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【2006年】本屋大賞が決定!各作品のあらすじ紹介

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こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

2006年本屋大賞が決定しました。今回は、そんな本屋大賞の各作品のあらすじをご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

発表時期
本屋大賞 ノミネート作品発表:1月20日ごろ
本屋大賞、翻訳小説部門、発掘部門の発表:4月10日ごろ

 

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2006年本屋大賞が決定!各作品のあらすじ紹介

2004年12月~2005年11月の作品が対象

11位『魔王』伊坂幸太郎

あらすじ

会社員の安藤は弟の潤也と2人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、1人の男に近づいていった。5年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

おすすめポイント

作中に何度もでてくる海外ドラマ『冒険野郎マクガイバー』からの「考えろ、考えろ」が頭に響いて離れなくなるとともに、50年後を描いた『モダンタイムス』が無性に気になってしまう。憲法改正や踊らされる民衆といったことに、なにも考えずに日常生活に流されているといつか大変なことになるぞ、というメッセージが心に突き刺さってくる作品。

10位『さくら』西加奈子

あらすじ

両親、三兄弟の家族に、見つけてきたときに尻尾に桜の花びらをつけていたことから「サクラ」となづけられた犬が一匹。どこにでもいそうな家族に、大きな出来事が起こる。そして一家の愛犬・サクラが倒れた–。

9位『県庁の星』桂望実

あらすじ

ここでなにが学べる?県民の食生活か?―県庁に勤めるエリートが、民間企業に出向することになった。選ばれたのは、二万九千人の職員の中から、たった六名。そんな栄光を勝ち取った野村聡だが、研修先は、なんと片田舎のスーパーだった。臨機応変な対応が求められる現場で、頭のかたい偏差値エリートは鼻つまみ者として扱われるが…。

8位『ベルカ、吠えないのか?』古川日出男

あらすじ

キスカ島に残された4頭の軍用犬。本能の声に導かれ、交配をくりかえしながら雑種化し、世界中に広がった彼らが戦争の世紀を駆け抜ける

7位『告白』町田康

あらすじ

人はなぜ人を殺すのか――河内音頭のスタンダードナンバーで実際に起きた大量殺人事件<河内十人斬り>をモチーフに、永遠のテーマに迫る渾身の長編小説。殺人者の声なき声を聴け!

6位『ナラタージュ』島本理生

あらすじ

お願いだから私を壊して、帰れないところまで連れていって見捨てて、あなたにはそうする義務がある―大学二年の春、母校の演劇部顧問で、思いを寄せていた葉山先生から電話がかかってきた。泉はときめきと同時に、卒業前のある出来事を思い出す。後輩たちの舞台に客演を頼まれた彼女は、先生への思いを再認識する。そして彼の中にも、消せない炎がまぎれもなくあることを知った泉は―。早熟の天才少女小説家、若き日の絶唱ともいえる恋愛文学。

おすすめポイント

泉がずっと想いを寄せる葉山先生。彼には妻がいて、叶わない恋とわかっていながらも消えることのない恋心。そんな彼女の心情は、やるせなく切なくもあるが、読み手を惹きつけて離さない。

お互いに想い合いながら、すれ違う2人のもどかしく切ない恋愛に、心を揺さぶられる物語。

5位『その日のまえに』重松清

あらすじ

僕たちは「その日」に向かって生きてきた――。昨日までの、そして、明日からも続くはずの毎日を不意に断ち切る家族の死。消えゆく命を前にして、いったい何ができるのだろうか…。死にゆく妻を静かに見送る父と子らを中心に、それぞれのなかにある生と死、そして日常のなかにある幸せの意味を見つめる連作短編集。

おすすめポイント

最期のときが近づく妻をそっと見守る家族。哀しみと己の運命を嘆きながらも、誰にでも必ずおとずれる「その日」と向き合って生きていく彼女。そして、「その日のあと」を受け入れ生きていく家族。なにげなく過ごしている日常が、どれだけ幸せなことかを感じさせる。

身近な人の生と死をとおして、日常のなかにある幸せを考えさせられ、生きている今を大切にしようと思える作品集。

4位『容疑者Xの献身』東野圭吾

あらすじ

高校教師である石神は、天才数学者でありながら不遇な生活をおくっていた。娘の美里と2人で暮らす隣人の花岡靖子に秘かな想いを寄せていた。あるとき、前夫である富樫が居場所を特定して訪ねてくるのであった。金を無心し、暴力をふるう富樫に耐えかねて、靖子と美里は殺してしまう。2人の状況を察した石神は、救うために完全犯罪を企てる。しかし、石神と大学時代の親友でもある、天才物理学者の湯川学が、捜査に加わり真相に近づいていくのだが…。

おすすめポイント

天才vs天才の攻防に目が離せないだけでなく、湯浅の親友を思いやり苦悩する姿も見どころである。湯浅が天才と認めた男が企てた完全犯罪、そこに隠された切なくも驚くべき真実に、あふれでる感情を抑えきれない。

3位『死神の精度』伊坂幸太郎

あらすじ

調査員として人間界に派遣される死神の千葉。調査対象となる人間を7日間にわたり調査したのち、その死の可否を判断する。音楽をこよなく愛し冷静でいるが、どこかズレている千葉の目を通して、6つの人生が語られていく連作短編集。

おすすめポイント

「死」を目前に控えた人びとの話であるが、コミカルな掛け合いに思わず微笑んでしまう。死というものを考えることで、普段のなにげない日常がより一層、愛おしく感じることのできる物語。

2位『サウスバウンド』奥田英朗

あらすじ

父は国家権力が大嫌い。どうやらその筋では有名な元過激派で、学校なんて行くなと言ったり、担任の先生にからんだり、とにかくムチャクチャだ。そんな父が突然、沖縄・西表島(いりおもてじま)に移住すると言い出し、その先でも大騒動に。父はやっぱり変人なのか? それとも勇者?

1位『東京タワー オカンとボクと、 時々、オトン』リリー・フランキー

あらすじ

オカン。ボクの一番大切な人。ボクのために自分の人生を生きた人—-。四歳のときにオトンと別居、筑豊の小さな炭鉱町で、ボクとオカンは一緒に暮らした。やがてボクは上京し、東京でボロボロの日々。還暦を過ぎたオカンは、ひとりガンと闘っていた。「東京でまた一緒に住もうか?」。ボクが一番恐れていたことが、ぐるぐる近づいて来る—-。

まとめ

どうですか、気になった作品はありましたか?

まだ読んでいない作品があったら、この機会に読んでみてはいかがでしょうか。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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