こんにちは! 明日への活力をわけてもらえたネイネイ(@NEYNEYx2)です。
今回は、田中修治さんの『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』を読みましたので、あらすじや感想・レビューをご紹介します。
仕事で落ち込んでいる人、結果がでずに悩んでいる人が、この本を読めば「あ~ もうちょっとだけ自分も頑張ってみるか!」って仕事への活力をわけてもらえる作品です。
『破天荒フェニックス』田中修治【あらすじ&概要】
あらすじ
2008年2月。小さなデザイン会社を経営している田中修治(30歳)は、ひとつの賭けに打って出る。
それは、誰もが倒産すると言い切ったメガネチェーン店「オンデーズ」の買収—。
新社長として会社を生まれ変わらせ、世界進出を目指すという壮大な野望に燃えていたが、社長就任からわずか3か月目にして銀行から「死刑宣告」を突き付けられる。
しかしこれは、この先降りかかる試練の序章に過ぎなかった…。(「BOOKデータベース」より)
ブルーオーシャン
メガネという商品を売るのに「安さ」を追及し事業を拡大していったが、次第に大手チェーンも安売りに参入し、安売り合戦になってしまったのだとか。
それにより方向性を変化させて、ブルーオーシャンを目指したのだそうです。ブルーオーシャンの解説は下記のように書かれています。
戦いのない青い海という意味。ちなみに競争が過熱している市場をレッドオーシャンという。
(P30より)
ブルーオーシャンは、未開の地なのでそこに到達するには覚悟と勇気がいるけれど、そこを手に入れてしまえばライバルが現れにくいとしています。
中小企業がその業界で、トップを獲得しようとするならこういう考え方は重要になりますよね。
目立ったもん勝ち
田中修治がオンデーズの社長に就任して打ち出したスローガンに「目立ったもん勝ち!」というものがあります。 このスローガンの意図についてこう書かれています。
それに、このスローガンの『目立つ』という言葉には『もっと自己主張をしなさい』っていう意味も込められているんです。困ったり、悩んだりしていても、誰かが気付いてくれるのをじっと待っているだけではだめなんです。自ら解決しようとして行動に移さなければ、誰も手を差し伸べてくれないし、その人も成長しない。世の中とはそういう厳しいものでしょう?
(P59より)
この内容って仕事がデキル人に共通している点と同じだといえるのではないでしょうか。
仕事がうまくいかない人は、わからないことがあっても「まあ、いいか」ってそのままにして次に進んでしまいがちです。
デキル人は、それをどうすればよいか自分で考え、調べたり、わかる人に教えてもらって、その場で解決していきます。
それの繰り返しで、仕事のできる・できないが決まってくるといえそうです。
やりたい人に任せる
海外での新規事業を誰に任せるかを考えている場面で、下記の一言があります。
責任ある仕事ってのは、やれそうな人に任せるより、やりたい人に任せるのが一番大事だ
(P429より)
ここでは、仕事のスキルより、その仕事へかける想いが強い人を選らぶべき。としています。
スキルが高くても、やる気がない人がリーダだと周りの人がまったくついてこないですものね。 また多少スキルが劣っても、やる気のある人が先頭にたってくれていると自然に周りがサポートするものですよね。
感想・レビュー
タイトルに「破天荒」とありますが、破天荒というより「クレイジー」というのが相応しいのではと思う。 こんな日常をおくっていたら普通の人であれば、肉体か精神がすぐに悲鳴をあげることでしょう。
それでも周りの人がついてくるのは、この人に魅力を感じその仕事に面白さに引き寄せられているのが、ありありと伝わってくる。
そして、次々に迫りくる苦難に立ち向かっていく姿に、心が躍ること間違いなしです。
まとめ
メガネ業界で世界一位を目指す男がたびかさなる苦難に挑み、這い上がろうとする物語。
エナジードリンクを飲んで力をみなぎらせるより、この本を読んで仕事へのモチベーションを上げてみてはどうでしょうか。
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
『破天荒フェニックス』のPV
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