こんにちは! 小さな勇気をもらったネイネイ(@NEYNEYx2)です。
2018年本屋大賞に受賞されれた、辻村深月さんの『かがみの孤城』を読みましたので、あらすじや感想・レビューをご紹介します。
この本の内容は中学生の物語ですが、もしあなたが今、人間関係に悩んでいるのならこの本をオススメします。
こんな人におすすめ
- 生きずらさを感じている人
- あるときから時間が止まって動けずにいる人
- 自分の居場所がみつからずにいる人
『かがみの孤城』辻村深月【あらすじ&概要】
あらすじ
安西こころは中学に入学してすぐに、あることが原因で学校へいけなくなった。居場所がなく家に閉じこもっていたある日、突如として部屋の鏡が光りだした。輝く鏡をくぐり抜けて導かれた先には、見たこともない城があった。
そこには、こころと似た境遇の7人がいた。狼面をつけた少女の指令で、どんな願いも叶うという部屋の鍵を探すことになるのだが…。
おすすめポイント
会社員時代に悩む内容は、仕事のこと、給料のこと、人間関係のことの3つが大半です。
自分が働いていた会社でも、陰で平然と人の悪口を言い、本人の前ではその事は一切隠し、ニコニコと笑顔で話を合わせるヤツがいました。
そんなヤツに限って出世していく。 自分はそんな会社の輪が心底いやになり退職を考えました。
こんな奴等を信頼できるはずがないから。 一生わかりあえない……。
会社を辞めることが良いことだったのかは分からないけれど、この本の中に下記の部分がある。
胸を張って学校に向かえるのは、ここだけが居場所じゃないと教えてもらったからだ。
(P544より)
ハッ、と思います。そうだよね別にここだけが全てじゃないよね。
本文の中では、自分の通っている中学校に行けなかったとしても悲観することはないよ。だって、学校は他にもあるし、スクールだってあるじゃない。と教えてくれます。
この内容ってなにも学生だけに限ったことではなくて、社会人、ご近所付き合い、ママ友の付き合い、そんな対人関係に悩みを抱えている人が読むと心に響くものがあります。
自分はこの本を読み終えて、「生き方は一通りじゃない」と教えられたように思います。
周りと同じように会社に勤めていなければダメなんじゃなくて、人それぞれに選択肢は無数にあるのだよと…。
人間関係で悩みを抱えているのなら、一度この本を読んでみることをお勧めいたします。
きっと、心に刺さる大切なものが見つかる一冊になります。
補足
読むのに2日かかってしまいました。前半はよかったのですが、中盤から後半にかけてが中々読み進めるのが困難でした。
それもこれも、幾度となくダムが決壊し、そのたびに先に読み進めない。
ページが進むより、ごみ箱の鼻紙がどんどん増えていく。
読む際には、大量のテッシュが必要になるはずです。お気をつけください!
まとめ
前に進む力をほんの少し分けてもらえる、そんな作品でした。
より多くの人に知ってもらいたい作品なので、映画化されないかな~
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
オーディオブック版『かがみの孤城』のPV
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