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森沢明夫おすすめ小説【ジャンル別】まず読むならコレ

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こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

やさしく心を癒してくれるものや、なんでもない日常がとても愛おしく感じさせてくれる小説。

今回はそんな、森沢明夫さんの本の中から『おすすめ小説』をジャンル別にてご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

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森沢明夫おすすめ小説【ジャンル別】

森沢明夫さんは、1969年9月20日生まれの千葉県出身。

吉永小百合さん主演の『虹の岬の喫茶店』、高倉健さん主演の『あなたへ』、有村架純さん主演の『夏美のホタル』などが映画化されて話題となり、ベストセラーになっています。

心温まる作品が多く、疲れた心をやさしく癒され、悩みにそっと寄り添うよう言葉が心に響いてきます。

「森沢明夫」作品一覧のすべて!【新刊&文庫本を紹介】

 

癒やし系小説

『大事なことほど小声でささやく』

あらすじ

身長2メートルを越えるマッチョなオカマのゴンママ。昼はジムで体を鍛えて、夜にはジムの仲間がおとずれるスナックを営んでいる。彼女の周りには、変わり者たちが集まり、彼らの悩みにそったカクテルを提供する。

いつも陽気でいるゴンママだが、ふと独りで生きる不安に苛まれる。そんな彼女を救うのは、過去に励ました人びとへの自分の言葉であった。

おすすめポイント

スナックひばりを営んでいるゴンママ。ジム仲間が集まるそのスナックでは、それぞれの心に抱えた悩みにそっと寄り添ったカクテルと言葉をふるまう。そんな姿に、笑わせられ、ホロリとさせられながらも、心をほっこりさせられる。

ジムに通う常連客たちが疲れた心を癒すその場所に、明日への活力をわけてもらえる物語。

『エミリの小さな包丁』

あらすじ

恋人に騙されて、仕事とお金、居場所さえも失ってしまった25歳のエミリ。数10年ぶりに再開した祖父の家に転がり込んだが、慣れない田舎の海辺の暮らしに悩まされていた。

そんな心に傷を抱えた彼女を救ったのは、祖父の手料理と周囲の人びとの優しさだった。家族とともに食卓を囲みながら普通の幸せにふれ、少しずつエミリに変化がおきはじめていた…。

おすすめポイント

すべてに疲れ果て、この身一つで田舎のおじいちゃんの家に転がり込んだエミリ。一緒に台所に立って、料理を作り食すことで、傷ついた心を少しずつ癒していく。海辺の人びとの温かさや、他人を思いやる気持ちに、読者の心も洗われる。

都会から逃げるようにやってきた田舎で、過去を受けいれ新たな一歩を踏みだそうとする姿に、自分を見つめなおすことの大切さを感じさせられる作品。

『キッチン風見鶏』

あらすじ

三代にわたり続いている老舗洋食屋「キッチン風見鶏」。じっくりと手をかける熟成肉料理が、おすすめだ。ウエイターの坂田翔平は、幽霊が見えてしまう悩みがある。一人ひとりのお客さんに寄り添った料理が好評なオーナーシェフの鳥居絵里は、家族の健康を気にかけ空元気ながらも奮闘している。

誰もが将来に不安を抱えているし、人生は寂しいかぎりだ。でも、そんな人生だから自分の心に正直に生きていきたい…。

おすすめポイント

港町で営んでいる老舗洋食屋のキッチン風見鶏。 幽霊が見えてしまう特殊な体質の青年、病を患っている母親、幼き子を育てるシングルファーザーにと、それぞれに生きづらさや問題を抱えている。そんな中で、周りの人たちへの想いや、自分の心にいつわりなく生きようとする大切さが、読み手の心に響いきわたる。

丘の上に佇む洋食屋につどう人びとの溢れるやさしさと、心に沁みる魔法の言葉たちに、幸せをわけてもらえる物語。

『水曜日の手紙』

あらすじ

水曜日のできごとを手紙にして送ると、見知らぬ誰かの日常が綴られた手紙がかわりに届くという、ちょっと不思議なプロジェクトである「水曜日郵便局」。みなが寝静まったころ、日課としている心にたまりし毒を手帳に記していた井村直美は、自分を変えようと、理想とする自分になりきり空想の水曜日を綴って「水曜日郵便局」に手紙をだした。

一方で、絵本作家になる夢をあきらめた今井洋輝もまた水曜日の手紙を書いていた。交わることのなかった二人の手紙が、やがてはそれぞれの運命をも変えはじめて…。

おすすめポイント

水曜日しか開かない郵便局。そこには、水曜日のできごとが綴られた手紙が集められ、まったく知らない誰かのもとに届けられる。そんな手紙をきっかけに、人生に不安を抱えた人びとの心を軽くさせ、前に踏みだす勇気をわけてくれる。

水曜日郵便局から届けられる、会ったことのない相手からの手紙に言葉のもつ力を感じつつ、日常に疲れた心を前向きな気持ちにさせてくれる作品集。

『おいしくて泣くとき』

あらすじ

貧困家庭の子どもたちに、「こども飯」を無料で配っている『大衆食堂かざま』。店の息子で中学生の心也は、「こども飯」を食べにきている幼なじみの夕花が気になっていた。

7月のある日、心也と夕花のふたりは厄介な学級新聞の編集委員を任されたことで、距離を縮めることになり、ある事件に巻き込まれて…。

おすすめポイント

貧しい家庭の子どもに食事を無料で提供する、子ども食堂をめぐり語られる問題の数々。子どもの貧困、ネグレクト、いじめ、にと無力である子どもに辛く苦しい現実に、胸を締めつけられつつも、そっと支えてくれる人びとの優しさに心が救われていく。

子ども食堂を舞台に語られていく人びとの想いに、じんわりと心に沁みる温かさを感じれる物語。

 

シリーズ小説

「青森三部作」シリーズ

津軽百年食堂』『青森ドロップキッカーズ』『ライアの祈り

『津軽百年食堂』

あらすじ

明治時代、津軽の弘前でようやく蕎麦をふるう食堂を開店した賢治。それから月日は過ぎ、四代目になる陽一は、父との確執から地元を離れ、東京で暮らしていた。孤独な生活を送っていた陽一は、運命に導かれるように同郷の七瀬に出逢い、惹かれながらも故郷への思いを募らせていく。

ある日、父が交通事故で入院したことで、久しぶりに帰省をはたした陽一。恋人である七海の語った幼きころの思い出や、祖母のまっすぐな心に触れて、少しずつ陽一の心も変わりはじめて…。

おすすめポイント

津軽の弘前で、明治時代から百年にわたり続く大森食堂。四代目にあたる陽一は、津軽蕎麦をだす食堂を継ぐのか、東京で夢を追うのかで揺れ動いている。将来に葛藤しながらも、恋人への想いと家族のつながりを感じ、人びとの温かさが心に沁みてわたる。

津軽蕎麦を百年という長きにわたり受け継いできた人びとの想いに触れ、優しき心とぬくもりに包まれる作品。

 

ドラマ化小説

『癒し屋キリコの約束』

あらすじ

純喫茶「昭和堂」を営んでいる店主の霧子は、美人ではあるが、ちょっとだらしなく不思議系である。だが、裏稼業である「癒し屋」では、依頼される人びとの悩みを奇想天外な方法で解決する敏腕だ。

そんなある日、彼女のもとに殺人予告が届いた。これをきっかけに、霧子は過去と向き合うことになるが…。

おすすめポイント

昭和堂の店主である霧子は、「癒し屋」を裏家業にしている。店にくる常連たちの抱える悩みや苦しみを突拍子もない方法で解決していく。霧子の心に響きわたる言葉の数々に、胸いっぱいにさせられる。

喫茶店をおとずれる人びとの悩みをとおして、自分なりの幸せな人生を送ることの大切さに気づかせてくれる物語。

 

映画化小説

『虹の岬の喫茶店』

あらすじ

小さな岬の先端にたたずむ喫茶店。そこでは美味しいコーヒーとともに、お客さんの人生に寄り添ってくれる音楽を選曲してくれるおばあさんがいる。ときどき窓から海を眺め、彼女はひとりで店をまわしていた。

心に傷を抱えた人びとが、店に引き寄せられるように集まってくる。店をおとずれたことで、彼らの人生が少しずつ変化していき…。

おすすめポイント

おばあさんが営んでいる岬にある喫茶店。そこに集まる人びとは、心に傷を抱えていた。妻を亡くしたばかりの夫、就活に悩んでいる大学生、ある事情により罪を犯そうとする男、にと人生の岐路に立たされているものが、コーヒーとともにおばあさんの言葉に癒されてる姿に、ほっこりさせられる。

岬にたたずむ喫茶店で、お客さんの心にそっと寄り添いながら、やさしく背中を押してくれるさまに、心をあたためられる作品集。

『夏美のホタル』

あらすじ

写真家志望である大学生の相羽慎吾は、彼女の夏美と出かけた山里でひっそり佇む、よろず屋「たけ屋」を見つけた。そこで、ヤスばあちゃん親子と地蔵さんに温かく迎えられ、夏休みを「たけ屋」の離れを借りて過ごすことに。

夏空の下での暮らしは、写真家日和につきる。そして、地蔵さんの哀しい過去を知ることとなった慎吾は、己にできることを探しはじめるのだが…。

おすすめポイント

慎吾と夏美の二人がふと立ち寄った山里で、出会った「たけ屋」の親子。ふたりを温かく迎えて交流を深めつつ、お互いが抱えている心のわだかまりを解いていく姿に、人びとの繋がりの大切さを感じさせる。また、田舎ならではのホタルや川遊びにと、美しい自然の情景を味わえるのも見どころの一つになっている。

偶然におとずれた「たけ屋」での穏やかな日常とともに、大切な人を想いながら過ごすひと夏の交流が、心に沁みわたる作品。

『きらきら眼鏡』

あらすじ

愛猫のペロを亡くし、喪失感ただよう立花明海は、古本屋で普段なら手にしない自己啓発本を買った。その本には、栞代わりに「大滝あかね」と書かれた名刺が挟まっており、自分が心を動かされたフレーズには傍線が引いてある。

気になった明海は、思いきって彼女にメールをする。会ってみると、あかねは年上の明るい女性で、日常のできごとを幸福に捉える「幸せの天才」であった。しかし、あかねには病に伏した恋人がいて…。

おすすめポイント

一冊の本をきっかけにして出会った明海とあかね。つねに笑顔でいる彼女に惹かれていく明海だが、その笑顔の裏には余命宣告を受けた恋人がいた。ときに生きていくのは苦しさや辛さもあるが、今ある小さな幸せに気づくことで、まったく違う人生が見えてくる。そんな大切なことを訴えかけられ、疲れた心をほぐされていく。

古本からはじまった出会いから、日常にあるちょっとした幸せを感じながら人生を歩んでいく姿に、切なくも心に響くものがある物語。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

森沢明夫おすすめ小説 まとめ

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癒やし系小説 シリーズ小説 ドラマ化小説 映画化小説

大事なことほど小声でささやく (幻冬舎文庫)

大事なことほど小声でささやく

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エミリの小さな包丁 (角川文庫)

エミリの小さな包丁

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キッチン風見鶏 (ハルキ文庫)

キッチン風見鶏

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水曜日の手紙 (角川文庫)

水曜日の手紙

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おいしくて泣くとき (ハルキ文庫)

おいしくて泣くとき

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津軽百年食堂 (小学館文庫)

津軽百年食堂

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癒し屋キリコの約束 (幻冬舎文庫)

癒し屋キリコの約束

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虹の岬の喫茶店 (幻冬舎文庫)

虹の岬の喫茶店

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夏美のホタル (角川文庫)

夏美のホタル

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きらきら眼鏡 (双葉文庫)

きらきら眼鏡

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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