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泣けるおすすめ感動小説【自然と涙があふれでる】まず読むならコレ

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

切ない展開に胸を締め付けられたり、登場する人物に感情移入させられたりし、自然と涙があふれでて心を癒されてしまう。

今回はそんな、心を揺さぶられる作品の中から『泣けるおすすめ感動小説』をご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

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目次(タップできます)

泣けるおすすめ感動小説

『かがみの孤城』辻村深月

あらすじ

安西こころは中学に入学してすぐに、あることが原因で学校へいけなくなった。居場所がなく家に閉じこもっていたある日、突如として部屋の鏡が光りだした。輝く鏡をくぐり抜けて導かれた先には、見たこともない城があった。そこには、こころと似た境遇の7人がいた。狼面をつけた少女の指令で、どんな願いも叶うという部屋の鍵を探すことになるのだが…。

おすすめポイント

城に集められた7人は、それぞれに悩みを抱えている。心の奥底に闇を抱えた彼らの心情や、もがきながらも前に進もうと立ちあがろうとするさまは、感情移入させられ胸が熱くなってくる。また、鍵を探すなかタイムリミットが迫まる状況で、忍び寄よってくる怪しげな気配には、おのずとハラハラドキドキ感が高まってていく。

心に傷を抱えた者たちが、理不尽な現実を打ち砕こうと一歩を踏みだしていく。そんな姿に心を揺り動かせる物語。

『ツナグ』辻村深月

あらすじ

一生にたった1度だけ、死んだ人との再会を叶えてくれる仲介人の「使者つなぐ」。突然亡くなってしまったアイドル、母に癌と告げることのできなかった息子、喧嘩したまま会えなくなった親友、婚約者が失踪してしまった会社員、ツナグの仲介により再会した死者と生者。それぞれの想いが交差していく、5つの連作短編集。

おすすめポイント

それぞれが死者にたいして、想いや後悔を抱いている。死者に会うことで、そのわだかまりを解消して前に歩んでいこうとしていた。死を見つめ直し、これからの生を考えていくテーマは感慨深い。誰もが迎える死と向き合うことで、命の尊さが心の奥底に染み入ってくる作品。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』東野圭吾

あらすじ

3人の男たちは悪事を働いて古い家に逃げ込んでいく。かつてその雑貨店は、どんな悩み相談にも答える店主・浪矢雄治がいる店であった。そんな廃業している店内に、シャッターの郵便口から突然に、悩み相談の手紙が落ちてくるのだった。それは、時空を超えて過去から投函されたと思われる手紙であった。3人は戸惑いながらも返事を書くのだが…。

おすすめポイント

人びとの悩み相談をしていくことで、3人の心にも変化が生まれてくる。その様子を目の当たりにした読者の心にも響くものがある。切実な悩みに誠実に向き合っていく、その姿に心があたたかくなる。もっとも泣けると評される感動ミステリー。

『手紙』東野圭吾

あらすじ

武島剛志は弟を大学に入れるため、金欲しさに空き巣に入り殺人を犯してしまう。刑務所に入った剛志は、月に1度、弟の直貴のもとに、手紙を送る。人生のあらゆる場面で、「強盗殺人犯の弟」という足かせが付き纏っていく。それでも、理解を示してくれる女性と出会い家庭を持った直貴は、ある決意をするのであった…。

おすすめポイント

犯罪加害者の家族をテーマに、その過酷さと苦悩が痛いほど伝わってくる。罪というものの重みを深く考えさせられる。犯罪者の家族というレッテルを抱えながらも、必死に生きようとする姿に胸を締めつけられる作品。

『西の魔女が死んだ』梨木香歩

あらすじ

中学生に入学してまもなく、学校に通うことができなくなってしまった少女まい。田舎で暮らす祖母のもとで療養することに。そこで、彼女は「魔女修行」として、何でも自分で決める、ということを学んでいく。

自然を感じながら規則正しい生活を送るなかで、徐々に心を癒されていく。そして、まいは大切なメッセージを祖母から受け取るのだが……。

おすすめポイント

生きづらさを抱えてしまった少女まい。そんな彼女を、優しく包み込むように受け止めてくれるのが祖母こと「西の魔女」だ。祖母と過ごす日々は、温かみがあり安らぎを与えてくれるもので、読み手の心もスッと軽くしてしまう。

夏のひと月を田舎の自然に囲まれて過ごすなかで、少女が成長していく姿とともに大切なことに気づかさせてくれ、静かに心に染みわたる物語。

『博士の愛した数式』小川洋子

あらすじ

家政婦である「私」が派遣されたのは、事故により80分しか記憶がもたなくなった元数学教授の「博士」の家であった。博士にとって、私はつねに初対面の家政婦である。数字にしか興味を示さない彼に、困惑する日々。そんなある日、私の息子の存在をきっかけにして、またたくまに温かさへと変化してゆくが……。

おすすめポイント

事故による影響で記憶が80分しか続かない博士。そんな彼が見せる数学への純粋なまでの情熱に、戸惑いのあった家政婦の私や息子までもが心を動かされていく。3人の繋がりをとおして、数学のおもしろさと人生における幸せに気づかせてくれる。

80分しか記憶のもたない博士、シングルマザーの家政婦と息子ルートの3人が織りなす交流に、悲しくも胸が熱くなっていく物語。

『旅猫リポート』有川浩

あらすじ

交通事故にあい瀕死だった野良猫のナナは、自分を助けてくれた心優しいサトルと暮らすことに。5年の月日が流れ、ある事情からサトルはナナを飼えなくなってしまう。

一匹の猫と青年は銀色のワゴンに乗って、新しい飼い主を探す旅にでる。懐かしい面々に会い、美しい風景を眺めながら、徐々に明かされていくサトルの秘密とは…。

おすすめポイント

猫であるナナの視点で描かれる本作。サトルとの出会いから、銀色ワゴンでの旅でめぐり会う風景や人びとに和ませられ癒されていく。また、少しずつ明かされていく真実には、誰しもが胸を締めつけられつつも、サトルとナナの関係に温かみを感じてしまう。

新しい飼い主を探す旅のなかで過ごしていく、サトルとナナの幸せな時間に、切なくも優しさ溢れるふたりに熱いものがこみ上げてくる作品。

『ストーリー・セラー』有川浩

あらすじ

作家の妻が患った、致死性脳劣化症候群という不治の病。複雑な思考をするほど脳が劣化し、やがて死にいたる。生きるためには、書くことを諦めなければいけない。。

小説家と、彼女を支える夫におとずれた過酷すぎる運命。究極の選択を迫られた彼女は、はたして決断できるのか…。

おすすめポイント

脳で考えるほどに寿命を失っていく小説家の妻。そんな妻を支える夫。悩み、葛藤しながらも、お互いを信頼し、尊重しあう夫婦の姿に、目頭を熱くさせる。

病に侵され死が迫りながらも、お互いを大切に思いやる夫婦の深い絆に、切なくも愛があふれている作品。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』七月隆文

あらすじ

京都の美大に通っている南山高寿は、通学電車のなかで出会った福寿愛美に一目惚れした。高嶺の花と思える彼女に、勇気を振りしぼり声をかけるのだが、なぜか突然、涙を見せるのだった。困惑する高寿だが、彼女の涙の意味を知るよしもなかった。

やがて、ふたりは距離を縮めていき、交際がスタートする。しかし、愛美は想像もしていない重大な秘密を抱えていたのだった…。

おすすめポイント

愛美に一目惚れした高寿は、少しずつ愛を育んでいくのだが、彼女の言葉に見え隠れしてくる違和感。そんな、彼女が隠している秘密には胸を締め付けられ、思わず涙腺が緩んでしまう。

大切な人との日常に思いを馳せつつも、ふたりの切なすぎる運命に、心を震わせる物語。

『桜のような僕の恋人』宇山佳佑

あらすじ

夏も終わりかけのある日の午後、美容室をおとずれたカメラマン見習いの晴人。そこで出会った美容師の美咲に一目惚れしてしまう。彼女目当てで、その店に通い詰めやがてふたりは恋人同士となる。

だが、幸せな時間は長くは続かず、美咲は普通のひとの何十倍もの早さで老いていく難病をわずらってしまう。自分が老いていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩んだ美咲は、別れを告げるのだが…。

おすすめポイント

カメラマン見習いの晴人が美容師の美咲と出会い、やがて恋人同士となったふたり。ゆっくりと幸せを育んでいくふたりだったが、美咲が急速に老いていく難病を発症してしまう。突如として告げられた余命に混乱しながら決断を迫られる彼女には、辛いものがあるが同時に、今という時間を過ごすことの大切さに気づかされる。

恋人が不治の病になりながらも互いを思いやる気持ちには、切なくも心を揺さぶられる物語。

『優しい死神の飼い方』知念実希人

あらすじ

犬の姿を借りて人間界におりたった死神のレオ。彼が派遣されたのは、緩和ケアを専門とするホスピスだった。そこで、死に目前に控えた人間たちの、この世に対する未練を救うため、レオは患者たちの過去の謎に挑んでいく。しかし、彼の行動により、患者たちは思わぬ事態に見舞われていく…。

おすすめポイント

人の感情には興味を示さず、魂を「我が主様」に導くだけだったレオが、患者たちとの関わりのなかで人の心情に寄り添っていく姿は、微笑ましくもある。抗いようのない最後のときを充実した人生で迎えれるため、奮闘していく犬の姿をした死神に、心を癒され胸がほんのり温かくなる作品。

『世界から猫が消えたなら』川村元気

あらすじ

郵便配達員として働いている30歳の僕。ちょっと映画オタクで猫とふたり暮らしてる。そんなある日、脳腫瘍で余命わずかであることを突然に告げられた。絶望のなか家に戻ると、自分と同じ姿の男がそこに立っていた。男は「悪魔」だと名乗り、奇妙な取引を提案してきた。「この世界からひとつなにかを消すと、代わりに一日だけ寿命を得る」と…。

僕は生きるために、消すことを決める。電話、映画、時計にと、世界からモノがなくなっていく。こうして、僕と猫と陽気な悪魔との7日間がはじまったのだ…。

おすすめポイント

余命わずかな僕は、世界からなにかを1つ消せば、寿命が1日だけ延ばすことができるという設定の本作。日々の生活の忙しさにかまけて、今ある幸せなことすらわからず失って初めて気づかされる。ほんとうに大切なものは身近に存在していることを読者に問いかけてくる。

生きるということ、死というものを深く考えさせられ、今いる世界を愛おしく感じることができる物語。

『青い鳥』重松清

あらすじ

中学の非常勤講師をしている村内先生は、国語の先生なのに言葉がつっかえて、うまく話すことができない。それでも、先生は授業よりも大事なことを教えてくれる。

いじめに加担してしまった生徒、父親の自殺に苦悩する生徒、家庭に問題を抱えた生徒。孤独でいるものに寄り添って、ほんとに大切なことを伝えてくれる、8話からなる短編集。

おすすめポイント

吃音症でうまく話せない国語の教師である村内先生。授業はうまくないけれども、先生の言葉には大切な想いが込められている。ひとりで悩みを抱えて苦しんでいる生徒たちに、そっと寄り添ってくれる先生に心を救われる。

口数は多くないけれど、やさしく手を差し伸べてくれる国語の先生に、本当にたいせつなメッセージを教えてもらえる作品集。

『とんび』重松清

あらすじ

昭和37年の夏に、瀬戸内の運送会社で働いているヤスさんに息子アキラが誕生する。待望の第一子が生まれたことで、愛妻の美佐子さんとともに喜びと幸せを噛みしめながら過ごす日々。

しかし、そんな幸せな日常は突然の悲劇により失われてしまう。不器用な父親であるヤスさんの愛情と、周囲の人びとの支えにより成長していく我が子を、高度経済成長にわいた時代を背景に描かれる物語。

おすすめポイント

不器用でいて照れ屋であるヤスさんが、我が子に溢れんばかりの愛情を注いでいく。ひねくれたところのある彼だが、人情味あふれる深い情を感じさせ、感情移入させたれた読み手は自然と涙があふれてしまう。

いい加減でいて不器用な父親のヤスさんが、我が子をまっすぐに育てようとする姿は、深く心にしみるものがある物語。

『その日のまえに』重松清

あらすじ

余命宣告をつげられた妻と、新婚時代のアパートをおとずれる僕たち。(「その日のまえに」)妻の最期ときを、ふたりの息子とともに見届ける。(「その日」)ある日、妻の亡くなった病院の看護師さんから、お目にかかりたい、という連絡がきて…。(「その日のあとで」)

死と向き合っていく人びとの日常を切なくもけなげに描きながら、幸せの意味をみつめる連作短篇集。

おすすめポイント

最期のときが近づく妻をそっと見守る家族。哀しみと己の運命を嘆きながらも、誰にでも必ずおとずれる「その日」と向き合って生きていく彼女。そして、「その日のあと」を受け入れ生きていく家族。なにげなく過ごしている日常が、どれだけ幸せなことかを感じさせる。

身近な人の生と死をとおして、日常のなかにある幸せを考えさせられ、生きている今を大切にしようと思える作品集。

『蜜蜂と遠雷』恩田陸

あらすじ

若いピアニストたちの登竜門として世界的にも注目される芳ヶ江国際ピアノコンクール。

養蜂を生業とする父と移動生活をし、自宅にピアノを持たない16歳の少年・風間塵。かつて天才少女といわれたが母の死を境に、ピアノから離れていた20歳の栄伝亜夜。楽器店に勤務するサラリーマンで妻子持ちである、28歳の高島明石。完璧なまでの演奏技術と音楽性を兼ね備えて、優勝候補とされる19歳のマサル。

若き才能たちによる、熱き闘いの幕が上がる…。

おすすめポイント

ピアノコンクールに懸ける、それぞれが抱えている想いや葛藤に引き寄せられ感情移入させられる。また、本作の魅力の一つとなっている演奏シーン。文字として描かれているのに、ピアノが奏でる音をまるで読者もホールで聴いているかのごとく興奮させられる。

国際ピアノコンクールに挑んでいく、若き才能のピアニスト4人たちの姿に、音楽の世界にいざなわれ心を揺さぶられる物語。

『夜のピクニック』恩田陸

あらすじ

全校生徒が夜を徹して80キロを歩き続ける、高校生活の最後をかざるイベント「歩行祭」。この北高の伝統行事に、甲田貴子はある想いを胸に秘めてのぞんだ。

高校生たちのそれぞれの思惑が交錯するなかで、小さな賭けをする貴子だったが…。

おすすめポイント

夜を徹して80キロを歩くという、とある高校の伝統行事「歩行祭」。非日常的なイベントが醸しだす雰囲気に、さまざまな想いを抱えた高校生たちの感情が入り混じる。複雑な家庭環境、友人関係、恋心にと思春期ならではの葛藤を見せながら、爽やかな風が駆け抜けていく。

高校生たちが夜通し歩き続ける1日に、彼らとともに読者も一緒に「歩行祭」に参加している気持ちにさせられ、青春の甘酸っぱさを感じられる物語。

『カラフル』森絵都

あらすじ

生前のあやまちにより、輪廻のサイクルから外れたぼくの魂。しかし、天使業界の抽選にあたり、もう一度チャンスをもらった。そして、ぼくは「小林真」という中学3年生の体にホームステイし、前世での悪事を思い出さなければいけなくなった。

ところが、ガイド役の天使からは、父親は自己中なヤツで母親は不倫中だと告げられる。気乗りしないホームステイであったが、よくよく周りを見渡してみれば、世の中そんなに単純じゃないことに気づいていき…。

おすすめポイント

再挑戦のチャンスを手にし、前世の罪を思い出さなければいけなくなった「ぼく」。生きていれば誰しも、あやまちを犯すことはある。とくに悩んで追い詰められたり、自分の世界にこもってしまうと、周りが見えなくなってしまう。

しかし本作では、人それぞれに個性があり決して1色ではなく、この世はもっと鮮やかに彩られていると、大切なことを教えてくれる。

いい加減な天使により与えられたチャンスに、今まで見えていなかったことに気づかされ、生きづらさを感じていた景色がまったく違ったことに心を救われる作品。

『風が強く吹いている』三浦しをん

あらすじ

逃げるように夜道を駆け抜けていく蔵原くらはらかける。そんな彼の前に、見知らぬ男が声をかけてきた。「走るのは好きか」と…。男は清瀬きよせ灰二はいじと名乗り、竹青荘という古びた学生寮に導かれた。

竹青荘には、特異な才能をもつ住人たちが暮らしていた。そして、まさか蔵原を含めた10名で、「箱根」に挑むことになろうとは夢にも思ってもいなかった…。

おすすめポイント

学生寮の竹青荘ことアオタケの住人たち10人で目指すことになった箱根駅伝。ヘビースモーカーの「ニコチャン」、司法試験に合格した秀才の「ユキ」、クイズ番組好きの「キング」、田舎育ちの「神童」、にと個性あふれるメンバーを、灰二が手を変え品を変えてみんなを導いていく。自分の弱さを認め、仲間を信じて、「速さ」ではなく「強さ」を追い求めていく彼らに、胸を熱くさせられる。

10人の才能豊かなものたちが、壁にぶつかり限界に挑みながら成長していく姿は、眩しくも羨ましくもあり読み手の心を掴んではなさない。

『バッテリー』あさのあつこ

あらすじ

中学入学が迫った春休みに、父の転勤で岡山の県境の街に引っ越してきた原田巧。ピッチャーとしての己の才能を信じて、ストイックなまでにトレーニングに打ち込む巧だが、ときに冷酷に他者を切り捨てることもある。

そんな彼の前に、同級生の永倉豪があらわれ、バッテリーを組むことになった。豪はミットを構えながら、巧に本気の野球を申しでるが…。

おすすめポイント

天才肌でいてプライドも高いが、努力も怠らない巧。引っ越し先で、彼は豪とバッテリーを組むことになった。ひたむきに野球と向き合い、悩んで喧嘩もするが、お互いを認め合うふたりに、惹かれてしまう。

自分の力を信じて突き進むピッチャーと、バッテリーを組む豪の不器用でいて真っ直ぐなふたりの成長に、心を奪われてしまう作品。

『聖の青春』大崎善生

あらすじ

幼くして難病をわずらい病気と闘いつづけ、名人を目指して将棋にすべてを捧げた天才棋士・村山聖。将棋界の最高峰A級に在籍したまま終えた、熾烈でいて純粋なまでに情熱を注いだ29年の生涯。

「東の羽生、西の村山」と称されながらも、名人への夢半ばで倒れた「怪童」の歩んだ道を、師弟愛、家族愛、ライバルたちとの交流を通して語られる感動のノンフィクション。

おすすめポイント

腎臓の難病であるネフローゼにおかされながら、将棋で名人になることを目指し続けた村山聖。強烈な個性をはなつ彼の周りには、自然と仲間たちが集まり支えとなる。思うように動かぬ体で、まっすぐな想いを持ちひたむきに将棋に打ち込んでいく棋士の生きざまに、心を打たれる。

最期のときまで将棋のことを考えて、名人になる夢を追いかけた男の壮絶な人生に、心を揺さぶられる物語。

『キッチン』吉本ばなな

あらすじ

唯一の肉親である祖母を亡くし、現実を受け入れずにいる大学生のみかげ。ある日、祖母と親しいかった雄一とその母の家に居候することになった。

穏やかな暮らしのなかで、彼らの優しさにふれ彼女の孤独な心を癒していくのだが…。

おすすめポイント

身近な人が亡くなった辛さと哀しみで、孤独に苛まれるみかげ。だが、雄一とその母親との奇妙な生活のなかで、ささやかな優しさに包まれ自分の居場所を見つめ直すさまに、心を救われた気持ちにさせられる。

大切な人をうしなった喪失感にもがきながらも、ゆっくりと前を向いて生きていく姿に、心を温められる作品。

『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ

あらすじ

自分の人生を家族によって搾取され続けてきた女性の貴瑚。祖母の遺した古家がある、海辺の田舎に引っ越してきた彼女。そんなある日、口がきけない不思議な少年に出会った。どうやら彼が、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていることを貴瑚は知ってしまう。

家族の愛を受けずに孤独に苛まれて生きてきた2人が出会い、少年の誰にも届かないはずの悲痛な叫びを救うための物語がはじまりを告げるのだが…。

おすすめポイント

辛い過去を抱えた貴瑚が、たどり着いた小さな海辺の町。そこで出会ったのが、彼女と同じように心に深い傷をおった少年だった。孤独に苦しみながら誰にも気づいてもらえない彼を、自分がかつて救ってもらったように貴瑚が奔走するさまは、弱者の叫びに耳を傾けることの難しさとともに、現代社会の抱える闇を考えさせられる。

悲痛な叫びを聴きとることの大切さに気づかされ、孤独でいる者にそっと寄り添う人びとの温かさが、心に刺さるものがある物語。

『ちょっと今から仕事やめてくる』北川恵海

あらすじ

ブラック企業に勤める青山隆は、精神的に追い詰められ心身ともに衰弱していた。あるとき、電車に飛び込もうした彼を、同級生の「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。関西弁で親しみやすいヤマモトと打ち解けた青山であったが、本物の同級生とは別人であることを知る。

彼は一体だれなのか。なぜここまで自分を気遣ってくれるのか。そこには、ある事情が…。

おすすめポイント

新社会人として企業に勤め、はじめて味わう苦悩や葛藤が描かれる本作。会社で働いていれば、理不尽に怒られることもあるし、やりたくのない仕事もあるだろう。しかし、会社のために自分の人生を犠牲にする必要はあるのだろうか。冷静になれば答えられる問いでも、日々の忙しい業務に没頭していると見失いがちな大切なことを読者に突きつけてくる。

仕事により身も心もボロボロになった主人公が、謎の男に助けられ自分と向き合い人生を見つめ直す姿が、心に残るものがある作品。

『ライオンのおやつ』小川糸

あらすじ

33歳という若さながら海野雫は癌に蝕まれ医師から余命を告げられる。残りの日々を瀬戸内の島にある「ライオンの家」というホスピスで過ごすことを決めた。そこでは毎週日曜日におこなわれる、入居者が思い出のおやつをリクエストできる「おやつの時間」があった。

島での穏やかな日々のなかで、人生の醍醐味を心ゆくまで味わっていくこととなるのだが…。

おすすめポイント

誰にでも必ずおとずれる死をテーマに描かれる本作。最期のときを迎える悲しみや死への恐怖のみを表現するのではなく、「おやつの時間」を用いて、自分の歩んできた道を振り返りながら、残された時間を大切にしていく。そんな、今を生きていく姿には、死との向き合い方を考えさせられつつも、心穏やかな気持ちにさせられる。

誰にでもおとずれる、その瞬間をあたたかく描きながら、心に沁みわたる物語にホロリとさせられる。

『おいしくて泣くとき』森沢明夫

あらすじ

貧困家庭の子どもたちに、「こども飯」を無料で配っている『大衆食堂かざま』。店の息子で中学生の心也は、「こども飯」を食べにきている幼なじみの夕花が気になっていた。

7月のある日、心也と夕花のふたりは厄介な学級新聞の編集委員を任されたことで、距離を縮めることになり、ある事件に巻き込まれて…。

おすすめポイント

貧しい家庭の子どもに食事を無料で提供する、子ども食堂をめぐり語られる問題の数々。子どもの貧困、ネグレクト、いじめ、にと無力である子どもに辛く苦しい現実に、胸を締めつけられつつも、そっと支えてくれる人びとの優しさに心が救われていく。

子ども食堂を舞台に語られていく人びとの想いに、じんわりと心に沁みる温かさを感じれる物語。

『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和

あらすじ

その店のとある席に座ると、過去に戻れると噂の不思議な喫茶店フニクリフニクラ。そんな都市伝説を聞きつけ店におとずれた4人の女性たち。「ここに来れば、過去に戻れるって、ほんとうですか?」

それぞれ心に抱えた傷をもつ彼女たちが、過去に戻ろうと願い、ささやかな旅へとでる。過去に戻れる喫茶店でおきた、やさしくも心温まる4つの奇跡とは…。

おすすめポイント

後悔を胸に抱いている女性たちが、少しの間だけ過去に戻って想いびとに会いにいく。しかし、過去に戻ったからといっても「現実は変わらない」というルールが存在している。それでも、会うことで心を救われていく姿に、おもわず感極まるものがある。

コーヒーが冷めるまでの短い時間だけ、過去に戻れる喫茶店で紡がれる想いに、心を揺さぶられる作品集。

『また、同じ夢を見ていた』住野よる

あらすじ

小学生の小柳奈ノ花は、優等生であるがちょっと生意気なところがあり学校に友達はいない。そんな彼女がある日、1匹のネコに出会った。そのことで知的な感じのするアバズレさん、1人で静かに暮らしているおばあちゃん、無数の傷が手首にある南さんとの不思議な縁に導かれて、「幸せとは」の答えを探し求めていく…。

おすすめポイント

歳を重ねるごとに日々の生活に追われ、自分の人生や幸せについて考えることもなくなってくる。もっと違った道もあったのでは、やり直したいことの一つや二つ誰にでもあるはずだ。本作では、小学生の女の子が、幸せの難しさと大切さを見せつけ、その姿はグサリと心に刺さるものがある。

幸せとはなにか、その難しい答えを求めて小柳奈ノ花が織りなす、ちょっと不思議でいて心温まる物語。

『余命10年』小坂流加

あらすじ

数万人に1人という不治の病にかかった20歳の茉莉は、余命が10年であることを知った。現実を突きつけられ将来にたいし諦めが先行し、毎日をなんとなく過ごしていく。

そして、友人に誘われたこともあり、趣味に情熱を傾けていくようになる。しかし、恋愛だけは決してしないと心に誓う茉莉だったが……。

おすすめポイント

20歳で余命があと10年であると宣告された女性。長いようにも短い期間にも感じる10年。そのなかで、病気との向き合い方に悩みながらも、今できる楽しみや喜び、恋愛にと人生を謳歌していく。綺麗事ではない素直な心情がリアリティをおび、読み手にストレートに訴えかけられ、心に響くものがある。

ひとりの女性の生きざまが、物語と著者の病気とリンクしているように感じられ、その姿が心に深く刻まれる作品。

『生きるぼくら』原田マハ

あらすじ

いじめを受けて、引きこもりになった麻生人生。心の支えだった母が突然いなくなり、意を決して蓼科でひとりで暮らす祖母の中村真麻のもとを尋ねることに。

4年ぶりに外へとでた人生。祖母のいる地で待っていたのは、まったく予想しない事態であった…。

おすすめポイント

マーサおばあちゃんのため米作りに挑戦することになった、引きこもりの麻生人生。慣れない農作業に苦戦しながらも、周囲の人びとに温かく支えられ一歩ずつ前へ進んでいく。米作りを通して、自然とともに生きることの大切さを感じさせ、心癒される。

引きこもりだった青年が、蓼科での自然や人びとの繋がりにふれて、もう一度人生を前を向いて歩んでいく姿に、熱いものが込み上げてくる物語。

『三日間の幸福』三秋縋

あらすじ

寿命の査定価格が、1年間で1万円ぽっちしかない「俺」。未来に希望をもてずに大半を売り払い、わずかな余生で幸せを願うが、どうも上手くいかない日々。そんな俺を冷たい目で眺める「監視員」のミヤギ。

そしてやっと、一番の幸せが彼女のために生きることだと気づいが、そのとき俺の寿命は残り2ヶ月となり…。

おすすめポイント

未来に絶望をし、寿命のほとんどを売ってしまった「俺」。残りの余生は幸せに生きようとするが、なにをしても空回り。そんな彼が、やっと本当の幸せに気づく。人の価値ということを通して、生きていくために大切ことを考えさせられ、心をつかまれていく。

未来に前向きになれずにいる青年が、もがきながらも自分の人生と向き合っていく姿に、心を揺り動かされる作品。

『永遠の0』百田尚樹

あらすじ

終戦から60年目の夏。司法試験に落ち続けて人生の目標を失いかけていた佐伯健太郎と、フリーライターである姉の慶子は、第2次世界大戦でゼロ戦のパイロットだった祖父の宮部久蔵のことを調べはじめた。

凄腕でありながら、誰よりも死を恐れ、生きることに執着する戦闘機乗りであることが、元戦友たちの証言からもたらされた。想像とかけ離れた人物像に戸惑いつつも、健太郎たちは長らく封印されていた事実に迫っていくのだが…。

おすすめポイント

ゼロ戦乗りであった祖父の宮部久蔵がたどった足跡を調べる孫の佐伯健太郎。尊い命がいくつも失われた戦争の悲惨さを語りながら、命を大切にする祖父の生きざまには、胸を締め付けられつつも心を揺さぶられる。

凄腕のゼロ戦パイロットである祖父の生涯をとおして、理不尽な時代でありながらも己の信念を貫いた彼の姿に、心を震わされる物語。

『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス

あらすじ

32歳を迎えても幼児なみの知能しかない青年チャーリイ。そんな彼に舞い込んだ、夢のような話。頭がよくなる開発されたばかりの脳手術を受けさせてくれるというのだ。彼はこれを承諾し、白ネズミのアルジャーノンを競争相手として検査を受ける。

そして、手術によりチャーリイの知能は飛躍的に向上して、天才と呼べるまでになる。だが、天才がゆえの喜びや苦悩、孤独を抱えていくことになり…。

おすすめポイント

知的障害のために6歳児ほどの思考しかない青年チャーリイ。彼が選ばれた臨床試験にて手にした天才の知能。これで自身のコンプレックスだった障害を克服したと思われたが、それは同時に、自分への冷たい視線や周囲との距離感に悩まされていく。頭がいいことが全てではなく、本当の幸せとはなにかを考えさせられる。

人にとって本当に大切なことはなんであるのかを、青年の生涯をとおして問いかけられ、切なくも心に響くものがある物語。

『星の王子さま』サン・テグジュペリ

あらすじ

砂漠に不時着した、飛行士の「ぼく」。孤独と不安にかられるなか出会ったのは、いくつもの星をめぐり7番目の星である地球にたどり着いた「王子さま」だった。

残りの水が少なくなっていくなかで、純粋でいてちょっと生意気な王子さまに振り回されながらも、ほんとうに大切なことを思いおこさせる。

おすすめポイント

見渡すかぎりの砂漠に不時着した「ぼく」は、さまざまな星をめぐる旅をする「王子さま」と出会った。ふたりの交流をとおして、忙しい日常に追いやられて忘れている大切なことに気づかされ、心が洗われるように感じさせる。

王子さまが旅のなかで出会ったものたちの言葉に、考えさせられつつも、心に響くものがある物語。

『ザリガニの鳴くところ』ディーリア・オーエンズ

あらすじ

1969年、ノースカロライナ州の沼地で、男の死体がみつかった。人びとは「湿地の少女」に疑いの目を向ける。

6歳で家族に見捨てられたカイアは、そのときから1人で生きていかねばいけなかった。村人たちに「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれつつも、彼女は自然のままに生物が生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせ静かに暮らしていたが…。

おすすめポイント

湿地の奥地でひとりで生きねばならなかった少女。孤独や貧困、人種差別を織り交ぜながら、過酷な環境を生き抜いていく彼女の成長は、読み手の胸に迫るものがある。また、自然のなかで生きる動植物の美しくも残酷さをあわせ持つ描写が彩りを添えている。

動物学者である著者が描きだす瑞々しい詩の数々に魅せられ、湿地でひとり暮らす彼女の人生に、心を揺さぶられる物語。

泣けるおすすめ感動小説まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

おすすめ感動小説 まとめ

かがみの孤城 上

『かがみの孤城』
辻村深月

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ツナグ (新潮文庫)

『ツナグ』
辻村深月

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ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
東野圭吾

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手紙 (文春文庫)

『手紙』
東野圭吾

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西の魔女が死んだ (新潮文庫)

『西の魔女が死んだ』
梨木香歩

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博士の愛した数式 (新潮文庫)

『博士の愛した数式』
小川洋子

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旅猫リポート (講談社文庫)

『旅猫リポート』
有川浩

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ストーリー・セラー (幻冬舎文庫)

『ストーリー・セラー』
有川浩

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ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
七月隆文

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桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

『桜のような僕の恋人』
宇山佳佑

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優しい死神の飼い方 (光文社文庫)

『優しい死神の飼い方』
知念実希人

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世界から猫が消えたなら (小学館文庫)

『世界から猫が消えたなら』
川村元気

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青い鳥 (新潮文庫)

『青い鳥』
重松清

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とんび (角川文庫)

『とんび』
重松清

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その日のまえに (文春文庫)

『その日のまえに』
重松清

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蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

『蜜蜂と遠雷』
恩田陸

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夜のピクニック (新潮文庫)

『夜のピクニック』
恩田陸

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カラフル (文春文庫)

『カラフル』
森絵都

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風が強く吹いている (新潮文庫)

『風が強く吹いている』
三浦しをん

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バッテリー (角川文庫)

『バッテリー』
あさのあつこ

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聖の青春 (角川文庫)

『聖の青春』
大崎善生

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キッチン (角川文庫)

『キッチン』
吉本ばなな

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52ヘルツのクジラたち (中公文庫, ま55-1)

『52ヘルツのクジラたち』
町田そのこ

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ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)

『ちょっと今から仕事やめてくる』
北川恵海

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ライオンのおやつ (ポプラ文庫 お 5-5)

『ライオンのおやつ』
小川糸

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おいしくて泣くとき (ハルキ文庫)

『おいしくて泣くとき』
森沢明夫

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コーヒーが冷めないうちに

『コーヒーが冷めないうちに』
川口俊和

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また、同じ夢を見ていた (双葉文庫)

『また、同じ夢を見ていた』
住野よる

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余命10年 (文芸社文庫NEO)

『余命10年』
小坂流加

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生きるぼくら (徳間文庫)

『生きるぼくら』
原田マハ

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三日間の幸福 (メディアワークス文庫)

『三日間の幸福』
三秋縋

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永遠の0 (講談社文庫)

『永遠の0』
百田尚樹

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アルジャーノンに花束を〔新版〕(ハヤカワ文庫NV)

『アルジャーノンに花束を』
ダニエル・キイス

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星の王子さま (新潮文庫)

『星の王子さま』
サン・テグジュペリ

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ザリガニの鳴くところ

『ザリガニの鳴くところ』
ディーリア・オーエンズ

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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