスの試練』祥伝社文庫 2021年12月
- 『ふたたび嗤う淑女』実業之日本社文庫 2021年8月
- 『護られなかった者たちへ』宝島社文庫 2021年7月
- 『合唱 岬洋介の帰還』宝島社文庫 2021年6月
- 『TAS 特別師弟捜査員』集英社文庫 2021年4月
- 『静おばあちゃんと要介護探偵』文春文庫 2021年2月
- 『能面検事』光文社文庫 2020年12月
- 『笑え、シャイロック』角川文庫 2020年10月
- 『夜がどれほど暗くても』ハルキ文庫 2020年9月
- 『セイレーンの懺悔』小学館文庫 2020年8月
- 『逃亡刑事』PHP文芸文庫 2020年6月
- 『もういちどベートーヴェン』宝島社文庫 2020年4月
- 『ネメシスの使者』文春文庫 2020年2月
「中山七里」作品一覧【年代別】
2023年~2020年
2019年~2015年
2014年~2010年
エッセイ
まとめ
どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?
この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
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