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【2015年】本屋大賞が決定!各作品のあらすじ紹介

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

2015年本屋大賞が決定しました。今回は、そんな本屋大賞の各作品のあらすじをご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

発表時期
本屋大賞 ノミネート作品発表:1月20日ごろ
本屋大賞、翻訳小説部門、発掘部門の発表:4月10日ごろ

 

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目次(タップできます)

2015年本屋大賞が決定!各作品のあらすじ紹介

2013年12月~2014年11月の作品が対象

10位『億男』川村元気

あらすじ

「お金と幸せの答えを教えてあげよう」宝くじで3億円を当てた図書館司書の一男。浮かれる間もなく不安に襲われた一男は「お金と幸せの答え」を求めて大富豪となった親友・九十九のもとを15年ぶりに訪ねる。数々の偉人たちの言葉をくぐり抜け、一男の30日間にわたるお金の冒険が始まる。

人間にとってお金とは何か? 「億男」になった一男にとっての幸せとは何か?九十九が抱える秘密と「お金と幸せの答え」とは?

おすすめポイント

突如として億万長者となった一男が、お金と幸せとは何なのかを追求していく本作。生きていくためにお金は必要だが、お金があれば幸せは手に入るのか。そんな答えを、大金に振り回される九十九の元同僚たちをめぐり、自分なりの答えを模索しようとする一男。読み手もその答えを彼と一緒になって追い求めてしまう。

ひょんなことから大金を手にした人びとの人生を垣間見て、お金と幸せについて考えを巡らせる物語。

9位『アイネクライネナハトムジーク』伊坂幸太郎

あらすじ

夜の街頭でアンケートで足を止めてくれた女性、妻に愛想をつかされたサラリーマン、携帯電話で話をするだけの微妙な関係の2人。情けなくも愛おしい登場人物たちがおりなす、数々のサプライズ。恋愛の話を軸にしてまとめられた、連作短編集。

おすすめポイント

斉藤和義さんに作詞を頼まれたことで作られた本作。人の出会いや意外なつながりといった、日常に潜む小さな奇跡が顔をのぞかせる。派手さはないが、ほのぼのとした小さなエピソードが積み重なりに、幸せをわけてもらえる物語。

8位『キャプテンサンダーボルト』阿部和重、伊坂幸太郎

あらすじ

女友達を助けたばかりに多額の借金を背負う羽目になった相葉の手にひょんなことから転がり込んだ「五色沼水」。それを狙う不死身の(ように見える)冷酷非情な謎の白人が、死体の山を築きながら彼を追ってくる。五色沼といえば蔵王の火口湖、そこは戦後にパンデミックを起こしかけた「村上病」のウィルスで汚染されていて、立ち入り禁止地域になっていた。この水はいったい何なのか。逃亡する相葉は、中学時代の野球部の悪友・井ノ原と再会、ふたりは事態打開のために共闘することに……

7位『満願』米澤穂信

あらすじ

「もういいんです」人を殺めた女は控訴を取り下げ、静かに刑に服したが……。鮮やかな幕切れに真の動機が浮上する表題作をはじめ、恋人との復縁を望む主人公が訪れる「死人宿」、美しき中学生姉妹による官能と戦慄の「柘榴」、ビジネスマンが最悪の状況に直面する息詰まる傑作「万灯」他、「夜警」「関守」の全六篇を収録。

おすすめポイント

それぞれにティストの違う独立した6つの話に、人間の内に秘めた狂気や執念を描いている。それらは、じわじわと忍び寄る不気味さをあたえつつも、深い余韻と心のざわつきを読者に残していく。

人生を狂わされた者たちの事件に潜んでいる動機に、ダークさと後味の悪さがクセになる作品集。

6位『怒り』吉田修一

あらすじ

殺人現場には、血文字「怒」が残されていた。事件から1年後の夏、物語は始まる。逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか?

5位『土漠の花』月村了衛

あらすじ

ソマリアの国境付近で活動する陸上自衛隊第一空挺団の精鋭達。そこに命を狙われている女性が駆け込んだ時、自衛官達の命を賭けた戦闘が始まった。一人の女性を守ることは自分達の誇りを取り戻すことでもあった。極限状況での男達の確執と友情。次々と試練が降りかかる中、生きて帰ることはできるか?

4位『本屋さんのダイアナ』柚木麻子

あらすじ

私に命令できるのは、この世界で私ひとりだけ……。私の名は、大穴(ダイアナ)。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた――。正反対の二人だったが、共通点は本が大好きなこと。地元の公立と名門私立、中学で離れても心はひとつと信じていたのに、思いがけない別れ道が……。

3位『ハケンアニメ!』辻村深月

あらすじ

アニメ制作の現場は、1クールごとに組む相手を変えて新タイトルに挑む。そしてまた、新たな季節を迎えていた。プロデューサーの有科香屋子は、伝説の天才アニメ監督である王子千晴を口説いたものの早くも面倒を抱えていた。同クールには、期待の新鋭監督である斎藤瞳と、ヒットを連発するプロデューサーの行城理がタッグを組んだ話題作もオンエアされる。ライバル達がひしめくアニメ業界、そうたやすく「覇権」はとらせてくれない。

おすすめポイント

アニメ業界で働く3人の女性、プロデューサー、監督、アニメーターらの奮闘を描いている。過酷な現場での無理難題にくじけそうになるが、それでも仕事への情熱を注いで向かっていく姿勢には、胸を躍らせてしまう。制作の裏側を垣間見て、アニメを愛する人びとの熱量をひしひしと感じることのできる物語。

2位『サラバ!』西加奈子

あらすじ

僕はこの世界に左足から登場した――。圷歩は、父の海外赴任先であるイランの病院で生を受けた。その後、父母、そして問題児の姉とともに、イラン革命のために帰国を余儀なくされた歩は、大阪での新生活を始める。幼稚園、小学校で周囲にすぐに溶け込めた歩と違って姉は「ご神木」と呼ばれ、孤立を深めていった。そんな折り、父の新たな赴任先がエジプトに決まる。メイド付きの豪華なマンション住まい。初めてのピラミッド。日本人学校に通うことになった歩は、ある日、ヤコブというエジプト人の少年と出会うことになる。

1位『鹿の王』上橋菜穂子

あらすじ

強大な帝国・東乎瑠(ツオル)から故郷を守るため、死兵の役目を引き受けた戦士団“独角”。妻と子を病で失い絶望の底にあったヴァンはその頭として戦うが、奴隷に落とされ岩塩鉱に囚われていた。ある夜、不気味な犬の群れが岩塩鉱を襲い、謎の病が発生。生き延びたヴァンは、同じく病から逃れた幼子にユナと名前を付けて育てるが!? たったふたりだけ生き残った父と子が、未曾有の危機に立ち向かう。壮大な冒険が、いまはじまる――!

おすすめポイント

未知の病に直面して、うろたえていく世界。病の真相を追い求めていく医療ミステリーであるが、感染の経路や治療法にいたるまで緻密に描かれる。そのリアルさに引き込まれるとともに、医療というもの、命というものを考えさせられる。

未曾有の危機におちいった世界で、戦士と幼子に医術師の3人が立ち向かう行末が、今の世だからこそ深く心に響いてくるものがある物語。

 

翻訳小説部門

2013年12月~2014年11月の作品が対象

3位『窓から逃げた100歳老人』ヨナス・ヨナソン

あらすじ

100歳の誕生日パーティーを目前に、おしっこ履きのまま老人ホームを逃げ出した主人公アラン。お酒(とくにウオッカ!)が大好き、宗教と政治が大嫌い。ひょんなことから手にした大金入りスーツケースをめぐってギャングや警察に追われることとなり、途中で知り合ったひと癖もふた癖もあるおかしな仲間とともに珍道中を繰り広げる。一方、過去のアランはというと、爆発物専門家としてフランコ将軍やトルーマン、スターリンと日夜酒を酌み交わしては、エポックメイキングな人物として世界史の重大シーンにひょこひょこ顔を出す。

3位『ペナンブラ氏の24時間書店』ロビン・スローン

あらすじ

青年クレイが再就職した“ミスター・ペナンブラの24時間書店”は不思議な店だった。ろくに客も来ないのに終日営業で、本棚のあちこちに暗号で書かれた謎の本があり、少数の顧客がそれを借りていくのだ。クレイは友人やコンピュータに助けられ本の解読に挑むが、それは五百年ものの謎を解く旅の始まりだった!

3位『火星の人』アンディ・ウィアー

あらすじ

有人火星探査が開始されて3度目のミッションは、猛烈な砂嵐によりわずか6日目にして中止を余儀なくされた。だが、不運はそれだけで終わらない。火星を離脱する寸前、折れたアンテナがクルーのマーク・ワトニーを直撃、彼は砂嵐のなかへと姿を消した。ところが――。奇跡的にマークは生きていた!? 不毛の赤い惑星に一人残された彼は限られた物資、自らの知識を駆使して生き延びていく。

2位『ハリー・クバート事件』ジョエル・ディケール

あらすじ

デビュー作でベストセラー作家となったマーカス・ゴールドマンは、第二作の執筆に行き詰まっていた。大学の恩師で国民的作家のハリー・クバートに悩みを打ち明け助言を求めていたが、その師が、33年前に失踪した美少女ノラの殺害容疑で逮捕されてしまう。庭からノラの白骨死体が発見されたのだ! 恩師の無実を信じるマーカスは、事件について調査し、一冊の本にまとめ上げるが……。

1位『その女アレックス』ピエール・ルメートル

あらすじ

おまえが死ぬのを見たい―男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。

まとめ

どうですか、気になった作品はありましたか?

まだ読んでいない作品があったら、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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