こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。
今回は、原書房より発行されている『2013本格ミステリ・ベスト10』の国内編&海外編のあらすじをご紹介します。
まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。
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『2013本格ミステリ・ベスト10』のあらすじ紹介【国内編&海外編】
対象作品
2011年11月~2012年10月の作品が対象
国内編
10位『カマラとアマラの丘』初野晴
あらすじ
花々が咲き乱れる廃園となった遊園地。そこには、謎めいた青年が守る秘密の動物霊園があるという。「自分が一番大切にしているものを差し出せば、ペットを葬ってくれる」との噂を聞いて訪れる人人。せめて最期の言葉を交わせたら…。
※単行本『カマラとアマラの丘』を改題し、『向こう側の遊園』として文庫化。
9位『スチームオペラ』芦辺拓
あらすじ
蒸気機関を主な動力源とするメトロポリスに暮らす少女エマは、空中船《極光号》の船長である父を迎えるため港への道を急いでいた。
船内の一室で、ガラス張りの“繭”に封じられた少年を発見し、解放してしまったエマは、彼と共に、その場に居合わせた名探偵ムーリエに弟子入りして都市で頻発する不可能犯罪を調べることになり……。
8位『アルカトラズ幻想』島田荘司
あらすじ
1939年、ワシントンDC近郊で娼婦の死体が発見された。時をおかず第二の事件も発生。凄惨な猟奇殺人に世間が沸く中、恐竜の謎について独自の解釈を示した「重力論文」が発見される。
7位『葬式組曲』天祢涼
あらすじ
老舗酒造の杜氏である父親と衝突して、実家を飛び出した次男。七年後、父親の訃報にやむなく戻ると、「喪主はお前に」と不可解な遺言が残されていた。なぜ父親は、跡を継ぐ長男を差し置いて、次男に式を任せたのか?
(「父の葬式」)葬儀を省く「直葬」が主流になった国で、死者をめぐる「謎」に戸惑う遺族たち。―女社長・紫苑が率いる北条葬儀社の面々は、式を滞りなく進められるのか。
6位『江神二郎の洞察』有栖川有栖
あらすじ
英都大学に入学したばかりの一九八八年四月、ある人とぶつかって落ちた一冊――中井英夫『虚無への供物』――が、僕、有栖川有栖の英都大学推理小説研究会(EMC)入部のきっかけだった。
アリス最初の事件ともいうべき「瑠璃荘事件」、著者デビュー短編「やけた線路の上の死体」、アリスと江神の大晦日の一夜を活写した「除夜を歩く」など、全九編を収録。
5位『体育館の殺人』青崎有吾
あらすじ
風ヶ丘高校の旧体育館で、放送部部長の少年が何者かに刺殺された。放課直後で激しい雨が降り、現場は密室状態だった!? 早めに授業が終わり現場体育館にいた唯一の人物、女子卓球部の部長の犯行だと、警察は決めてかかるが……。
死体発見現場にいあわせた卓球部員・柚乃は、嫌疑をかけられた部長のために、学内随一の天才と呼ばれている裏染天馬に真相の解明を頼んだ。内緒で校内に暮らしているという、アニメオタクの駄目人間に――。しかしなぜ彼は校内に住んでいるのだろう?
4位『幽女の如き怨むもの』三津田信三
あらすじ
十三歳で遊女となるべく売られた少女。“緋桜”と名付けられ、身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。戦前、戦中、戦後、三つの時代の謎の身投げの真相は“幽女”の仕業か、何者かの為せる業か。
3位『奇面館の殺人』綾辻行人
あらすじ
季節外れの吹雪で孤立した館、奇面館。主人影山逸史に招かれた六人の客はそれぞれの仮面を被らされた。前代未聞の異様な状況下で、事件は進展する。主人の〈奇面の間〉に転がっていたのは、頭部と両手の指を切り落とされた凄惨な死体。六人の仮面には鍵がかけられていた。
2位『密室蒐集家』大山誠一郎
あらすじ
鍵のかかった教室から消え失せた射殺犯、警察監視下の家で発見された男女の死体、誰もいない部屋から落下する女。名探偵・密室蒐集家の鮮やかな論理が密室の扉を開く。
1位『キングを探せ』法月綸太郎
あらすじ
繁華街のカラオケボックスに集う四人の男。めいめいに殺意を抱えた彼らの、今日は結団式だった。目的は一つ、動機から手繰られないようターゲットを取り換えること。トランプのカードが、誰が誰を殺るか定めていく。
海外編
10位『彼の個人的な運命』フレッド・ヴァルガス
あらすじ
三人の若き歴史学者、マルク、マティアス、リュシアンとマルクの伯父で元刑事が住むボロ館に元内務省調査員が連れて来たのは、凄惨な女性連続殺人事件の最有力容疑者だった。
彼の無実を信じる元売春婦に託されたこの青年はほんとうに無実なのか? 彼は事件現場近くで目撃され、指紋もしっかり採取されている。三人と元内務省調査員が事件を探る。
9位『フィデリティ・ダヴの大仕事』ロイ・ヴィカーズ
あらすじ
妖精のようにキュートな女怪盗のフィデリティが、大勢の手下を使って大胆な犯罪を実行!! 悪徳商人やスコットランド・ヤードを手玉にとっての大活躍。 「ハウダニット」を楽しめる短篇集。
8位『サイモン・アークの事件簿3』エドワード・D・ホック
あらすじ
悪魔と超自然現象にまみえるため、世界を渡り歩く謎の男サイモン・アーク。アメリカ南部の田舎で彼が出会ったのは、自らの身体を痛めつけることを信仰の手段とするキリスト教の分派、痛悔修道会の信者が儀式中に刺殺された事件だった。ほかの信者たちが多数いる中で、犯人はいかにして兇行を遂げたのか――
アークの過去の一端も明かされる中編「罪人に突き刺さった剣」をはじめ、呪いのナイフや女妖術師が引き起こす殺人、警戒厳重な古城からのナチス戦犯の消失など、8つの怪事件を犀利な推理力で解き明かしていくオカルト探偵の事件簿、第3集。
7位『マシューズ家の毒』ジョージェット・ヘイヤー
あらすじ
嫌われ者のグレゴリー・マシューズが突然死を遂げた。すったもんだの末に検死を実施したところ、死因はニコチン中毒で、他殺だったことが判明。
だが故人の部屋はすでに掃除されており、ろくに証拠は残っていなかった。おかげでハナサイド警視は、動機は山ほどあるのに、決め手がまったくない事件に挑むはめに…。
6位『俳優パズル』パトリック・クェンティン
あらすじ
出色の脚本を得て名プロデューサー復活の狼煙を上げるはずが、誤算続きのピーター・ダルース。忌まわしい噂のある劇場をあてがわれ、難点だらけの俳優陣を鼓舞してリハーサルを始めたが、無類漢の乱入に振り回されたあげく死者まで出る仕儀と相成った。
5位『バーニング・ワイヤー』ジェフリー・ディーヴァー
あらすじ
突然の閃光と炎。それが路線バスを襲った。送電システムの異常により変電所が爆発したのだ。電力網を操作する何者かによって引き起こされた攻撃だった。FBIは科学捜査の天才リンカーン・ライムに捜査協力を依頼する。果たして犯人の目的は何か?
4位『迷走パズル』パトリック・クェンティン
あらすじ
アルコール依存症の治療もそろそろ終盤という頃、妙な声を聞いて恐慌をきたしたピーター。だが幻聴ではなく療養所内で続いている変事の一端とわかった。
所長は言う―ここの評判にも関わる、患者同士なら話しやすいだろうから退院に向けたリハビリを兼ねて様子を探ってもらいたい。かくして所長肝煎りのアマチュア探偵誕生となったが…。
3位『火焔の鎖』ジム・ケリー
あらすじ
27年前、米空軍の輸送機が農場に墜落した。この事故で九死に一生を得たマギーは、とっさに乗客の死んだ赤ん坊と自分の息子をすり替えていた。なぜ我が子を手放したのか?
少女の失踪や不法入国者を取材しながら真相を探るドライデンは、拷問された男の死体を見つけてしまい…。大旱魃にあえぐ沼沢地を舞台に、敏腕記者が錯綜する謎を解き明かす。
2位『死の扉』レオ・ブルース
あらすじ
英国のとある小間物屋で深夜、二重殺人が発生。店主のエミリーと、巡回中のスラッパー巡査が犠牲となった。町にあるパブリック・スクールで歴史教師をするキャロラスは、生意気な教え子プリグリーに焚きつけられて、事件を調べることに。嫌われ者だったエミリーのせいで容疑者には事欠かないが…
1位『巡礼者パズル』パトリック・クェンティン
あらすじ
従軍で精神を病んだダルースは一時的に妻アイリスと離れることを決意。それが功を奏して復調したダルースは、妻のいるメキシコへと発った。アイリスに新しい恋人がいるとも知らずに…。
愛と金が絡み合う人間関係に否応なく巻き込まれていくダルース。愛する者のために奮戦する彼を待っている結末とは。
まとめ
どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?
この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
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