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【2017年】本屋大賞ノミネート作品が発表!あらすじ紹介

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

2017年本屋大賞ノミネート作品が発表されました。今回は、そんな本屋大賞ノミネート作品の各あらすじをご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

発表時期
本屋大賞 ノミネート作品発表:1月20日ごろ
本屋大賞、翻訳小説部門、発掘部門の発表:4月10日ごろ

 

【歴代】本屋大賞ノミネート作品

年代別 一覧
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目次(タップできます)

2017年本屋大賞ノミネート作品のあらすじ紹介

(作品名五十音順)

2017年本屋大賞ノミネート作品

スクロールできます

([に]2-1)i (ポプラ文庫 に 2-1)

『i(アイ)』
西加奈子


Kindle: Audible: 

暗幕のゲルニカ (新潮文庫)

『暗幕のゲルニカ』
原田マハ


Kindle: Audible: 

桜風堂ものがたり(上) (PHP文芸文庫)

『桜風堂ものがたり』
村山早紀


Kindle: Audible: 

コーヒーが冷めないうちに

『コーヒーが冷めないうちに』
川口俊和


Kindle: Audible:

コンビニ人間 (文春文庫)

『コンビニ人間』
村田沙耶香


Kindle: Audible:

ツバキ文具店 (幻冬舎文庫)

『ツバキ文具店』
小川糸


Kindle:  Audible: 

罪の声 (講談社文庫)

『罪の声』
塩田武士


Kindle: Audible:

みかづき (集英社文庫)

『みかづき』
森絵都


Kindle: Audible: 

蜜蜂と遠雷(上) (幻冬舎文庫)

『蜜蜂と遠雷』
恩田陸


Kindle: Audible: 

夜行 (小学館文庫 も 24-1)

『夜行』
森見登美彦


Kindle: Audible: 

 

『i(アイ)』西加奈子

あらすじ

アメリカ人の父と日本人の母のもとへ、養子としてやってきたアイ。内戦、テロ、地震、貧困……世界には悲しいニュースがあふれている。なのに、自分は恵まれた生活を送っている。そのことを思うと、アイはなんだか苦しくなるが、どうしたらいいかわからない。けれど、やがてアイは、親友と出会い、愛する人と家族になり、ひとりの女性として自らの手で扉を開ける――

『暗幕のゲルニカ』原田マハ

あらすじ

ニューヨーク、国連本部。イラク攻撃を宣言する米国務長官の背後から、「ゲルニカ」のタペストリーが消えた。MoMAのキュレータ ー八神瑤子はピカソの名画を巡る陰謀に巻き込まれていく。故国スペイン内戦下に創造した衝撃作に、世紀の画家は何を託したか。ピカソの恋人で写真家のドラ・マールが生きた過去と、瑤子が生きる現代との交錯の中で辿り着く一つの真実。

おすすめポイント

反戦への強烈なメッセージが込められた一枚の絵めぐり交差する過去と現代。たったひとつの絵画でありながら、多くの人びとに影響を及ぼし、絵画の奥深さを感じさせてくれる。

ピカソが生きたパリと現代のニューヨークを舞台にして、「ゲルニカ」という一つの絵に込められし想いに、絵画のもつ力を感じずにはいられない物語。

『桜風堂ものがたり』村山早紀

あらすじ

書店に勤める青年、月原一整は、人づきあいは苦手だが、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てることが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で万引きをした少年を一整が追いかけたことが、思わぬ不幸な事態を招いてしまう。そのことで傷心を抱えて旅に出た一整は、ネットで親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるため、桜野町を訪ねるのだが…。

おすすめポイント

本が売れないといわれる、今の書店の苦しい状況。それに向き合って奮闘する書店員たちの日々の努力と、人びとの繋がりが呼びおこす小さな奇跡に、心を揺り動かされてしまう。。

本屋ではたらく書店員たちの仕事を垣間見ながら、本への想いと愛を感じられる、優しさ溢れる作品。

『コーヒーが冷めないうちに』川口俊和

あらすじ

とある街の、とある喫茶店のとある座席には不思議な都市伝説があった。その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという。ただし、そこにはめんどくさい……非常にめんどくさいルールがあった。

おすすめポイント

後悔を胸に抱いている女性たちが、少しの間だけ過去に戻って想いびとに会いにいく。しかし、過去に戻ったからといっても「現実は変わらない」というルールが存在している。それでも、会うことで心を救われていく姿に、おもわず感極まるものがある。

コーヒーが冷めるまでの短い時間だけ、過去に戻れる喫茶店で紡がれる想いに、心を揺さぶられる作品集。

『コンビニ人間』村田沙耶香

あらすじ

「いらっしゃいませー!」お客様がたてる音に負けじと、私は叫ぶ。古倉恵子、コンビニバイト歴18年。彼氏なしの36歳。日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる。ある日婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて…。

おすすめポイント

主人公である恵子は、ちょっと変わり者であり独自の感性を持っている。それが故に、周りから変な目で見られ、社会の異物として扱われてしまう。彼女が好んで選んだ道なのに、社会の輪から少しでも外れた者を認めようとしない社会は、非常に窮屈に感じられる。多様性を尊重すべき現代では、むしろ彼女の生き方を肯定できない社会の方が普通ではないように思えてくるから不思議である。

一体なにを「普通」というのか、と投げかけられ、人それぞれの生き方を深く考えさせられる物語。

『ツバキ文具店』小川糸

あらすじ

鎌倉で小さな文具店を営むかたわら、手紙の代書を請け負う鳩子。今日も風変わりな依頼が舞い込みます。友人への絶縁状、借金のお断り、天国からの手紙……。身近だからこそ伝えられない依頼者の心に寄り添ううち、仲違いしたまま逝ってしまった祖母への想いに気づいていく。大切な人への想い、「ツバキ文具店」があなたに代わってお届けします。

『罪の声』塩田武士

あらすじ

「これは、自分の声だ」京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセットテープを再生すると、幼いころの自分の声が。それはかつて、日本を震撼させた脅迫事件に使われた男児の声と、まったく同じものだった。一方、大日新聞の記者、阿久津英士も、この未解決事件を追い始め–。

おすすめポイント

グリコ森永事件をモチーフにした本作。大企業を標的にした誘拐に身代金要求、毒物混入をばらまく凶悪さに加えて、マスコミや警察を挑発して巻き込んだ劇場型犯罪。その未解決事件の真相に迫っていく新聞記者と脅迫テープの声の男。まったく立場の違うふたりが交錯し、事件の闇に挑んで苦しみ葛藤しながら、自分なりの答えを見いだしていく姿に心を揺さぶられる。

昭和最大の未解決事件に関わってしまった人びとの深淵に胸が締め付けられながらも、心に染みいる物語。

『みかづき』森絵都

あらすじ

昭和36年。放課後の用務員室で子供たちに勉強を教えていた大島吾郎は、ある少女の母・千明に見込まれ、学習塾を開くことに。この決断が、何代にもわたる大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる。二人は結婚し、娘も誕生。戦後のベビーブームや高度経済成長の時流に乗り、急速に塾は成長していくが……。

おすすめポイント

教育への強い信念をもつ千明に、促され学習塾をはじめる吾郎。教育に熱い情熱を傾ける人びとが、理想とする教育を求め奮闘していく。時代とともに変化していく教育に振り回されつつ、正解を探して邁進する姿に、胸を熱くさせられる。

昭和から平成にかけて教育にすべてを注いできた家族をとおし、後世に紡がれていく想いに、心を震わせる物語。

『蜜蜂と遠雷』恩田陸

あらすじ

近年その覇者が音楽界の寵児となる芳ヶ江国際ピアノコンクール。自宅に楽器を持たない少年・風間塵16歳。かつて天才少女としてデビューしながら突然の母の死以来、弾けなくなった栄伝亜夜20歳。楽器店勤務のサラリーマン・高島明石28歳。完璧な技術と音楽性の優勝候補マサル19歳。天才たちによる、競争という名の自らとの闘い。その火蓋が切られた。

おすすめポイント

ピアノコンクールに懸ける、それぞれが抱えている想いや葛藤に引き寄せられ感情移入させられる。また、本作の魅力の一つとなっている演奏シーン。文字として描かれているのに、ピアノが奏でる音をまるで読者もホールで聴いているかのごとく興奮させられる。

国際ピアノコンクールに挑んでいく、若き才能のピアニスト4人たちの姿に、音楽の世界にいざなわれ心を揺さぶられる物語。

『夜行』森見登美彦

あらすじ

十年前、同じ英会話スクールに通う僕たち六人の仲間は、連れだって鞍馬の火祭を見物にでかけ、その夜、長谷川さんは姿を消した。十年ぶりに皆で火祭に出かけることになったのは、誰ひとり彼女を忘れられなかったからだ。夜は、雨とともに更けてゆき、それぞれが旅先で出会った不思議な出来事を語り始める。尾道、奥飛騨、津軽、天竜峡。僕たちは、全員が道中で岸田道生という銅版画家の描いた「夜行」という連作絵画を目にしていた。その絵は、永遠に続く夜を思わせた―。

おすすめポイント

仲間たちで出かけた鞍馬の火祭で、神隠しにあったように長谷川という女性が姿を消してしまう。それから10年後、残された者たちでふたたび鞍馬の火祭をおとずれ、それぞれ旅の思い出を語りだす。仄暗い夜道をひとりで歩いているような不安な気分にさせられ、ざわざわとした不穏さが、なんとも言えぬ余韻を醸しだす。

夜の静けさと不安がせまり不穏な感覚をおぼえながらも、不可思議な世界にいざなわれ魅せられてしまう物語。

まとめ

どうですか、気になった作品はありましたか?

まだ読んでいない作品があったら、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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