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綾辻行人おすすめ小説【ジャンル別】まず読むならコレ

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

新本格ミステリー作家とされ、ミステリーからホラーや幻想小説まで、幅広く手掛けている作家。

今回はそんな、綾辻行人さんの本の中から『おすすめ小説』をジャンル別にてご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

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綾辻行人おすすめ小説【ジャンル別】

綾辻行人さんは、1960年12月23日生まれの京都府出身。

京都大学教育学部を卒業したのち、同大学院修了。1987年に『十角館の殺人』で作家デビュー。その後、巻き起こった「新本格ムーブメント」の火付け役となっています。

作品の多くで叙述トリックを用いており、ラストのどんでん返しが特徴的です。また、ミステリーのほかにホラー小説も数多く手掛けています。

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本格ミステリー

『十角館の殺人』

あらすじ

無人島である孤島の角島。その島に建つ十角形をした奇妙な館の「十角館」に、大学のミステリー研究会のメンバー男女7人がおとずれた。この島では、半年前に四重殺人事件がおきており、館を建てた建築家の中村青司を含む4人が亡くなった曰くつきの場所でもある。

そんな島での1週間を満喫するはずの彼らは、やがて連続殺人事件に巻き込まれていく…。

おすすめポイント

春休みを満喫するためおとずれた孤島でおこる連続殺人。動機やトリック、構成にとミステリーの魅力がすべて詰まった、日本ミステリー界でもっとも有名な一冊。

時代が変わっても読み継がれる、この壮大な仕掛けに誰もが衝撃を味わうことのできる作品。

『霧越邸殺人事件』

あらすじ

信州の山深き地にある謎の洋館「霧越邸」を訪れた、劇団「暗色天幕」の面々。住人たちの冷たい対応に、邸内で次々とおこる不可思議な現象。そして、見え隠れする怪しい者の影が…。

吹雪で閉ざされた山荘で今、恐ろしくも美しい連続殺人劇の幕が上がり…。

おすすめポイント

吹雪のなかで劇団員たちが、偶然たどり着いた洋館「霧越邸」。その館で遭遇することになる、見立て連続殺人。屋敷が醸しだす妖しさと、幻想的な世界観に魅せられながら、謎解きを心ゆくまで愉しめる。

閉ざされた館でのクローズドサークルに、王道の本格ミステリーを堪能し尽くすことのできる物語。

 

短編集

『人間じゃない』

あらすじ

持ち主が凄惨な死をとげ、いまでは廃屋と化した別荘の「星月荘」。そんな場所を訪れた若者たち4人を襲った凄まじい殺人事件とは…。(「人間じゃない―B〇四号室の患者―」)

表題作ほか、『人形館の殺人』の後日譚「赤いマント」、『どんどん橋、落ちた』の番外編「洗礼」など、自作品とさまざまにリンクする5つの短編集。

おすすめポイント

ミステリーや幻想もの、ホラーにいたるまで、著者のこれまでの作品の後日談やシリーズ番外編を集めた短編集である本作。不穏な空気感をただよわせ、じわりじわり忍び寄ってくる恐怖にぞくりとさせられる。

綾辻作品のスピンオフを詰め込んだ5つの物語に、おぞましさと危うさを感じながら、著者の世界観に浸れる作品集。

『フリークス』

あらすじ

才能と狂気にみちた科学者のJ・Mは、子どもたち5人に人体改造をほどこし「怪物」と呼んで責め立てた。だが、ある日彼は惨殺体となって見つかった。

一体どの子どもによって殺されたのか。異形への真摯な愛が生みだした、ホラーと本格ミステリーがおりなす3つの物語。

おすすめポイント

とある精神病院に入院している患者を描いた、3つの物語。記憶を失った患者の日記をもとにストーリーが展開する。読み進めるなかで、どこまでが現実で、どこからが虚構なのか分からなくなっていき不気味さにゾクっとさせられる。

なにが正常で、どこが異常なのか、その歪んだ世界観にいざなわれ、ハラハラと不快さを味わうことになる作品集。

『眼球綺譚』

あらすじ

人里離れた山中にある別荘で、私は最愛の妻とふたりで暮らしていた。妖精のように可憐で、愛らしかった妻の由伊。だが、いまはもう私が話しかけても彼女は返事をしてはくれない。変わり果てた妻の身体を前に、私はひたすら待ち続けている。彼女の身体におきる奇跡を…。(「再生」)

怪奇と幻想をこよなく愛する著者がおくる、繊細で美しい珠玉の7つの作品集。

おすすめポイント

すべての話に「由伊」という女性が登場する、それぞれが独立した7つの怪奇幻想譚。おどろおどろしい不気味でいて独特な世界観に引き込まれ、思わずゾクリとさせられてしまう。

不思議でいて、おぞましい雰囲気に魅せられ、心の奥底がゾワっとさせられる作品集。

 

シリーズ小説

「館」シリーズ

十角館の殺人』『水車館の殺人』『迷路館の殺人』『人形館の殺人』『時計館の殺人』『黒猫館の殺人』『暗黒館の殺人』『びっくり館の殺人』『奇面館の殺人』の9作がシリーズ作品。

『迷路館の殺人』

あらすじ

奇怪な地下の館である「迷路館」に招かれた4人の作家たち。莫大な賞金をかけて彼らは、この館を舞台にした推理小説の競作をはじめることに。だがそれは、惨劇のはじまりでもあった。

周到にねられた企みに誰しもが驚きをおぼえる、「館」シリーズ第3作の本格ミステリー。

おすすめポイント

鹿谷門実という作家が、実際におきた事件をもとに書いた『迷路館の殺人』。このこの本を島田潔が読むという作中作の構成になっている本作。犯人と緻密に練られたトリックが一体なんなのかとワクワクさせられる。また、鹿谷門実が誰なのかという点も一つの愉しみになってます。

巨大な密室と化した地下迷宮で次々に発生する事件に、著者の巧みな仕掛けに見事なまでに騙されてしまう物語。

「囁き」シリーズ

緋色の囁き』『暗闇の囁き』『黄昏の囁き』の3作がシリーズ作品。

『緋色の囁き』

あらすじ

名門女学園で「私は魔女なの」と、謎の言葉を残したまま「開かずの間」で1人の少女が焼死した。その日から繰り返される美しくも残酷な連続殺人劇に、学園は恐怖と狂乱につつまれる。

創立者の血をひく転校生の冴子は、己の心にフツフツと湧き上がる囁きに自分が殺人鬼ではと、慄くのだが…。

おすすめポイント

名門ゆえに厳格でいて校則の厳しい、閉鎖的な女学園で巻き起こる不可解な事件の数々。妖しい雰囲気を醸しだしながら、ひたひたと迫りくる不気味さにゾクゾクさせられ、綾辻ワールドに惹き込まれる。

全寮制のお嬢様高校で繰り広げられる、奇怪なできごとや人間の狂気に、非日常を感じさせ、その世界観にハマってしまう作品。

「殺人方程式」シリーズ

殺人方程式 切断された死体の問題』『鳴風荘事件 殺人方程式2』の2作がシリーズ作品。

『殺人方程式 切断された死体の問題』

あらすじ

マンションの屋上で、新興宗教団体の教祖が殺されているのが発見された。儀式のため籠もっていたはずの神殿から姿を消し、頭部と左腕を切断された死体となっていたのだ。

厳密な監視が行き届くなかで、いかにして不可解な犯行はおこなわれたのか。そして2ヵ月前に、前教祖がとげた奇怪な死との関連はいかに…。

おすすめポイント

教団のビルで儀式の最中だったはずの新興宗教団体の教祖が、別の建物の屋上でバラバラとなった死体で発見された。いったい誰が、この厳重な監視のもと、不可能と思える犯行をおこなえたのか。動機やトリック、犯人にと、純粋に謎解きを心ゆくまで愉しむことができる。

不可能とされる状況のなかで、いかにして犯行に及んだのか、本格ミステリーの醍醐味を存分に味わえる物語。

「殺人鬼」シリーズ

殺人鬼 覚醒篇』『殺人鬼 逆襲篇』の2作がシリーズ作品。

『殺人鬼 覚醒篇』

あらすじ

90年代のある夏に、双葉山をおとずれた「TCメンバーズ」の面々。突然あらわれた殺人鬼によって、次々と惨殺されていく。血しぶきが夜をまい、引き裂かれた肉が散乱する。

いつまで続くのかわからぬ地獄に惑わされてはいけない。惨劇の裏に仕掛けられた驚愕のトリックとは…。

おすすめポイント

双葉山にサマーキャンプをしに訪れた親睦団体のTCメンバーズ。だが、そんな楽しいひと時も、殺人鬼によって一変する。まるで、スプラッター映画のような残虐極まりないシーンの連続に目を覆いたくなるが、その裏ではある仕掛けが…。

グロテスクな表現が苦手な人は決して手を出してはいけない、読み手を選ぶミステリー作品。

「深泥丘」シリーズ

深泥丘奇談』『深泥丘奇談・続』『深泥丘奇談・続々』の3作がシリーズ作品。

『深泥丘奇談』

あらすじ

ミステリ作家が住まう、もう一つの京都の裏側に隠れながら、ひそかに蠢動しつづける秘密めいたものたち。古い病室の壁や、丘の向こうの鉄路や、長びく雨の日や、送り火の夜に…。

面妖にして魅惑的な怪異の数々が、わたしの日常を侵蝕していき見慣れた風景を一転させてしまう。

おすすめポイント

京都に暮らす作家の私が、体調不良になり通うことになった深泥丘病院。そのことで、不可思議なことに遭遇していく。夢と現実の狭間をさまよいながら、なんとも言えない不気味さと奇妙さに、ゾワゾワさせられ非日常の世界にいざなわれる。

現実とあいまいな世界を行き来することで歪みゆく日常に、いつの間にやらその幻想世界にハマってしまう作品。

「Another」シリーズ

Another』『Another エピソードS』『Another 2001』の3作がシリーズ作品。

『Another』

あらすじ

1998年の春。夜見山北中学校に転校してきた榊原恒一は、3年3組のなにかに怯えているような暗いクラスの雰囲気に違和感を覚えた。左目に眼帯をしている不思議な少女であるミサキ・メイに惹かれていく。しかし、他のクラスメイトは彼女を認識していないようだった。

そんなある日、ある生徒の凄惨な死がおきた。3年3組で一体なにがおきているのか…。

おすすめポイント

なにかがおかしい3年3組。重苦しい空気がただようなか榊原恒一は、少しずつ募っていく違和感に苛まれていく。ついには、理不尽な不幸がおきはじめ、謎が深まるとともに恐怖が襲ってくる。

不思議でいて、おどろおどろしい雰囲気に魅了され、謎の真相を夢中で追いかけてしまう物語。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

綾辻行人おすすめ小説 まとめ

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本格ミステリー 短編集 シリーズ小説

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

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霧越邸殺人事件<完全改訂版>(上) (角川文庫)

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人間じゃない 〈完全版〉 (講談社文庫)

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フリークス (角川文庫)

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眼球綺譚 (角川文庫)

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迷路館の殺人<新装改訂版> (講談社文庫)

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緋色の囁き 〈新装改訂版〉 (講談社文庫)

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殺人方程式 〈切断された死体の問題〉

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殺人鬼  ‐‐覚醒篇 (角川文庫)

殺人鬼 覚醒篇

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深泥丘奇談 (角川文庫)

深泥丘奇談

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Another(上) (角川文庫)

Another

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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