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『2017本格ミステリ・ベスト10』のあらすじ紹介【国内編&海外編】

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

今回は、原書房より発行されている『2017本格ミステリ・ベスト10』の国内編&海外編のあらすじをご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

【歴代リンク】本格ミステリ・ベスト10

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『2017本格ミステリ・ベスト10』のあらすじ紹介【国内編&海外編】

対象作品

2015年11月~2016年10月の作品が対象

 

国内編

10位『倒叙の四季 破られたトリック』深水黎一郎

あらすじ

春夏秋冬と不審死が発覚! 四人の人物がいずれも〈完全犯罪完全指南〉という裏ファイルに従い、物的証拠を残さずに遺恨ある相手を殺害したのだ。警視庁捜査一課・海埜刑事の聴取にも、物証がなければ捕まらないと否認を続ける犯人たちだが、海埜は丹念に真相を探っていく。完全犯罪を目論んだ隠蔽工作の結末は……。

※ノベルス『倒叙の四季 破られたトリック』のサブタイトルを改題し、『倒叙の四季 破られた完全犯罪』として文庫化。

9位『松谷警部と向島の血』平石貴樹

あらすじ

これが現職最後の担当事件か── 松谷警部が駆けつけた現場は両国国技館から歩いて行ける距離にあった。被害者は五稜郭光夫、渡島部屋の十両力士だという。胸部を刺されており、傍らに「コノ者、相撲道ニ悖ル」と印刷された紙片が。

やがて先輩格の鴎島、葛灘が相次いで殺害され、同じメッセージが残っていた。狭い社会だけに関係者は限られるが、三件全部にアリバイがない者はおらず、動機やメッセージの真意も定かではない。苦心惨憺の末、白石巡査部長が真相に至ったのは、実に警部の退職二日前だった!

8位『屋上の道化たち』島田荘司

あらすじ

まったく自殺する気がないのに、その銀行ビルの屋上に上がった男女は次々と飛びおりて、死んでしまう。いったい、なぜ? 「屋上の呪い」をめぐる、あまりにも不可思議な謎を解き明かせるのは、名探偵・御手洗潔しかいない!

7位『真実の10メートル手前』米澤穂信

あらすじ

高校生の心中事件。二人が死んだ場所の名をとって、それは恋累心中と呼ばれた。週刊深層編集部の都留は、フリージャーナリストの太刀洗と合流して取材を開始するが、徐々に事件の有り様に違和感を覚え始める。太刀洗はなにを考えているのか? 滑稽な悲劇、あるいはグロテスクな妄執――

己の身に痛みを引き受けながら、それらを直視するジャーナリスト、太刀洗万智の活動記録。日本推理作家協会賞受賞後第一作「名を刻む死」、土砂崩れの現場から救出された老夫婦との会話を通して太刀洗のジャーナリストとしての姿勢を描く「綱渡りの成功例」など粒揃いの6編。

6位『誰も僕を裁けない』早坂吝

あらすじ

「援交探偵」上木らいちの元に、名門企業の社長から「メイドとして雇いたい」という手紙が届く。東京都にある異形の館には、社長夫妻と子供らがいたが、連続殺人が発生!

一方、埼玉県に住む高三の戸田公平は、資産家令嬢・埼(みさき)と出会い、互いに惹かれていく。そして埼の家に深夜招かれた戸田は、ある理由から逮捕されてしまう。法とは? 正義とは?

5位『おやすみ人面瘡』白井智之

あらすじ

全身に“顔”が発症する奇病“人瘤病”が蔓延した日本。流行は落ち着いたが、“人間”と呼ばれる感染者たちが起こす事件は社会問題となっていた。そんな中、かつて人瘤病の感染爆発があった海晴市で起きた“人間”殺害事件。

ひとりは顔を潰され、もうひとりは全身を殴打されていた。容疑者は第一発見者を含む4人の中学生。そこへ現れた男が事件の真相を見抜くものの、彼も容疑者のひとりに突き飛ばされ死亡してしまい!?

4位『涙香迷宮』竹本健治

あらすじ

明治の傑物・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑むのは、IQ208の天才囲碁棋士・牧場智久! これぞ暗号ミステリの最高峰!

いろは四十八文字を一度ずつ、すべて使って作るという、日本語の技巧と遊戯性をとことん極めた「いろは歌」四十八首が挑戦状。そこに仕掛けられた空前絶後の大暗号を解読するとき、天才しかなし得ない「日本語」の奇蹟が現れる。

3位『ジェリーフィッシュは凍らない』市川憂人

あらすじ

特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。その発明者のファイファー教授を中心とした技術開発メンバー6人は、新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の最終確認試験に臨んでいた。

ところが航行試験中、閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される。さらに自動航行システムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。脱出する術もない中、次々と犠牲者が。

おすすめポイント

飛行船内のできごとと、事件後の刑事による捜査の様子が交互に語られていく。遺体の状況から他殺であるのだが、犯人はどうやって逃げ場のない雪山から脱出できたのか、そして誰なのか。練りあげたトリックに動機にと、読み手をぐいぐい物語に引き込んでいく。

21世紀の『そして誰もいなくなった』と称される本格ミステリーに心を奪われる物語。

2位『図書館の殺人』青崎有吾

あらすじ

9月の朝、風ヶ丘図書館の開架エリアで死体が発見された。被害者は常連利用者の男子大学生。閉館中の館内に忍び込み、山田風太郎の『人間臨終図巻』で何者かに撲殺されたらしい。現場にはなんと、二つの奇妙なダイイングメッセージが残されていた!

警察に呼び出された裏染天馬は独自の捜査を進め、一冊の本と一人の少女の存在に辿り着く。一方、風ヶ丘高校では期末テストにまつわる騒動が勃発。袴田柚乃たちは事件とテストの両方に振り回されることになり……。

1位『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』井上真偽

あらすじ

聖女伝説が伝わる里で行われた婚礼の場で、同じ盃を回し飲みした出席者のうち、毒死した者と何事もなく助かった者が交互に出る「飛び石殺人」が発生。不可解な毒殺は祟り神として祀られた聖女による奇蹟なのか?

探偵・上苙丞(うえおろじょう)は人の手による犯行可能性を数多の推理と論理で否定し、「奇蹟の実在」証明に挑む。

 

海外編

10位『傷だらけのカミーユ』ピエール・ルメートル

あらすじ

カミーユ警部の恋人が強盗に襲われ、瀕死の重傷を負った。一命をとりとめた彼女を執拗に狙う犯人。もう二度と愛する者を失いたくない。カミーユは彼女との関係を隠し、残忍な強盗の正体を追う。『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』の三部作完結編。

9位『闇と静謐』マックス・アフォード

あらすじ

ミステリドラマの生放送中、現実でも殺人事件が… ジェフリー・ブラックバーン、暗闇の密室殺人に挑む! マックス・アフォードの最高傑作と評される長編第三作を初邦訳!

8位『九つの解決』J.J.コニントン

あらすじ

化学者としての専門知識を縦横無尽に駆使した本格ミステリ!九つに分類された可能性を検討し、真実を覆い隠す濃霧の如き謎の数々を解き明かせ。

7位『幻の屋敷』マージェリー・アリンガム

あらすじ

ロンドンの社交クラブで起きた絞殺事件。証言からは、犯人は“見えないドア”を使って現場に出入りしたとしか思えないのだが…。

名作「見えないドア」を始めとして、留守宅にあらわれた謎の手紙が巻き起こす大騒動を描く表題作や、警察署を訪れた礼儀正しく理性的に見える老人が突拍子もない証言をはじめる「奇人横丁の怪事件」など、本邦初訳作を含む日本オリジナル短編集。

6位『浴室には誰もいない』コリン・ワトスン

あらすじ

匿名の手紙を契機に、ある家の浴室から死体を溶かして流した痕跡が見つかる。住人の男性ふたりはともに行方不明。地元警察と、特殊な事情によりロンドンから派遣された情報部員が、事件解決に向けそれぞれ捜査を始めるが…。二転三転する展開の果てに待つ、「死体なき殺人」の真相とは?

5位『カクテルパーティー』エリザベス・フェラーズ

あらすじ

イギリス、ロンドン郊外の小さな村。平穏な日常に忍び込む殺人事件。元女優、大学講師、医師、作家。犯人は誰だ。

4位『ハイキャッスル屋敷の死』レオ・ブルース

あらすじ

キャロラス・ディーンはゴリンジャー校長から直々に事件捜査の依頼を受ける。校長の友人である貴族のロード・ペンジが謎の脅迫者に命を狙われているというのだ。

さらに数日後の夜、ロード・ペンジの住むハイキャッスル屋敷で、主人のオーヴァーを着て森を歩いていた秘書が射殺される事件が発生。不承不承、現地に赴くキャロラスだったが… 捜査の進捗につれて次第に懊悩を深める探偵がやがて指摘する事件の驚くべき真相とは?

3位『ミステリ・ウィークエンド』パーシヴァル・ワイルド

あらすじ

「ミステリ・ウィークエンド」と銘打たれた冬の観光ツアー。その滞在先で客が死体で発見された。そこへあらわれたあやしげな振る舞いと不可解な言動を繰り返す“自称”夫婦。事件の謎がさらに深まるなか、新たな死体が発見される…。

2位『二人のウィリング』ヘレン・マクロイ

あらすじ

ある夜、自宅近くのたばこ屋でウィリングが見かけた男は、「私はベイジル・ウィリング博士だ」と名乗ると、タクシーで走り去った。驚いたウィリングは男の後を追ってパーティー開催中の家に乗り込むが、その目の前で殺人事件が…。被害者は死に際に「鳴く鳥がいなかった」という謎の言葉を残していた。

1位『ささやく真実』ヘレン・マクロイ

あらすじ

悪趣味ないたずらで、周囲に騒動をもたらす美女クローディア。彼女は知人の研究室から盗みだした強力な自白剤を、自宅のパーティーで飲みものに混ぜてふるまい、宴を暴露大会に変えてしまう。その代償か、夜の終わりに彼女は何者かに殺害された…! 精神科医ウィリング博士が、意外な手がかりをもとに指摘する真犯人は?

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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