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貴志祐介おすすめ小説【ジャンル別】まず読むならコレ

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

人の内なる欲望や狂気を描くことに定評があり、ホラーやミステリー、SFなど幅の広いジャンルの作品を生み出している作家。

今回はそんな、貴志祐介さんの本の中から『おすすめ小説』をジャンル別にてご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

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貴志祐介おすすめ小説【ジャンル別】

貴志祐介さんは、1959年1月3日生まれの大阪府出身。

京都大学を卒業後に、生命保険会社に勤めていたが、30歳を迎えたのを機に退職し、執筆活動に専念していきます。

1996年に阪神大震災の経験をもとにした『十三番目の人格 isola』が第3回日本ホラー小説大賞の長編賞佳作となり、作家デビューをはたしています。また、1997年には『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞を受賞しています。

人間の恐ろしさを描いたホラーを得意としており、日本でも有数のホラー作家でありながら、本格ミステリーやSF小説など幅広い作品を生み出しています。

「貴志祐介」作品一覧のすべて!【新刊&文庫本を紹介】

 

ホラー

『黒い家』

あらすじ

生命保険会社の京都支社で、保険金の支払い査定をおこなっている若槻慎二。あるとき、顧客の家に呼ばれ訪問した先で、子どもが首を吊った状態で亡くなっているのを発見してしまう。

ほどなくして、死亡死亡保険金が請求されたのだが、顧客の態度に不信感をつのらせた若槻は、独自の調査に乗り出していく。しかし、それが悪夢のはじまりになろうとは思ってもいなかった…。

おすすめポイント

保険金をめぐり描かれる人間の怖さ。欲望のためなら手段は選ばずに、躊躇なく実行する人間の恐ろしさがヒシヒシと伝わってくる。また、ひょっとしたら自分の身にこんなトラブルがおきるのでは、と思わせる恐怖感もある。

元保険会社に勤務していた著者ならではの、迫りくる人間の恐さを強烈なまでに心に刻み込まれる作品。

『天使の囀り』

あらすじ

ホスピスで終末期医療にたずさわる精神科医の北島早苗。恋人の高梨は、異常なまでの死恐怖症であった。だが、新聞社主催のアマゾン調査隊に参加してから人格が変わったのごとく死に魅せられ、自殺をしてしまう。

さらには、他の調査隊メンバーも、異常な方法で次々に自殺を遂げていることがわかった。アマゾンで、なにがあったのか。迫りくる死の予兆と快楽への誘惑が、漆黒の闇へといざなう…。

おすすめポイント

アマゾン奥地を調査したメンバーたちが、帰国後に異常なまでの自死を遂げていく。亡くなる直前に「天使の囀りが聞こえる」といった高梨の真意に迫りながら、おぞましい描写に背筋がゾクっとさせられる。

抗うことができずに人格が変貌していく姿に、いいようのない恐ろしさが込み上げてくる作品。

『クリムゾンの迷宮』

あらすじ

この世とは思えない、異様な光景のなかで目を覚ました藤木芳彦。あたりを深紅色に濡れ、光る奇岩の連なりがおおっている。一体ここはどこなんだ。

そばに置かれた携帯用のゲーム機が、メッセージを映しだす。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」それは、血にまみれた凄惨なゼロサム・ゲームのはじまりだった…。

おすすめポイント

目を覚ますと、そこには見知らぬ光景が広がっていた。状況がわからないまま、デスゲームに巻き込まれていく藤木。敵だらけのなかで、生き残るためにサバイバルを虐げられるスリリングな展開から目を離せなくなる。

訳のわからない異様な世界で繰り広げられる、手に汗握る展開にハラハラが止まらないサバイバルホラー作品。

『十三番目の人格 ISOLA』

あらすじ

人の心を読みとることができる「エンパス」である賀茂由香里。その能力を活かして阪神大震災のボランティアで、被災者の心のケアをしていた。そんな中で彼女は、病院に長期入院している森谷千尋という少女に出会った。

あどけない少女の千尋が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、少しづつうちとけ幾つかの人格と言葉を交わす由香里。しかし、十三番目の人格であるISOLAの出現に、彼女は身も凍る思いをいだき…。

おすすめポイント

人の感情を読みとる能力をもつ由香里は、多重人格障害の少女である千尋が出会う。そして、千尋に13人目の人格があらわれたことで、街では不審な事件が相次いでいた。じわじわと迫りくる恐怖に慄きながら、散りばめられたミステリーに先の展開が気になって仕方がない。

目まぐるしいストーリーに魅入られつつも、得体の知れない恐ろしさにゾワゾワさせられる物語。

 

青春ミステリー

『青の炎』

あらすじ

湘南の高校に通っている17歳の櫛森秀一は、女手一つで家計をになっている母と妹の3人暮らし。ある日、10年前に母が別れた男、曾根があらわれた。平和な生活を乱していく横暴な曾根は、母の体のみならず妹にまで手を出そうとする。

警察も法律も、幸せな家庭を取り返せないことをさとった秀一は決意する。自らの手で曾根を亡きものにすることを…。

おすすめポイント

平穏な暮らしを脅かす養父から、大切に想っている母と妹を守るため完全犯罪をもくろむ高校生の秀一。1人ですべてを抱え込みながら、戦いを挑んでいく青年の孤独感と葛藤。そして次第に揺れ動いていく心の機微が、なんとも言えない余韻を残してくる。

ただ、家族を守りたかった孤独な青年のリアルな心情に、やるせなさと切なさに心揺さぶられる作品。

 

SF小説

『新世界より』

あらすじ

1000年後の日本。人類は「呪力」と呼ばれる能力を身に宿していた。自然に囲まれた豊かな集落「神栖66町」では、のどかな生活を人びとは送っていた。だがそれは、偽りの平和であった。

12歳の少女である渡辺早季は、同級生たちと出かけた先で図書館の端末機械「ミノシロモドキ」に出会う。そして、先史文明が崩壊した真実を知ってしまう…。

おすすめポイント

「呪力」という念動力をもちいて暮らしている未来。管理のとれた平和そのものの世界。だが、その裏に見え隠れする不穏な影。この社会での大いなる秘密を知ってしまった、少年少女たちの決断に目が離せなくなっていく。

独特でいて壮大な世界観に圧倒されながら、先の展開にハラハラドキドキが止まらなくなる作品。

 

シリーズ小説

「防犯探偵・榎本」シリーズ

硝子のハンマー』『狐火の家』『鍵のかかった部屋』『ミステリークロック』の4作がシリーズ作品。(文庫版では、『ミステリークロック』と『コロッサスの鉤爪』に分冊。)

『硝子のハンマー』

あらすじ

介護サービス会社「ベリーフ」は、株式上場を控えていることもあり、日曜日にもかかわらず休日出勤していた。そんな中で、最上階で社長の撲殺死体が発見された。

エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓には強化ガラスがあり、フロアは厳重なセキュリティを誇っていた。また、監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の向こう側で仮眠していた専務が逮捕された。弁護士の青砥純子と、防犯コンサルタントである榎本径のコンビが、この難攻不落の密室の謎に挑んでいく。

おすすめポイント

鉄壁のセキュリティが設けらた、介護サービス会社の社長が殺害される事件が発生した。弁護士の純子と防犯コンサルタントの榎本は協力して、密室の謎を解き明かしていく。綿密に練られたトリックに魅せられながら、ひとつひとつ可能性を検証していくさまから目が離せなくなる。また、前半と後半でガラリと印象が変化するのも一つの見どころになっている。

万全なセキュリティをかいくぐった密室トリックの真相に、ページをめくる手が止まらなくなる本格ミステリー。

 

映画化小説

『悪の教典』

あらすじ

さまざまな問題を抱える東京都町田市の高校で、英語教師をしている蓮実聖司は、爽やかで生徒や保護者、同僚から信頼され人気があった。だが、それは表向きの顔であり、素顔は自分にとって邪魔な存在を容赦なく排除する、共感性の欠如したサイコパスである。

蓮実は、自分にとって都合の悪い人びとを次々と手に掛けていく。そして、文化祭前夜に恐ろしいできごとが…。

おすすめポイント

ストーリーが進むにつれ徐々に蓮実聖司の異常さが目立つようになる。蓮実の過去を語りながら、じわじわと迫りくる恐怖と緊迫感にドキドキさせられつつ、目が離せなくなってしまう。

教師としてクラスの問題に奔走する姿と、その裏での冷酷な姿に、不気味さが伝わり背筋がゾクっとさせられる。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

貴志祐介おすすめ小説 まとめ

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ホラー 青春ミステリー SF小説 シリーズ小説 映画化小説

黒い家 (角川ホラー文庫)

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天使の囀り (角川ホラー文庫)

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クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

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十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA (角川ホラー文庫)

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青の炎 (角川文庫)

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新世界より(上) (講談社文庫)

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硝子のハンマー (角川文庫)

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悪の教典 上 (文春文庫)

悪の教典

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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