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このミステリーがすごい!【20周年】ベスト・オブ・ベストのすべて

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こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

今回は、1988年~2008年で20位以内にランクインした作品から選ばれた、ベスト・オブ・ベストのベスト10をご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

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目次(タップできます)

このミステリーがすごい!【20周年】ベスト・オブ・ベスト

対象作品

国内・海外ともに1988年~2008年版の『このミステリーがすごい!』で20位以内にランクインした作品が対象

 

国内編

10位『毒猿 新宿鮫II』大沢在昌

ランキング年:1992年版 2位

あらすじ

歌舞伎町の女・奈美。孤独な彼女が心惹かれる外国人・楊は、謎の影を持つ男だった。一方、「新宿鮫」と恐れられる新宿署刑事・鮫島は、完璧な「職業兇手」(殺し屋)が台湾から潜入していることを知る。

「毒猿」と呼ばれる男が動きはじめた刹那、新宿を戦慄が襲う!鮫島は、恐るべき人間凶器の暴走を止められるのか?奈美の運命は…。

10位『白夜行』東野圭吾

ランキング年:2000年版 2位

あらすじ

愛することは「罪」なのか。それとも愛されることが「罪」なのか。

1973年、大阪の廃墟ビルで質屋を経営する男が一人殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りしてしまう。

被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂――暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んでいくことになるのだが、二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪の形跡。

しかし、何も「証拠」はない。そして十九年の歳月が流れ……。

9位『レディ・ジョーカー』髙村薫

ランキング年:1999年版 1位

あらすじ

空虚な日常、目を凝らせど見えぬ未来。五人の男は競馬場へと吹き寄せられた。未曾有の犯罪の前奏曲が響く――。

その夜、合田警部補は日之出ビール社長・城山の誘拐を知る。彼の一報により、警視庁という名の冷たい機械が動き始めた。

事件に昏い興奮を覚えた新聞記者たち。巨大企業は闇に浸食されているのだ。

8位『双頭の悪魔』有栖川有栖

ランキング年:1993年版 6位

あらすじ

四国山中に孤立する芸術家の村へ行ったまま戻らないマリア。英都大学推理研の一行は大雨のなか村への潜入を図るが、ほどなく橋が濁流に呑まれて交通が途絶。

川の両側に分断された江神・マリアと、望月・織田・アリス――双方が殺人事件に巻き込まれ、各各の真相究明が始まる。

7位『空飛ぶ馬』北村薫

ランキング年:1989年版 2位

あらすじ

女子大生と円紫師匠の名コンビここに始まる。爽快な論理展開の妙と心暖まる物語。

6位『ダック・コール』稲見一良

ランキング年:1992年版 3位

あらすじ

石に鳥の絵を描く不思議な男に河原で出会った青年は、微睡むうち鳥と男たちについての六つの夢を見る―。

絶滅する鳥たち、少年のパチンコ名人と中年男の密猟の冒険、脱獄囚を追っての山中のマンハント、人と鳥と亀との漂流譚、デコイと少年の友情などを。

ブラッドベリの『刺青の男』にヒントをえた、ハードボイルドと幻想が交差する異色作品集。

5位『新宿鮫』大沢在昌

ランキング年:1991年版 1位

あらすじ

ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。

犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。

突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた!絶体絶命の危機を救うのは…。

4位『私が殺した少女』原尞

ランキング年:1989年版 1位

あらすじ

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。

私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。

だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る…

3位『魍魎の匣』京極夏

ランキング年:1996年版 4位

あらすじ

箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物――箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。

探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物(つきもの)は落とせるのか!?

2位『生ける屍の死』山口雅也

ランキング年:1989年版 8位

あらすじ

ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦った!

この怪現象の中、霊園経営者一族の上に殺人者の魔手が伸びる。死んだ筈の人間が生き還ってくる状況下で展開される殺人劇の必然性とは何なのか?

自らも死者となったことを隠しつつ事件を追うパンク探偵グリンは、果たして肉体が崩壊するまでに真相を手に入れることができるか?

1位『火車』宮部みゆき

ランキング年:1993年版 2位

あらすじ

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して――

なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?

謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。

 

海外編

10位『骨と沈黙』レジナルド・ヒル

ランキング年:1993年版 1位

あらすじ

酔って帰宅したダルジール警視は、裏手の家の寝室で展開される光景に思わず目をこらした。灯がともり、カーテンがひらかれたと思うと、裸身の女性があらわれたのである。

だが、つぎの瞬間、女性のわきには銃を手にした男が立ち、夜のしじまに銃声が轟いた。女の死体をまえにたたずむ男は、現場に駆けつけたダルジール警視にむかって、妻の自殺を止めようとして銃が暴発したのだと主張した。

しかし、目撃者のダルジール警視は、こいつは殺人だと自信満々だった。はたして、どちらの主張が正しいのか?

一方パスコー主任警部は、つぎつぎと警察に送られてくる自殺をほのめかす手紙の差出人をつきとめるよう、ダルジール警視に命じられていた。内容からして、謎の差出人は今度の事件に関わりのある女性と推察されたが…。

9位『フリッカー、あるいは映画の魔』セオドア・ローザック

ランキング年:1999年版 1位

あらすじ

映画の中には魔物がいる—場末の映画館で彼の映画を観た時からジョナサンはその魔物に囚われてしまった。

魔物の名はマックス・キャッスル。遺された彼の監督作品を観るにつけ説明できない何かの存在を感じるのだが…。

8位『緋色の記憶』トマス・H・クック

ランキング年:1999年版 2位

あらすじ

ある夏、コッド岬の小さな村のバス停に、緋色のブラウスを着たひとりの女性が降り立った—そこから悲劇は始まった。

美しい新任教師が同僚を愛してしまったことからやがて起こる“チャタム校事件”。老弁護士が幼き日々への懐旧をこめて回想する恐ろしい冬の真相とは?

7位『少年時代』ロバート・R・マキャモン

ランキング年:1996年版 2位

あらすじ

十二歳のあの頃、世界は魔法に満ちていた—1964年、アメリカ南部の小さな町。そこで暮らす少年コーリーが、ある朝殺人事件を目撃したことから始まる冒険の数々。

誰もが経験しながらも、大人になって忘れてしまった少年時代のきらめく日々を、みずみずしいノスタルジーで描く成長小説の傑作。

6位『招かれざる客たちのビュッフェ』クリスチアナ・ブランド

ランキング年:1991年版 5位

あらすじ

英国ミステリ史上、ひときわ異彩を放つ重鎮ブランド。本書には、その独特の調理法にもとづく16の逸品を収めた。

コックリル警部登場の重厚な本格物「婚姻飛翔」、スリルな満ちた謎解きゲームの顛末を描く名作「ジェミニー・クリケット事件」、あまりにもブラックなクリスマス・ストーリー「この家に祝福あれ」など、ミステリの真髄を伝える傑作短編集。

5位『第二の銃声』アントニー・バークリー

ランキング年:1996年版 5位

あらすじ

高名な探偵小説家の邸宅で行われた推理劇。だが被害者役の人物は二発の銃声ののちに本物の死体となって発見された。二転三転する証言から最後に見出された驚愕の真相とは。

4位『極大射程』スティーヴン・ハンター

ランキング年:2000年版 1位

あらすじ

海兵隊退役一等軍曹ボブ・リー・スワガー。ヴェトナム戦争で目覚ましい戦績を遺した名狙撃手はアーカンソー州の片田舎でひっそりとトレーラー暮しをしていた。日々の友はライフルと年老いた犬。その彼を二人の男が訪れ、最新技術で製作された弾丸の試射を持ちかけた。

ボブはその申し出を受ける。彼は条件の異なる難射撃を次々にクリアし、1400ヤードの長距離狙撃も成功させ、周囲の人間を驚嘆させた。だが、この試験射撃はボブを巻き込んで展開される巧妙に仕組まれた謀略の始まりだった…。

3位『ボーン・コレクター』ジェフリー・ディーヴァー

ランキング年:2000年版 2位

あらすじ

空港に降り立ったばかりの男女が姿を消し、一人が死体で発見された。ニューヨーク市警が捜査協力を要請したのはリンカーン・ライム、事故で脊椎を損傷して四肢麻痺の状態にある科学捜査の天才である。

自死を考えていたライムだったが、この依頼に生きる目的を見出し、刑事アメリアを自身の手足として、綿密な捜査を開始する。遺体の発見現場で見つかったのは第二の被害者の手がかりを示す犯行予告だった。

そこに記されたデッドラインまでに被害者の監禁場所を探り出し、救出することはできるのか?

2位『羊たちの沈黙』トマス・ハリス

ランキング年:1989年版 1位

あらすじ

獲物の皮を剥ぐことから“バッファロウ・ビル”と呼ばれる連続女性誘拐殺人犯が跳梁する。

要員不足に悩まされるFBIが白羽の矢を立てたのは訓練生クラリス・スターリング。

彼女は捜査に助言を得るべく、患者を次々に殺害して精神異常犯罪者用病院に拘禁されている医学博士ハンニバル・レクターと対面するが―。

1位『薔薇の名前』ウンベルト・エーコ

ランキング年:1991年版 1位

あらすじ

中世イタリアの修道院で起きた連続殺人事件。事件の秘密は知の宝庫ともいうべき迷宮の図書館にあるらしい。記号論学者エーコがその博学で肉づけした長編歴史ミステリ。

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

【30/20/10周年】このミステリーがすごい!


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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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