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『2019本格ミステリ・ベスト10』のあらすじ紹介【国内編&海外編】

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

今回は、原書房より発行されている『2019本格ミステリ・ベスト10』の国内編&海外編のあらすじをご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

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『2019本格ミステリ・ベスト10』のあらすじ紹介【国内編&海外編】

対象作品

2017年11月~2018年10月の作品が対象

 

国内編

10位『沈黙のパレード』東野圭吾

あらすじ

商店街にある定食屋の看板娘の佐織が行方不明になり、数年後に遺体となって発見された。容疑者である蓮沼は、草薙と因縁があり、かつて、少女殺害事件で無罪となった男だった。だが、今回も証拠不十分で釈放され、町に不穏な空気が漂う。町をあげての秋祭りのパレード当日に遺体が発見される。復讐劇はいかに成し遂げられたのか、湯川が事件解決に乗りだすのだが…。

おすすめポイント

容疑者とされる看板娘の遺族と関係者には鉄壁のアリバイが存在しており、そのアリバイトリックと殺害方法が最大の焦点となっている。二転三転していく謎解きとともに、人情味あふれる町の人びとの想いに温かみを感じる。

9位『ドッペルゲンガーの銃』倉知淳

あらすじ

女子高生ミステリ作家(の卵)灯里は、小説のネタを探すため、警視監である父と、キャリア刑事である兄の威光を使って事件現場に潜入する。彼女が遭遇した奇妙奇天烈な三つの事件とは――?

8位『少女を殺す100の方法』白井智之

あらすじ

とある名門女子中学校。ある日、2年A組の担任が血相を変えて校長室に飛び込んできた。鍵のかかった教室で、生徒20人が死体で見つかったのだ。教頭は学校に都合よく真相を偽装するため、警察よりも先に犯人を捕らえようと目論む。同級生を皆殺しにした犯人は誰なのか? 事件は思いもよらない方向へ転がっていく。

7位『探偵AIのリアル・ディープラーニング』早坂吝

あらすじ

人工知能の研究者だった父が、密室で謎の死を遂げた。「探偵」と「犯人」、双子のAIを遺して――。高校生の息子・輔(たすく)は、探偵のAI・相以(あい)とともに父を殺した真犯人を追う過程で、犯人のAI・以相(いあ)を奪い悪用するテロリスト集団「オクタコア」の陰謀を知る。次々と襲いかかる難事件、母の死の真相、そして以相の真の目的とは!?

6位『星詠師の記憶』阿津川辰海

あらすじ

山間の寒村・未笠木村で、紫水晶を使った未来予知の研究をしている〈星詠会〉内部に殺人事件が起こる。真犯人と殺人現場は、予知映像としてあらかじめ残されていた……。外部に説明することが難しいため、隠蔽されていた事件を調査することになった刑事・獅堂の前には、予知能力をめぐる悲劇的な因縁と鉄壁のアリバイが立ちはだかる。果たして、予知された未来は、改変不可能なのか!?

5位『インド倶楽部の謎』有栖川有栖

あらすじ

前世から自分が死ぬ日まで――すべての運命が予言され記されているという「アガスティアの葉」。神戸の異人館街の外れにある屋敷では、この神秘の葉を一目見ようと<インド倶楽部>のメンバー七人が集っていた。しかし数日後、港で変死体が揚がり殺人事件が相次ぐことに。まさかその死は予言されていたのか? 捜査をはじめる臨床犯罪学者の火村英生と推理作家の有栖川有栖は、謎に包まれた例会と連続殺人事件の関係に迫っていく!

4位『グラスバードは還らない』市川憂人

あらすじ

マリアと漣は、大規模な希少動植物密売ルートの捜査中、得意取引先に不動産王ヒュー・サンドフォードがいることを掴む。彼にはサンドフォードタワー最上階の邸宅で、秘蔵の硝子鳥(グラスバード)や希少動物を飼っているという噂があった。捜査打ち切りの命令を無視してタワーを訪れた二人だったが、あろうことかタワー内の爆破テロに巻き込まれてしまう!同じ頃、ヒューの所有するガラス製造会社の社員とその関係者四人は、知らぬ間に拘束され、窓のない迷宮に閉じ込められたことに気づく。傍らには、どこからか紛れ込んだ硝子鳥もいた。「答えはお前たちが知っているはずだ」というヒューの伝言に怯える中、突然壁が透明になり、血溜まりに横たわる社員の姿が……。

3位『パズラクション』霞流一

あらすじ

私は和戸隼。殺し屋だ。今夜も完璧な準備をもってターゲットを仕留めた、はずだった。ところが偶然が偶然を呼び、おそろしく不可解な密室状況となってしまった。やむなくわれわれは、そこへ「操査」のための仕掛けを施すのだが、その後も、ことごとく事件は不可解な状況へと転がっていく…。

2位『碆霊の如き祀るもの』三津田信三

あらすじ

刀城言耶が祖父江偲らとやって来たのは海と断崖に閉ざされた犢幽村。そこで次々と起こる不可解な殺人事件は、村に伝わる「怪談」をなぞるかのような様相だった。刀城言耶は「怪談」の解釈の奥にある事件の真相に迫るのだが……。

1位『アリバイ崩し承ります』大山誠一郎

あらすじ

美谷時計店には「時計修理承ります」とともに「アリバイ崩し承ります」という貼り紙がある。難事件に頭を悩ませる新米刑事はアリバイ崩しを依頼する。ストーカーと化した元夫のアリバイ、郵便ポストに投函された拳銃のアリバイ… 7つの事件や謎を、店主の美谷時乃は解決できるのか!?

 

海外編

10位『犯罪コーポレーションの冒険』エラリー・クイーン

あらすじ

本格、密室、不可能犯罪、サスペンス。クイーン・ファン待望のラジオドラマ集!

9位『アリバイ』ハリー・カーマイケル

あらすじ

雑木林で見つかった無残な腐乱死体。犯人は“三人の妻と死別した男”か?鉄壁のアリバイ、顔を潰された死体、見つからない動機…。作者の仕掛ける巧妙な罠!

8位『悪意の夜』ヘレン・マクロイ

あらすじ

夫を転落事故で喪ったアリスは、遺品のなかにミス・ラッシュなる女性の名が書かれた空の封筒を見つける。そこへ息子のマルコムが、美女を伴い帰宅した。女の名前はラッシュ…彼女は何者なのか?息子に近づく目的、夫の死との関連は?緊張と疑惑が深まるなか、ついに殺人が起きる…。

7位『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』ロバート・ロプレスティ

あらすじ

「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」そう宣言しているミステリ作家のシャンクス。しかし実際は、彼はロマンス作家である妻のコーラと一緒にいくつもの謎や事件に遭遇し、推理を披露して見事解決に導いているのだ。取材を受けているときに犯罪の発生を見抜いたり、殺人容疑で捕まった友人のため真相を探ったり、犯人当てイベント中に起きた『マルタの鷹』初版本盗難事件に挑んだり、講演を依頼された大学で殺人事件に巻き込まれたり……。

6位『空の幻像』アン・クリーブス

あらすじ

ペレス警部のもとに、アンスト島でエレノアという女性が失踪したとの知らせがはいる。彼女はテレビ番組の制作者で、親友の結婚式への出席と取材を兼ねて、夫や友人たちと島を訪れていた。現地に渡ったペレスが捜索をはじめてまもなく、エレノアは死体で発見される。島に伝わる少女の幽霊―― 1930年に溺死した“小さなリジー”のことを取材していた彼女は、失踪する前日に「浜辺で踊る白い服の女の子を見た」と話していたが、そのことと事件との関係は……。

5位『牧神の影』ヘレン・マクロイ

あらすじ

深夜、電話の音でアリスンは目が覚めた。それは伯父フェリックスの急死を知らせる内線電話だった。死因は心臓発作とされたが、翌朝訪れた陸軍情報部の大佐は、伯父が軍のために戦地用暗号を開発していたと言う。その後、人里離れた山中のコテージで一人暮しを始めたアリスンの周囲で次々に怪しい出来事が…。

4位『数字を一つ思い浮かべろ』ジョン・ヴァードン

あらすじ

数字を一つ思い浮かべろ。その奇妙な封書にはそう記されていた。658という数字を思い浮かべた男が同封されていた封筒を開くと、そこにあった数字は「658」! 数々の難事件を解決してきた退職刑事に持ち込まれた怪事は、手品めいた謎と奇怪な暗示に彩られた連続殺人に発展する。

3位『元年春之祭』陸秋槎

あらすじ

二千年以上前の前漢時代の中国。山中の名家を訪ねてきた少女は、かつてこの地で奇妙な殺人事件が起きたことを聞き、その推理を試みる。そこに新たな事件が! 不可能状況の殺人、二度にわたる「読者への挑戦」。

2位『あやかしの裏通り』ポール・アルテ

あらすじ

ロンドンのどこかに、霧の中から不意に現れ、そしてまた忽然と消えてしまう「あやかしの裏通り」があるという。 そこでは時空が歪み、迷い込んだ者は過去や未来の幻影を目の当たりにし、時にそのまま裏通りに呑み込まれ、行方知らずとなる――単なる噂話ではない。その晩、オーウェン・バーンズのもとに駆け込んできた旧友の外交官ラルフ・ティアニーは、まさにたった今、自分は「あやかしの裏通り」から逃げ帰ってきたと主張したのだ! しかもラルフは、そこで「奇妙な殺人」を目撃したと言い……。

1位『カササギ殺人事件』アンソニー・ホロヴィッツ

あらすじ

1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけて転落したのか、あるいは……。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。燃やされた肖像画、屋敷への空巣、謎の訪問者、そして第二の無惨な死。病を得て、余命幾許もない名探偵アティカス・ピュントの推理は――。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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