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このミステリーがすごい!【10周年】ベスト・オブ・ベストのすべて

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

今回は、1988年~1997年で20位以内にランクインした作品から選ばれた、ベスト・オブ・ベストのベスト10をご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

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このミステリーがすごい!【10周年】ベスト・オブ・ベスト

対象作品

国内・海外ともに1988年~1997年版の『このミステリーがすごい!』で20位以内にランクインした作品が対象

 

国内編

9位『新宿鮫』大沢在昌

ランキング年:1991年版 1位

あらすじ

ただ独りで音もなく犯罪者に食らいつく―。「新宿鮫」と怖れられる新宿署刑事・鮫島。歌舞伎町を中心に、警官が連続して射殺された。

犯人逮捕に躍起になる署員たちをよそに、鮫島は銃密造の天才・木津を執拗に追う。

突き止めた工房には、巧妙な罠が鮫島を待ち受けていた!絶体絶命の危機を救うのは…。

9位『異邦の騎士』島田荘司

ランキング年:1988年版 5位

あらすじ

失われた過去の記憶が浮かび上がるにつれ、男はその断片的“事実”に戦慄する。自分は本当に愛する妻子を殺した男なのか?

そしていま若い女との幸せな生活にしのび寄る新たな魔手。記憶喪失の男を翻弄する怪事の背景は?蟻地獄にも似た罠から男は逃げられるか?希代の名探偵・御手洗潔の最初の事件。

7位『哲学者の密室』笠井潔

ランキング年:1993年版 3位

あらすじ

開口部を完璧に閉ざされたダッソー家で、厳重に施錠され、監視下にあった部屋で滞在客の死体が発見される。現場に遺されていたナチス親衛隊の短剣と死体の謎を追ううちに三十年前の三重密室殺人事件が浮かび上がる。

現象学的本質直感によって密室ばかりか、その背後の「死の哲学」の謎をも解き明かしていく矢吹駆。

7位『空飛ぶ馬』北村薫

ランキング年:1989年版 2位

あらすじ

女子大生と円紫師匠の名コンビここに始まる。爽快な論理展開の妙と心暖まる物語。

6位『影武者徳川家康』隆慶一郎

ランキング年:1989年版 9位

あらすじ

慶長五年関ヶ原。家康は島左近配下の武田忍びに暗殺された! 家康の死が洩れると士気に影響する。このいくさに敗れては徳川家による天下統一もない。徳川陣営は苦肉の策として、影武者・世良田二郎三郎を家康に仕立てた。

しかし、この影武者、只者ではなかった。かつて一向一揆で信長を射った「いくさ人」であり、十年の影武者生活で家康の兵法や思考法まで身につけていたのだ……。

4位『魍魎の匣』京極夏彦

ランキング年:1996年版 4位

あらすじ

箱を祀る奇妙な霊能者。箱詰めにされた少女達の四肢。そして巨大な箱型の建物――箱を巡る虚妄が美少女転落事件とバラバラ殺人を結ぶ。

探偵・榎木津、文士・関口、刑事・木場らがみな事件に関わり京極堂の元へ。果たして憑物(つきもの)は落とせるのか!?

4位『私が殺した少女』原尞

ランキング年:1989年版 1位

あらすじ

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。

私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。

だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る…

3位『ダック・コール』稲見一良

ランキング年:1992年版 3位

あらすじ

石に鳥の絵を描く不思議な男に河原で出会った青年は、微睡むうち鳥と男たちについての六つの夢を見る―。

絶滅する鳥たち、少年のパチンコ名人と中年男の密猟の冒険、脱獄囚を追っての山中のマンハント、人と鳥と亀との漂流譚、デコイと少年の友情などを。

ブラッドベリの『刺青の男』にヒントをえた、ハードボイルドと幻想が交差する異色作品集。

2位『火車』宮部みゆき

ランキング年:1993年版 2位

あらすじ

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して――

なぜ彰子はそこまでして自分の存在を消さねばならなかったのか?いったい彼女は何者なのか?

謎を解く鍵は、カード社会の犠牲ともいうべき自己破産者の凄惨な人生に隠されていた。

1位『生ける屍の死』山口雅也

ランキング年:1989年版 8位

あらすじ

ニューイングランドの片田舎で死者が相次いで甦った!

この怪現象の中、霊園経営者一族の上に殺人者の魔手が伸びる。死んだ筈の人間が生き還ってくる状況下で展開される殺人劇の必然性とは何なのか?

自らも死者となったことを隠しつつ事件を追うパンク探偵グリンは、果たして肉体が崩壊するまでに真相を手に入れることができるか?

 

海外編

10位『第二の銃声』アントニー・バークリー

ランキング年:1996年版 5位

あらすじ

高名な探偵小説家の邸宅で行われた推理劇。だが被害者役の人物は二発の銃声ののちに本物の死体となって発見された。二転三転する証言から最後に見出された驚愕の真相とは。

10位『ブルー・ベル』アンドリュー・ヴァクス

ランキング年:1991年版 2位

あらすじ

バークの前に現われた女はベルと名乗った。圧倒的な肉体を持つストリッパーながら媚びを知らず、その心は無垢だった…

ベルの手引きで、少女売春婦だけを次々と襲う〈幽霊ヴァン〉を片付けてくれという依頼を受けたバークは、暗黒街を探り始める。だが、逆に血に飢えた空手使いをおびき寄せてしまった。

9位『ブラック・ダリア』ジェイムズ・エルロイ

ランキング年:1991年版 3位

あらすじ

それは〈ブラック・ダリア〉事件と呼ばれた。1947年、ロサンゼルス市内で女性の惨殺死体が発見された。ハリウッド・スターの座に憧れて、田舎から出てきた女のひとつの結末だった。

どんな女だったのか?何があったのか?漆黒の髪に黒ずくめのドレス、そのイメージがロス市警巡査ブライチャートの心と生活にとりついて離れない…。

7位『ホワイト・ジャズ』ジェイムズ・エルロイ

ランキング年:1997年版 2位

あらすじ

異様きわまる侵入盗—切り裂かれた衣服、惨殺された番犬。被害者は警察と癒着した大物麻薬密売人。上層部の命で捜査にあたる悪徳警官クラインは、全てを操る巨大な陰謀に翻弄され、破滅してゆく。

7位『女彫刻家』ミネット・ウォルターズ

ランキング年:1996年版 1位

あらすじ

母と妹を切り刻み、それをまた人間の形に並べて、台所に血まみれの抽象画を描いた女。彼女には当初から謎がつきまとった。

凶悪な犯行にも拘らず、精神鑑定の結果は正常。しかも罪を認めて一切の弁護を拒んでいる。わだかまる違和感は、いま疑惑の花を咲かせた……本当に彼女なのか?

5位『IT』スティーヴン・キング

ランキング年:1993年版 4位

あらすじ

IT(イット)とは何なのか?ITはITとしか呼びようがない。それほど巨きく、不可思議だ。忘れていた少年の日にもどって、あのおぞましい恐怖を通じて得た愛と勇気を、いま確かめようとする7人。

5位『夢果つる街』トレヴェニアン

ランキング年:1988年版 1位

あらすじ

吹き溜まりの街、ザ・メイン。いろんな人間たちが破れた夢を抱えて生きている。ラポワント警部補は毎日パトロールを欠かさない。ここは彼の街であり、彼が街の“法律”なのだ。そしてラポワントにも潰えた夢があった…。

それは奇妙な死体だった。胸を一突きされて、祈るような格好で路地にうずくまっていた。イタリア系らしい若い男だった。街を知りつくしたラポワントは、難なく最初の手がかりをつかんだ。

だがやがて浮かびあがるのはまったく意外な犯人、そしてそこにも街の悲しい過去があるのだった―。

4位『少年時代』ロバート・R・マキャモン

ランキング年:1996年版 2位

あらすじ

十二歳のあの頃、世界は魔法に満ちていた—1964年、アメリカ南部の小さな町。そこで暮らす少年コーリーが、ある朝殺人事件を目撃したことから始まる冒険の数々。

誰もが経験しながらも、大人になって忘れてしまった少年時代のきらめく日々を、みずみずしいノスタルジーで描く成長小説の傑作。

3位『招かれざる客たちのビュッフェ』クリスチアナ・ブランド

ランキング年:1991年版 5位

あらすじ

英国ミステリ史上、ひときわ異彩を放つ重鎮ブランド。本書には、その独特の調理法にもとづく16の逸品を収めた。

コックリル警部登場の重厚な本格物「婚姻飛翔」、スリルな満ちた謎解きゲームの顛末を描く名作「ジェミニー・クリケット事件」、あまりにもブラックなクリスマス・ストーリー「この家に祝福あれ」など、ミステリの真髄を伝える傑作短編集。

2位『羊たちの沈黙』トマス・ハリス

ランキング年:1989年版 1位

あらすじ

獲物の皮を剥ぐことから“バッファロウ・ビル”と呼ばれる連続女性誘拐殺人犯が跳梁する。

要員不足に悩まされるFBIが白羽の矢を立てたのは訓練生クラリス・スターリング。

彼女は捜査に助言を得るべく、患者を次々に殺害して精神異常犯罪者用病院に拘禁されている医学博士ハンニバル・レクターと対面するが―。

1位『薔薇の名前』ウンベルト・エーコ

ランキング年:1991年版 1位

あらすじ

中世イタリアの修道院で起きた連続殺人事件。事件の秘密は知の宝庫ともいうべき迷宮の図書館にあるらしい。記号論学者エーコがその博学で肉づけした長編歴史ミステリ。

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

【30/20/10周年】このミステリーがすごい!


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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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