こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。
2007年本屋大賞が決定しました。今回は、そんな本屋大賞の各作品のあらすじをご紹介します。
まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。
発表時期
本屋大賞 ノミネート作品発表:1月20日ごろ
本屋大賞、翻訳小説部門、発掘部門の発表:4月10日ごろ
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2007年本屋大賞が決定!各作品のあらすじ紹介
2005年12月~2006年11月の作品が対象
10位『名もなき毒』宮部みゆき
あらすじ
今多コンツェルン広報室で働くアルバイトの原田いずみは、仕事のできないトラブルメーカーであった。そんな彼女を解雇したのだが、そのことを根に持ち会社に牙を剥いてきた。彼女との連絡窓口となり対処にあたる杉村三郎は、経歴詐称の裏付けをはじめていく。一方で、ちまたでは連続毒殺事件が騒がれていたのだが…。
おすすめポイント
平穏な日常に潜んでいる悪意。人は誰しもが心に毒をたずさえており、それが表にでることで事件へと繋がる。そんな世に蔓延している毒を恐ろしく感じるが、同時にどう向き合っていくのかを考えさせられもする。現代社会のありふれた日常のなかに隠された「毒」を、強いメッセージ性をもち心に刻み込まれる物語。
9位『失われた町』三崎亜記
あらすじ
30年に一度起こる「消滅」によって、住民が失われてしまった町。大切な人を理不尽に奪われた人々は、悲しみを乗り越えて、さらなる「消滅」を食い止めようと立ち向かう。
8位『陰日向に咲く』劇団ひとり
あらすじ
ホームレスを夢見る会社員。売れないアイドルを一途に応援する青年。合コンで知り合った男に遊ばれる女子大生。老婆に詐欺を働く借金まみれのギャンブラー。場末の舞台に立つお笑いコンビ。彼らの陽のあたらない人生に、時にひとすじの光が差す—。
7位『ミーナの行進』小川洋子
あらすじ
美しくてか弱くて、本を愛したミーナ。あなたとの思い出は、損なわれることがない――懐かしい時代に育まれた、二人の少女と、家族の物語。
6位『鴨川ホルモー』万城目学
あらすじ
このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。
このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒涛の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。
おすすめポイント
レジャーサークルとおぼしき「京大青竜会」に加入した大学一回生の安倍。だがそこは、鬼を使役して戦う「ホルモー」なる競技をおこなう集団だった。若者たちが恋愛や友情に悩みながら大学生活を味わい尽くす姿に、ユーモアと甘酸っぱい青春を感じずにはいられない。
謎のサークルに入部したことで、繰り広げられる大学生たちの友情や恋愛、成長にと、青臭くも輝かしい青春に夢中にさせられる物語。
5位『図書館戦争』有川浩
あらすじ
2019年。公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる『メディア良化法』の成立から30年。日本はメディア良化委員会と図書隊が抗争を繰り広げていた。笠原郁は、図書特殊部隊に配属されるが……。
おすすめポイント
表現の規制が高まった近未来の日本で、「メディア良化法」により検閲が求められる世界。本の自由を守ろうと立ち上がる図書隊に入隊した笠原郁は、仲間たちと厳しい訓練や業務をおこなう。数々の困難な任務や闘いに挑みながら、まっすぐ突き進んでいく彼女の成長に、魅せられてしまう。また、鬼教官である堂上篤との恋の行方も機になるところです。
過熱した表現の規制のなか、本の自由を守る図書隊の奮闘を描きつつ、仲間たちの成長や恋愛を愉しめるエンタメ小説。
4位『終末のフール』伊坂幸太郎
あらすじ
「8年後に小惑星が衝突し、地球が滅亡する」と発表されてから5年。一時は、パニックにおちいった世界も、落ち着きを取り戻しつつある。仙台北部の団地に住む人びとは、どのような残りの人生を過ごすのか? 1話ごとに一人称で心情が語られる連作短篇集。
おすすめポイント
震災があったり、世界的に流行する感染症の影響で、この作品にリアリティを感じ、自分がその立場ならどうするかを考えてしまう。自分の人生を見つめ直し、「今を生きる」ということ心の奥深くに刻まれる。
3位『風が強く吹いている』三浦しをん
あらすじ
箱根駅伝を走りたい―― そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何? 走るってどういうことなんだ?十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく……
おすすめポイント
学生寮の竹青荘ことアオタケの住人たち10人で目指すことになった箱根駅伝。ヘビースモーカーの「ニコチャン」、司法試験に合格した秀才の「ユキ」、クイズ番組好きの「キング」、田舎育ちの「神童」、にと個性あふれるメンバーを、灰二が手を変え品を変えてみんなを導いていく。自分の弱さを認め、仲間を信じて、「速さ」ではなく「強さ」を追い求めていく彼らに、胸を熱くさせられる。
10人の才能豊かなものたちが、壁にぶつかり限界に挑みながら成長していく姿は、眩しくも羨ましくもあり読み手の心を掴んではなさない。
2位『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦
あらすじ
「黒髪の乙女」にひそかに想いを寄せる「先輩」は、夜の先斗町に、神社の古本市に、大学の学園祭に、彼女の姿を追い求めた。二人を待ち受けるのは奇々怪々なる面々が起こす珍事件の数々、そして運命の大転回だった!
おすすめポイント
「黒髪の乙女」こと大学の後輩に、恋心を抱いている「先輩」。偶然の出会いを装いつつ近づこうとする先輩だが、京都の町で繰り広げられる面白おかしな事件の数々に巻き込まれていく。ちょっと風変わりな面々と、コメディタッチの独特な世界観に魅了されてしまう。
自由奔放な女性である後輩に、振り回される先輩が愛おしくあり、その奇想天外なストーリーに惹かれてしまう作品。
1位『一瞬の風になれ』佐藤多佳子
あらすじ
春野台高校陸上部、1年、神谷新二。スポーツ・テストで感じたあの疾走感……ただ、走りたい。天才的なスプリンター、幼なじみの連と入ったこの部活。すげえ走りを俺にもいつか。デビュー戦はもうすぐだ。「おまえらが競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」。
まとめ
どうですか、気になった作品はありましたか?
まだ読んでいない作品があったら、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。
それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ
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