こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。
2014年本屋大賞ノミネート作品が発表されました。今回は、そんな本屋大賞ノミネート作品の各あらすじをご紹介します。
まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。
発表時期
本屋大賞 ノミネート作品発表:1月20日ごろ
本屋大賞、翻訳小説部門、発掘部門の発表:4月10日ごろ
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2014年本屋大賞ノミネート作品のあらすじ紹介
(作品名五十音順)
2014年本屋大賞ノミネート作品
『教場』長岡弘樹
あらすじ
君には、警察学校をやめてもらう。この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。警察学校初任科第九十八期短期課程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ、覚醒してゆく。必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だ。
『去年の冬、きみと別れ』中村文則
あらすじ
ライターの「僕」は、ある猟奇殺人事件の被告に面会に行く。彼は二人の女性を殺した罪で死刑判決を受けていた。だが、動機は不可解。事件の関係者も全員どこか歪んでいる。この異様さは何なのか? それは本当に殺人だったのか? 「僕」が真相に辿り着けないのは必然だった。なぜなら、この事件は実は――。
『さようなら、オレンジ』岩城けい
あらすじ
オーストラリアに流れ着いたアフリカ難民サリマ。言葉も不自由な彼女が、新しい生活を切り拓いてゆく。
『島はぼくらと』辻村深月
あらすじ
この島の別れの言葉は「行ってきます」。きっと「おかえり」が待っているから。瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。
おすすめポイント
人口3000ほどの離島。小さな島ならではの人とのつながり、温かさや切なさに魅せられていく。また、島から送りだす側である大人の想いには感慨深いものがある。
4人だけの同級生である少年少女が、自分の将来を見据えて進んでいくさまは、爽やかでいて心地いい。
『聖なる怠け者の冒険』森見登美彦
あらすじ
社会人2年目の小和田君は仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをする地味な生活。ある朝目覚めると、小学校の校庭でぐるぐる巻きにされ、隣には狸のお面をかぶった「ぽんぽこ仮面」が立っていて……ここから「充実した土曜日の全貌」が明らかになる–。
おすすめポイント
グータラな日々を送っていた小和田くん。ある日突然、彼の前にあらわれた「ぽんぽこ仮面」に跡継ぎにならないかと迫られ、望まない大冒険に巻き込まれていく。脱力感に満ちた混沌の世界に、肩の力を抜いてドタバタ劇を愉しむことができる。
筋金入りの怠け者である青年が、愉快な仲間たちとともに賑やかな京都の宵山を駆けめぐる1日の冒険に、怠け者たちの有意義な休日の過ごし方を味わい尽くせる作品。
『想像ラジオ』いとうせいこう
あらすじ
深夜二時四十六分。海沿いの小さな町を見下ろす杉の木のてっぺんから、「想像」という電波を使って「あなたの想像力の中」だけで聴こえるという、ラジオ番組のオンエアを始めたDJアーク。その理由は―
『とっぴんぱらりの風太郎』万城目学
あらすじ
時は戦国、豊臣から徳川の時代への大転換期。重なり合った不運の末に、あえなく伊賀の国を「クビ」になった忍びの者、風太郎。しかたなく出た京でぼんくらな日々を送るなか、彼が出会ったのは一個の「ひょうたん」。老獪に語りはじめる謎の「ひょうたん」に誘われるようにして、風太郎の人生は時代に翻弄されながらも転がり始める。
『村上海賊の娘』和田竜
あらすじ
時は戦国。乱世にその名を轟かせた海賊衆がいた。村上海賊――。瀬戸内海の島々に根を張り、強勢を誇る当主の村上武吉。彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、娘の景だった。海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女。この姫が合戦前夜の難波へ向かう時、物語の幕が開く――。
おすすめポイント
海賊働きを好み、男勝りな性格で腕も立つが、20歳で嫁のもらい手もおらず「醜女」と呼ばれる景。そんな娘が、信長との数年にわたる攻防を続けてきた大坂本願寺との戦いに身を投じていく。両軍入り乱れての合戦では、緊迫感にハラハラさせられながら、戦術の細かな描写も味わえる。
第一次木津川合戦の史実にもとづく、瀬戸内の海賊衆が駆け抜けていく姿に、胸を熱くさせられる歴史小説。
『昨夜のカレー、明日のパン』木皿泉
あらすじ
悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ—-7年前、25歳で死んだ一樹。遺された嫁のテツコと一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフの何気ない日々に鏤められたコトバが心をうつ連作長篇。
おすすめポイント
大切な人を亡くし、遺された家族。穏やかな日々を過ごしながらも、心に抱えた喪失感。失ったものを想いながらも、ゆっくりと日常に身をまかせ生を感じつつ、徐々にではあるが前へと進んでいく。そのさまは、愛おしくも、ほっこりさせられる。
辛いはずの過去に囚われるのではなく、悲しみの中でも日々の暮らしに幸せを見いだしていく姿は、切なくも心にしみるものがある作品。
『ランチのアッコちゃん』柚木麻子
あらすじ
彼氏にフラれて落ち込んでいた派遣社員の澤田三智子は、畏怖する上司、通称“アッコ女史”こと黒田敦子部長から突然、一週間のランチ交換を命じられる。アッコ女史の風変わりなお昼のコースを巡るうち、自然と活力が湧いている自分に気づいて……。
まとめ
どうですか、気になった作品はありましたか?
まだ読んでいない作品があったら、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
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