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中学生におすすめの小説【ジャンル別】

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

思春期の揺れ動く心の葛藤や、学生ならではの瑞々しい青春、誰もが知ってる名作に、読書感想文にもてきした本。

今回はそんな、ミステリー小説、SF・ファンタジー小説、青春小説、恋愛小説、感動小説の中から『中学生におすすめの小説』をご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

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目次(タップできます)

中学生におすすめの小説【ジャンル別】

 

ミステリー小説

ミステリー小説

『氷菓』米澤穂信

あらすじ

省エネ男子である折木奉太郎は、なにごとにも積極的に関わらないことを信条にしている。神山高校に入学と同時に、姉の命令で廃部寸前の「古典部」に入部させられてしまう。そこで出会った好奇心の塊である千反田えるの一言で、彼女の祖父が関わったとされる33年前の事件の真実に迫っていくことに…。

おすすめポイント

省エネを信条とする折木奉太郎、お嬢様で天然の千反田える、彼らを筆頭に古典部の男女4人のキャラクターがとにかく個性的で、本作における最大の魅力になっている。

日常に隠された小さな謎を解きながら、高校生活の爽やかさと、ちょっぴりほろ苦さを堪能できる青春ミステリー。

『真夏の方程式』東野圭吾

あらすじ

夏休みに少年・恭平は、玻璃ヶ浦にある親戚が経営する旅館で過ごすことになった。一方、海底鉱物資源開発の説明会にアドバイザーとして訪れた湯川も、恭平の親戚の旅館に宿泊することになった。翌朝、宿泊客の男の変死体が発見される。当初、堤防から誤って転落したとみられていたのだが。これは事故なのか、殺人なのか。湯川がたどり着いた真実とは…。

おすすめポイント

子ども嫌いのはずの湯川と少年との交流が軸となって描かれ、少年に科学の魅力を伝える姿が新鮮に写る。また、環境保護についての湯川の見解も興味深い。ある人物の一生が歪められるかもしれない事態に、湯川の人間味が見え隠れし、彼の優しさに触れることのできる作品。

『死神の精度』伊坂幸太郎

あらすじ

調査員として人間界に派遣される死神の千葉。調査対象となる人間を7日間にわたり調査したのち、その死の可否を判断する。音楽をこよなく愛し冷静でいるが、どこかズレている千葉の目を通して、6つの人生が語られていく連作短編集。

おすすめポイント

「死」を目前に控えた人びとの話であるが、コミカルな掛け合いに思わず微笑んでしまう。死というものを考えることで、普段のなにげない日常がより一層、愛おしく感じることのできる物語。

『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉

あらすじ

国立署の新人刑事である宝生麗子。その正体は、世界的にも有名な「宝生グループ」のお嬢様だが、職場では秘密にしている。職場では、パンツスーツに黒縁メガネという地味な着こなしながら、大豪邸に戻ればドレスに着替えて優雅にディナーを楽しむ麗子。難事件により捜査が進まなくなると、執事の影山にいつも相談しては、「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」と毒を吐かれながらも、事件の謎を解き明かしていく。

おすすめポイント

お嬢様の麗子と毒舌の影山ふたりの、痛快でいてユーモアたっぷりの掛け合いが、本作の最大の魅力になっている。またそこに、おぼっちゃんの風祭警部がスパイスを加えて、ライトミステリーを堪能することができる。

お嬢様刑事と暴言を吐く執事の軽快な会話をたのしみながらも、謎解きの爽快感を味わえる作品集。

『凍りのくじら』辻村深月

あらすじ

藤子・F・不二雄を愛してやまなかった、カメラマンの父が失踪して5年。ある日、高校生の芦沢理帆子は、図書館で出会った青年の別所あきらに「写真を撮らせてほしい」と頼まれる。孤独を感じていた理帆子の心を彼が変えていく。しかし、昔の恋人の存在によって思いもよらない方向へ進んいく…。

おすすめポイント

大人びていて周りを冷めた目で見ている理帆子だが、「どこにいてもそこを自分の居場所だと思えない」と日常の生活に孤独を感じている。その繊細で傷つきやすい心が痛々しくもあり、胸に響いてくる。しかし、読後には、ほんのりと温かみを感じられる。思春期のほろ苦さや痛みを抱える少女と、周囲の人びととのつながりを描いた「SF(すこし・ふしぎ)」な物語。

『むかしむかしあるところに、死体がありました。』青柳碧人

あらすじ

誰もが知っている、昔ばなしを大胆にミステリーにアレンジ。

「一寸法師」「花咲か爺さん」「鶴の恩返し」「浦島太郎」「桃太郎」の昔ばなしが、まったく違った物語に生まれ変わる作品集。

おすすめポイント

お馴染みの昔ばなしではあるが、どこか不穏な空気がただよう。アリバイ、密室、ダイイングメッセージにと、今までとは違う視点で語られる昔ばなしxミステリーにゾクッとさせられる。

めでたしめでたしにはほど遠い、インパクト抜群の暗黒昔ばなしを愉しめる5つの物語。

『Another』綾辻行人

あらすじ

1998年の春。夜見山北中学校に転校してきた榊原恒一は、3年3組のなにかに怯えているような暗いクラスの雰囲気に違和感を覚えた。左目に眼帯をしている不思議な少女であるミサキ・メイに惹かれていく。しかし、他のクラスメイトは彼女を認識していないようだった。

そんなある日、ある生徒の凄惨な死がおきた。3年3組で一体なにがおきているのか…。

おすすめポイント

なにかがおかしい3年3組。重苦しい空気がただようなか榊原恒一は、少しずつ募っていく違和感に苛まれていく。ついには、理不尽な不幸がおきはじめ、謎が深まるとともに恐怖が襲ってくる。

不思議でいて、おどろおどろしい雰囲気に魅了され、謎の真相を夢中で追いかけてしまう物語。

『告白』湊かなえ

あらすじ

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」中学校の1年B組。終業式の日に担任である森口悠子は、教師を辞めることを生徒たちに告げた。その原因とされる、娘がプールに転落して亡くなったことについて語りだす。犯人である「A」と「B」をあげながら、すでに彼らには復讐を仕掛けた、と宣告して去っていく…。

おすすめポイント

大切なものを失った哀しみと憤りは、きれいごとだけでは語れない。それは、教師という立場にあっても同じである。さらけだされた、人の心の奥底を覗き見すれば、嫌悪感を抱くかもしれないが、それが人なのだと感じさせ、物語に引き寄せられてしまう。事件の関係者たちの独白に、人間としての本性が透けて見え、それが読者に深い余韻を残していく作品。

 

SF・ファンタジー小説

SF・ファンタジー小説

『精霊の守り人』上橋菜穂子

あらすじ

短槍使いである30歳の女用心棒バルサ。彼女は、新ヨゴ皇国の第2王子であるチャグムを母の二ノ妃から託された。チャグムには水の魔物が憑いており、それを疎ましく思った父帝に命を狙われているという。

王宮から追ってくる刺客や、王子に宿る卵を狙おうとする異界の魔物らと死闘を繰り広げ、バルサはチャグムを守りながら、逃亡をしていくのだが…。

おすすめポイント

精霊の卵を宿した皇子チャグムの護衛を任された女用心棒バルサ。幼いころバルサ自身も命を狙われた経験があり、父の親友で短槍使いのジグロに救われた過去があった。それらをチャグムの歩んでいる人生に自らを重ねていく姿は、いとおしさと切なさがある。

精霊の卵をめぐる理不尽な闘いに巻き込まれながらも、道を切り開いていくバルサたちに、胸の高鳴りを感じずにはいられない物語。

『ブレイブ・ストーリー』宮部みゆき

あらすじ

新設校に通っている小学5年の亘は、成績はほどほどで、テレビゲームが好きなごく普通の少年である。建設途中のビルに幽霊がでるという噂がささやかれていた。そんなとき、父が唐突に「この家をでていく」というのだ。突然おとずれた離婚話に困惑をおぼえる。亘はこれまでの日常を取り戻そうと、ビルの扉から広大な異世界である幻界へと旅に向かう…。

おすすめポイント

突如として崩れていく穏やかな生活に、運命を変えるための冒険へでかける少年。旅のなかで、仲間と出会い、助け合いながら、歩むべき道を切り開いていく。冒険にワクワクさせられながらも、旅での経験をへて大切なことに気づかされる。冒険の旅をとおして、幾多の困難に立ち向かいつつ、少年が成長していく姿に、心を奪われる作品。

『図書館戦争』有川浩

あらすじ

2019年。昭和から正化へときは流れ、表現を規制するための「メディア良化法」が成立して30年。日本は、メディア良化委員会と図書隊がながらく抗争を繰り広げていた。

高校のとき出会った、検閲の窮地から救ってくれた図書隊員の「王子様」の姿を追い求めて、過剰なまでの検閲から本を守っている図書隊に入隊をはたした笠原郁。不器用ながらも、エリート部隊である図書特殊部隊に配属されるのだが…。

おすすめポイント

表現の規制が高まった近未来の日本で、「メディア良化法」により検閲が求められる世界。本の自由を守ろうと立ち上がる図書隊に入隊した笠原郁は、仲間たちと厳しい訓練や業務をおこなう。数々の困難な任務や闘いに挑みながら、まっすぐ突き進んでいく彼女の成長に、魅せられてしまう。また、鬼教官である堂上篤との恋の行方も機になるところです。

過熱した表現の規制のなか、本の自由を守る図書隊の奮闘を描きつつ、仲間たちの成長や恋愛を愉しめるエンタメ小説。

『時をかける少女』筒井康隆

あらすじ

ある日の放課後、誰もいない理科実験室でガチャンとなにかが割れる音がした。振り向いた芳山和子は、壊れた試験管からただよう甘い香りを嗅いで意識を失い、その場に倒れ込んでしまう。

そして、目覚めた彼女の周りでは、時間と記憶をめぐる奇妙な事件がいくつも起こりはじめた。思春期の少女が体験する、時をこえた不思議な世界に胸をときめかせる。

おすすめポイント

ひょんなことから、時間を自由に行き来できる力を手にした和子。そんな彼女が、さまざまな事件に巻き込まれていく。ミステリー性にわくわくさせられ、淡い恋に胸をときめかせ、なんとも言えぬ余韻を残していく。

時間と記憶をめぐる不思議な体験をしながら、思春期ならではの甘酸っぱさと、切なさがギュッと詰まったタイムループものを味わえる不朽の名作。

『化物語』西尾維新

あらすじ

高校3年生の阿良々木暦はある日、空からふってきた戦場ヶ原ひたぎを受け止めた。しかし彼女には、およそ体重と呼べるようなものがまったくなかった。

1匹の不思議な蟹に体重を根こそぎ持っていかれた彼女の問題を解決するため、暦は奔走するのだが…。

おすすめポイント

怪異にまとわりつかれた者たちが、それらと対峙していく。軽妙な語りと、個性豊かなキャラクターたちによる言葉の掛け合いに引き込まれながら、それぞれが自身の闇と向き合っていく姿から目が離せない。

登場人物のユーモアな会話に、バトルあり、ラブコメありのストリート展開に、魅せられてしまう物語。

『空色勾玉』荻原規子

あらすじ

かぐの大御神がおさめる羽柴の里にて育った少女の狭也さや。ある日、闇の一族の巫女「水の乙女」であることを告げられた狭也は、あこがれの輝の宮へ救いを求めた。

だがそこで出会ったのは、宮の神殿で閉じ込められて夢を見ていた輝の末子の稚羽矢ちはや。「水の乙女」と「風の若子」稚羽矢との出会いにより運命が大きく回りだしていく…。

おすすめポイント

日本神話をモチーフに描かれる本作。つねに争いの絶えない、不死のかぐの一族と転生を繰り返すくらの一族。自身の存在や居場所にもがきながらも苦難と向き合っていく少年少女のふたりが、眩しくも微笑ましくもある。

相対するふたつの一族である少年少女が出会い、運命に翻弄されつつも成長していく姿に、心惹かれてしまう物語。

『モモ』ミヒャエル・エンデ

あらすじ

町はずれにある廃墟の円形劇場に住み着いた少女モモ。彼女に話を聞いてもらうと、幸せな気持ちになれるという不思議な力を持っていた。周りの人びとは、なにかあるとモモに相談することで、心穏やかな日々を過ごしていた。

しかし、そこへ「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ってきて、人びとの生活は少しずつおかしくなってしまい…。

おすすめポイント

時間どろぼうの灰色の男にそそのかされ、盗まれた時間を取り返そうと奔走する少女モモ。ムダな時間をなくすことで、慌ただしく働くことで経済的には裕福になるが、心に余裕がなくなっていく。つねに効率が求められる現代社会において、時間をどのように扱うのかを深く考えさせられる。

灰色の男たちとモモの攻防を通して、現代人が忘れがちな時間の大切さをあらためさせ、心に深く響くるものがある物語。

『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ

あらすじ

映画「ネバーエンディング・ストーリー」の原作でもある本作。さえない少年バスチアンは、古書店でみた風変わりな1冊の本に目を奪われ、瞬く間にその世界に魅せられてしまう。その本のファンタージエン国は、女王が病に倒れて、なにもかも飲み込んでしまう正体不明の「虚無」におかされ滅亡寸前に追いやられていた。

その国を救うためには、人間界から子どもを連れてくるしかない。その子とは、あかがね色の本を読んでいる10歳の少年バスチアンのことだった。少年は、本の世界へと旅だち壮大な冒険をすることに…。

おすすめポイント

いじめられっこのバスチアンが、手にした不思議な本。その本を読み進めるうちに、物語の中へと入り込んでいく。本の中で躍動する少年にワクワクさせられ、彼の成長を見守りながらも、ほんとうに大切なことに気づかされる。

いけてない少年だったバスチアンが、本の中の世界でくり広げていく冒険に、自分自身も物語に入り込んだかのような感覚になり夢中にさせられる作品。

 

青春小説

青春小説

『君の膵臓をたべたい』住野よる

あらすじ

高校生の僕は、病院でたまたま拾った「共病文庫」なる文庫本。それは、クラスメイトである山内桜良が綴っていた秘密の日記帳であった。なかには、彼女が肝臓の病気であり、余命いくばくもないことが記されていて…。

「名前のない僕」と「日常のない彼女」のふたりが紡ぐ、青春小説。

おすすめポイント

日記を拾ったことで、接点のなかった2人が関わりだし主人公の僕は、桜良に振り回されてしまう。病気であるはずなのに、無邪気に駆けまわる日々を過ごす桜良についつい余命が残り少ないことを忘れる。

しかし、着実に迫ってくるそのときが、切なくもあり、現実の非情さが深く心に刻まれるとともに、生きることの大切さを伝えているようでもある。

性格のまったく正反対の2人が出会い、迫りくるそのときまで今を謳歌して生きていく姿に、胸をふるわせる物語。

『夜のピクニック』恩田陸

あらすじ

全校生徒が夜を徹して80キロを歩き続ける、高校生活の最後をかざるイベント「歩行祭」。この北高の伝統行事に、甲田貴子はある想いを胸に秘めてのぞんだ。

高校生たちのそれぞれの思惑が交錯するなかで、小さな賭けをする貴子だったが…。

おすすめポイント

夜を徹して80キロを歩くという、とある高校の伝統行事「歩行祭」。非日常的なイベントが醸しだす雰囲気に、さまざまな想いを抱えた高校生たちの感情が入り混じる。複雑な家庭環境、友人関係、恋心にと思春期ならではの葛藤を見せながら、爽やかな風が駆け抜けていく。

高校生たちが夜通し歩き続ける1日に、彼らとともに読者も一緒に「歩行祭」に参加している気持ちにさせられ、青春の甘酸っぱさを感じられる物語。

『雨の降る日は学校に行かない』相沢沙呼

あらすじ

保健室登校をするナツとサエにとって、そこは唯一の楽園だった。しかし、サエが急に「自分のクラスに戻る」といったことで、唐突に終わりを迎えて。(「ねぇ、卵の殻が付いている」)早朝の教室で、手紙に毎日綴っていた架空の遺書。そんな手紙をたまたま人気者の同級生に見られてしまい。(「死にたいノート」)

学校生活のなかで感じる息苦しさと、女子中学生たちの繊細な心の動きを描いた、6つの連作短編集。

おすすめポイント

保健室登校、スクールカースト、いじめにと学校生活のなかで悩みを抱え、息苦しさを感じている女子中学生たち。そんな彼女たちの心情に胸を締め付けられるが、光を見いだしていく姿に、希望を感じさせ救われる。

閉鎖空間である学校になじめずにいる彼女たちの心にそっと寄り添う物語に、前向きな気持ちにさせてもらえる作品集。

『ぼくらの七日間戦争』宗田理

あらすじ

明日から夏休みというある日に、東京下町のとある中学校の1年2組の男子生徒たち全員が姿を消した。慌てふためく大人たちを後目に、彼らは河川敷にある廃工場に立てこもっていた。

連れ戻そうとする先生たちだが、女子生徒たちとの奇想天外な大作戦に、本当の誘拐事件がからまって大人たちは大混乱。はたして大人vs子どもの戦いはどうなるのか…。

おすすめポイント

大人たちからの締め付けに立ち向かうため、解放区と称して廃工場に立てこもった中学生たち。子どもながらに、知恵をしぼって大人たちにひと泡吹かせようと戦うさまは、ワクワクが止まらない。

理不尽な大人たちに一矢報いるため、立ち上がった少年少女たちの7日間の攻防に、痛快さを味わえる物語。

『あと少し、もう少し』瀬尾まいこ

あらすじ

名物顧問が転勤となった陸上部に、代わりにきたのは頼りない美術教師だった。中学最後の駅伝大会に向けて、寄せ集めのメンバーながら練習をはじめた。

元いじめられっ子や不良、頼みを断れない子に、プライドが高い子、とクセ強めの6人が県大会出場を目指して、駆け抜けていくのだが…。

おすすめポイント

畑違いの顧問のもと、寄せ集めの6人のメンバーが挑んでいく駅伝大会。それぞれに悩みを抱えて葛藤しながらも、自身と向き合って仲間のことを思いやり、前に進んでいこうとする姿に胸を熱くさせる。

一癖ある6人の不器用な生徒たちが、走ることをとおして成長していくひたむきさに、爽やかな風を感じれる作品。

『DIVE!!』森絵都

あらすじ

10メートルの高さからわずかな時間で、空中の演技の正確さと美しさをあらそう飛込み競技。そんな一瞬に魅了された少年たちの通う弱小ダイビングクラブは、経営難により存続の危機に陥っていた。

そして、新たにやってきた女コーチが告げたクラブ存続の条件は、オリンピック出場という驚くべきものだった。彼女のやり方に戸惑い反発をおぼえながらも、平凡な少年たちの熱い熱い戦いがいま、はじまった…。

おすすめポイント

1.4秒という短い時間で、すべてが決する飛込み競技。そんなダイブに魅せられた少年たちが、己のすべてをかけ勝負に挑んでいく。悩んだり挫折を味わいながらも、仲間たちと切磋琢磨することで成長していく彼らから、目が離せなくなってしまう。

オリンピックを目指して飛び込みにすべてを捧げる少年たちが、まぶしくも羨ましくもある物語。

『バッテリー』あさのあつこ

あらすじ

中学入学が迫った春休みに、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた原田巧。ピッチャーとしての己の才能を信じて、ストイックなまでにトレーニングに打ち込む巧だが、ときに冷酷に他者を切り捨てることもある。

そんな彼の前に、同級生の永倉豪があらわれ、バッテリーを組むことになった。豪はミットを構えながら、巧に本気の野球を申しでるが…。

おすすめポイント

天才肌でいてプライドも高いが、努力も怠らない巧。引っ越し先で、彼は豪とバッテリーを組むことになった。ひたむきに野球と向き合い、悩んで喧嘩もするが、お互いを認め合うふたりに、惹かれてしまう。

自分の力を信じて突き進むピッチャーと、バッテリーを組む豪の不器用でいて真っ直ぐなふたりの成長に、心を奪われてしまう作品。

『武士道シックスティーン』誉田哲也

あらすじ

宮本武蔵を心の師とし、3歳ではじめた剣道に邁進する磯山香織。中学最後の大会で、無名の選手であった西荻早苗に負けてしまった。

敗北の悔しさが頭から離れずにいる香織と、勝利にこだだわらずマイペースな早苗。性格のまったく違うふたりが、同じ高校に進学して剣道部で再会をはたすのだが…。

おすすめポイント

武蔵の「五輪書」を愛読する香織と、日本舞踊から剣道をはじめた早苗。剣道への考え方も性格もまったく正反対のふたりが、時にぶつかりながらも距離を縮めていく姿は、学生ならではの眩しさと清々しさを堪能できる。

剛の香織に、柔の早苗という、正反対のふたりが織りなす爽やかな武士道に、熱いものを感じずにはいらない物語。

『桐島、部活やめるってよ』朝井リョウ

あらすじ

バレー部の頼れるキャプテンの桐島が、突然として退部した。そのことがきっかけで、同高校の生徒たちに小さな波紋のが広がっていく。

野球部ユーレイ部員、バレー部の補欠、ブラスバンド部、女子ソフトボール部、映画部。部活も校内での立場もまったく違う5人それぞれの日常に変化をもたらして…。

おすすめポイント

とある田舎の高校。バレー部のエースである桐島が部活をやめたことで、周囲の高校生たちの生活に少しずつ変化をあたえていく。同級生5人それぞれが抱える悩みや葛藤が、読み手の学生時代を呼びおこさせ心に響いてくる。

ひとりの退部から、浮き彫りになっていく17歳の生徒たちのリアルな心情が、瑞々しくも心を揺さぶる物語。

 

恋愛小説

恋愛小説

『君は月夜に光り輝く』佐野徹夜

あらすじ

どこか投げやりに生きてきた高校生の岡田卓也。クラスの寄せ書きを届けるために卓也は、長らく病院に入院している同級生・渡良瀬まみずにお見舞いにいくことに。そして、彼女が「発光病」という、細胞の異常により月の光に照らされると体が淡く光るとされる、不治の病であることを知る。

余命わずかな彼女は、死ぬまでにやりたいことがあるのだという。卓也は、彼女の代わりその「やりたいこと」を手伝うことにするのだが…。

おすすめポイント

ひょんなことから、不治の病にかかっている女性の「やりたいこと」を叶える手伝うこととなった卓也。彼女に振り回される一方で、少しずつ惹かれ合うふたり。大切な人を失うことの苦しみと、生きたくて仕方がない辛さが、手に取るように伝わり切なくもあるが、それが故に命の尊さがありありと感じられる。

残りわずかの命のまみずと、彼女に翻弄される卓也の切なくも淡い恋心が、胸に響いてくる作品。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』七月隆文

あらすじ

京都の美大に通っている南山高寿は、通学電車のなかで出会った福寿愛美に一目惚れした。高嶺の花と思える彼女に、勇気を振りしぼり声をかけるのだが、なぜか突然、涙を見せるのだった。困惑する高寿だが、彼女の涙の意味を知るよしもなかった。

やがて、ふたりは距離を縮めていき、交際がスタートする。しかし、愛美は想像もしていない重大な秘密を抱えていたのだった…。

おすすめポイント

愛美に一目惚れした高寿は、少しずつ愛を育んでいくのだが、彼女の言葉に見え隠れしてくる違和感。そんな、彼女が隠している秘密には胸を締め付けられ、思わず涙腺が緩んでしまう。

大切な人との日常に思いを馳せつつも、ふたりの切なすぎる運命に、心を震わせる物語。

『桜のような僕の恋人』宇山佳佑

あらすじ

夏も終わりかけのある日の午後、美容室をおとずれたカメラマン見習いの晴人。そこで出会った美容師の美咲に一目惚れしてしまう。彼女目当てで、その店に通い詰めやがてふたりは恋人同士となる。

だが、幸せな時間は長くは続かず、美咲は普通のひとの何十倍もの早さで老いていく難病をわずらってしまう。自分が老いていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩んだ美咲は、別れを告げるのだが…。

おすすめポイント

カメラマン見習いの晴人が美容師の美咲と出会い、やがて恋人同士となったふたり。ゆっくりと幸せを育んでいくふたりだったが、美咲が急速に老いていく難病を発症してしまう。突如として告げられた余命に混乱しながら決断を迫られる彼女には、辛いものがあるが同時に、今という時間を過ごすことの大切さに気づかされる。

恋人が不治の病になりながらも互いを思いやる気持ちには、切なくも心を揺さぶられる物語。

『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦

あらすじ

大学の後輩である「黒髪の乙女」にひそかに片想いしている「先輩」。彼女を追い求めて、夜の先斗町や、下鴨神社の古本市、大学の学園祭にと、歩きまわる日々だが、彼女になかなか気づいてもらえない。

そんな2人を待ち受ける、奇妙な人びとがおこす珍事件へと巻き込まれてしまう。京都の夜を自由に渡り歩いていく黒髪の乙女に、先輩の恋は一体どこに向かっていくのか…。

おすすめポイント

「黒髪の乙女」こと大学の後輩に、恋心を抱いている「先輩」。偶然の出会いを装いつつ近づこうとする先輩だが、京都の町で繰り広げられる面白おかしな事件の数々に巻き込まれていく。ちょっと風変わりな面々と、コメディタッチの独特な世界観に魅了されてしまう。

自由奔放な女性である後輩に、振り回される先輩が愛おしくあり、その奇想天外なストーリーに惹かれてしまう作品。

『植物図鑑』有川浩

あらすじ

ある日、飲み会の帰り道にOLのさやかは、マンションの前で倒れている一人の男を見つけた。「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。咬みません。躾のできたよい子です」という彼を面白がり、さやかは部屋にあげてしまう。

そして、イケメンとの6ヶ月という期限付きでの同居生活がはじまった。異常なまでに植物にくわしい彼との距離を少しずつ縮めていく、さやかだったのだが…。

おすすめポイント

OLのさやかは、ひょんなことから家事万能のイツキとの同居生活をはじめる。週末に近所の河川敷へと出かけては、道端に生えている草花を草花を摘みとり、おいしく料理するイツキとさやか。そんな、ふたりの微笑ましくも甘酸っぱい恋の行方に、目が離せなくなる。

突然あらわれた料理上手なイケメンの彼との甘い同居生活に、胸キュンさせられる物語。

『恋する寄生虫』三秋縋

あらすじ

失業中の青年の高坂賢吾と、不登校少女である佐薙ひじり。孤独を抱えたふたりが、社会復帰に向けてリハビリをおこなう中で惹かれて恋に落ちていく。

だがそれは、虫によってもたらされた「操り人形の恋」であることを彼らは知らない。社会に馴染めないふたりの切なくも幸福な恋の物語。

おすすめポイント

極度の潔癖症でいて失業中の高坂と、視線を合わせられない不登校女子の佐薙ひじり。人生に行き詰まっていた者が、あることをきっかけにして閉ざされていた心を開いていく姿に、魅せられてしまう。

社会に溶け込めずにいる不器用なふたりが出逢い、互いの距離を縮めていくさまが、儚くも美しいラブストーリー。

 

感動小説

感動小説

『かがみの孤城』辻村深月

あらすじ

安西こころは中学に入学してすぐに、あることが原因で学校へいけなくなった。居場所がなく家に閉じこもっていたある日、突如として部屋の鏡が光りだした。輝く鏡をくぐり抜けて導かれた先には、見たこともない城があった。そこには、こころと似た境遇の7人がいた。狼面をつけた少女の指令で、どんな願いも叶うという部屋の鍵を探すことになるのだが…。

おすすめポイント

城に集められた7人は、それぞれに悩みを抱えている。心の奥底に闇を抱えた彼らの心情や、もがきながらも前に進もうと立ちあがろうとするさまは、感情移入させられ胸が熱くなってくる。また、鍵を探すなかタイムリミットが迫まる状況で、忍び寄よってくる怪しげな気配には、おのずとハラハラドキドキ感が高まってていく。

心に傷を抱えた者たちが、理不尽な現実を打ち砕こうと一歩を踏みだしていく。そんな姿に心を揺り動かせる物語。

『きみの友だち』重松清

あらすじ

事故に遭って足の不自由な恵美ちゃんと生まれつき病弱な由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスの誰とも付き合わなくなった。学校の人気者であるブンちゃんは、なんでもできる転校生のモトくんの存在がなんとも面白くない。

優等生にひねくれた奴、弱虫に八方美人。それぞれの物語が紡ぎだす「友だち」のほんとうの意味をさがす。

おすすめポイント

事故により左脚が不自由になった恵美と病気がちの由香は、クラスで孤立し2人だけの関係を築いていく。登場人物は、それぞれに不安と悩みを抱えながらも、自分なりの答えを見いだし前に一歩踏みだす。その姿が、心に沁みてくる。

学校という狭い世界がすべてである生徒たちが、もがきながら成長していくさまに、友だちの本当のあり方に気づかせてくれる作品集。

『カラフル』森絵都

あらすじ

生前のあやまちにより、輪廻のサイクルから外れたぼくの魂。しかし、天使業界の抽選にあたり、もう一度チャンスをもらった。そして、ぼくは「小林真」という中学3年生の体にホームステイし、前世での悪事を思い出さなければいけなくなった。

ところが、ガイド役の天使からは、父親は自己中なヤツで母親は不倫中だと告げられる。気乗りしないホームステイであったが、よくよく周りを見渡してみれば、世の中そんなに単純じゃないことに気づいていき…。

おすすめポイント

再挑戦のチャンスを手にし、前世の罪を思い出さなければいけなくなった「ぼく」。生きていれば誰しも、あやまちを犯すことはある。とくに悩んで追い詰められたり、自分の世界にこもってしまうと、周りが見えなくなってしまう。

しかし本作では、人それぞれに個性があり決して1色ではなく、この世はもっと鮮やかに彩られていると、大切なことを教えてくれる。

いい加減な天使により与えられたチャンスに、今まで見えていなかったことに気づかされ、生きづらさを感じていた景色がまったく違ったことに心を救われる作品。

『逆ソクラテス』伊坂幸太郎

あらすじ

敵は、先入観。「僕はそうは思わない」「いじめられ子だったとしたら、何か変わるのか?」「親だって人間だ」「それはギャンブルじゃなくて、チャレンジだ」「最終的には、真面目で約束を守る人間が勝つんだよ」、読者に向けて投げかけられているような言葉の数々に、ハッとさせられる5つの短編集。

おすすめポイント

すべての話の主人公が小学生ということで、どの世代の人が読んでも感情移入できる話が存在しており、自分の胸に手をあてて考えさせられる。伊坂流の授業を生徒になった気分で受けることのできる作品。

『三日間の幸福』三秋縋

あらすじ

寿命の査定価格が、1年間で1万円ぽっちしかない「俺」。未来に希望をもてずに大半を売り払い、わずかな余生で幸せを願うが、どうも上手くいかない日々。そんな俺を冷たい目で眺める「監視員」のミヤギ。

そしてやっと、一番の幸せが彼女のために生きることだと気づいが、そのとき俺の寿命は残り2ヶ月となり…。

おすすめポイント

未来に絶望をし、寿命のほとんどを売ってしまった「俺」。残りの余生は幸せに生きようとするが、なにをしても空回り。そんな彼が、やっと本当の幸せに気づく。人の価値ということを通して、生きていくために大切ことを考えさせられ、心をつかまれていく。

未来に前向きになれずにいる青年が、もがきながらも自分の人生と向き合っていく姿に、心を揺り動かされる物語。

『旅猫リポート』有川浩

あらすじ

交通事故にあい瀕死だった野良猫のナナは、自分を助けてくれた心優しいサトルと暮らすことに。5年の月日が流れ、ある事情からサトルはナナを飼えなくなってしまう。

一匹の猫と青年は銀色のワゴンに乗って、新しい飼い主を探す旅にでる。懐かしい面々に会い、美しい風景を眺めながら、徐々に明かされていくサトルの秘密とは…。

おすすめポイント

猫であるナナの視点で描かれる本作。サトルとの出会いから、銀色ワゴンでの旅でめぐり会う風景や人びとに和ませられ癒されていく。また、少しずつ明かされていく真実には、誰しもが胸を締めつけられつつも、サトルとナナの関係に温かみを感じてしまう。

新しい飼い主を探す旅のなかで過ごしていく、サトルとナナの幸せな時間に、切なくも優しさ溢れるふたりに熱いものがこみ上げてくる作品。

『西の魔女が死んだ』梨木香歩

あらすじ

中学生に入学してまもなく、学校に通うことができなくなってしまった少女まい。田舎で暮らす祖母のもとで療養することに。そこで、彼女は「魔女修行」として、何でも自分で決める、ということを学んでいく。

自然を感じながら規則正しい生活を送るなかで、徐々に心を癒されていく。そして、まいは大切なメッセージを祖母から受け取るのだが……。

おすすめポイント

生きづらさを抱えてしまった少女まい。そんな彼女を、優しく包み込むように受け止めてくれるのが祖母こと「西の魔女」だ。祖母と過ごす日々は、温かみがあり安らぎを与えてくれるもので、読み手の心もスッと軽くしてしまう。

夏のひと月を田舎の自然に囲まれて過ごすなかで、少女が成長していく姿とともに大切なことに気づかさせてくれ、静かに心に染みわたる物語。

『博士の愛した数式』小川洋子

あらすじ

家政婦である「私」が派遣されたのは、事故により80分しか記憶がもたなくなった元数学教授の「博士」の家であった。博士にとって、私はつねに初対面の家政婦である。数字にしか興味を示さない彼に、困惑する日々。そんなある日、私の息子の存在をきっかけにして、またたくまに温かさへと変化してゆくが……。

おすすめポイント

事故による影響で記憶が80分しか続かない博士。そんな彼が見せる数学への純粋なまでの情熱に、戸惑いのあった家政婦の私や息子までもが心を動かされていく。3人の繋がりをとおして、数学のおもしろさと人生における幸せに気づかせてくれる。

80分しか記憶のもたない博士、シングルマザーの家政婦と息子ルートの3人が織りなす交流に、悲しくも胸が熱くなっていく物語。

『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス

あらすじ

32歳を迎えても幼児なみの知能しかない青年チャーリイ。そんな彼に舞い込んだ、夢のような話。頭がよくなる開発されたばかりの脳手術を受けさせてくれるというのだ。彼はこれを承諾し、白ネズミのアルジャーノンを競争相手として検査を受ける。

そして、手術によりチャーリイの知能は飛躍的に向上して、天才と呼べるまでになる。だが、天才がゆえの喜びや苦悩、孤独を抱えていくことになり…。

おすすめポイント

知的障害のために6歳児ほどの思考しかない青年チャーリイ。彼が選ばれた臨床試験にて手にした天才の知能。これで自身のコンプレックスだった障害を克服したと思われたが、それは同時に、自分への冷たい視線や周囲との距離感に悩まされていく。頭がいいことが全てではなく、本当の幸せとはなにかを考えさせられる。

人にとって本当に大切なことはなんであるのかを、青年の生涯をとおして問いかけられ、切なくも心に響くものがある物語。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

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死神の精度 (文春文庫)

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謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)

『謎解きはディナーのあとで』
東川篤哉

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凍りのくじら (講談社文庫)

『凍りのくじら』
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むかしむかしあるところに、死体がありました。 (双葉文庫)

『むかしむかしあるところに、死体がありました。』
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Another(上) (角川文庫)

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告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

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精霊の守り人 (新潮文庫)

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ブレイブ・ストーリー 上 (角川文庫)

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博士の愛した数式 (新潮文庫)

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『アルジャーノンに花束を』
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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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