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【10周年】本格ミステリ・オールベスト・ランキングのすべて

こんにちは! ネイネイ(@NEYNEYx2)です。

今回は、原書房より発行されている『本格ミステリ・ベスト10』の10周年企画でおこなわれた、オールベスト・ランキングの国内編・海外編のベスト10をご紹介します。

まだ、読まれていない本があれば、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。

 

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【10周年】本格ミステリ・オールベスト・ランキング

対象作品

国内:1996年1月~2005年10月の作品が対象

海外:2000年1月~2009年10月の作品が対象

 

国内編

10位『法月綸太郎の新冒険』法月綸太郎

全編、これぞ本格推理! 名探偵・法月綸太郎が帰ってきた! 著者会心の傑作鉄道ミステリー「背信の交点(シザーズ・クロッシング)」、オカルトじたての怪事件「世界の神秘を解く男」、法月綸太郎本人が登場しない異色作「身投げ女のブルース」など、テーマと構成にこだわりぬいた中編を収録。

9位『鴉』麻耶雄嵩

弟・襾鈴(あべる)の失踪と死の謎を追って地図にない異郷の村に潜入した兄・珂允(かいん)。襲いかかる鴉の大群。四つの祭りと薪能。蔵の奥の人形。錬金術。嫉妬と憎悪と偽善。五行思想。足跡なき連続殺害現場。盲点衝く大トリック。支配者・大鏡の正体。再び襲う鴉。そしてメルカトル鮎が導く逆転と驚愕の大結末。

8位『星降り山荘の殺人』倉知淳

雪に閉ざされた山荘。そこは当然、交通が遮断され、電気も電話も通じていない世界。集まるのはUFO研究家など一癖も二癖もある人物達。突如、発生する殺人事件。そして、「スターウォッチャー」星園詩郎の華麗なる推理。あくまでもフェアに、真正面から「本格」に挑んだ本作、読者は犯人を指摘する事が出来るか。

7位『奇術探偵曾我佳城全集』泡坂妻夫

曾我佳城(そがかじょう)の行くところに怪事件あり……若くして引退した美貌の奇術師、その華麗なる舞台は今も奇術ファンの語り草である。そして、もう1つの貌は名探偵。弾丸受止め術が自慢の奇術師がパートナーを撃ち殺してしまった。舞台に注目する観客の前で弾や銃をすり替えた者は誰か。佳城は真相を見抜けるか?

6位『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午

かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。

ある日、高校の後輩のキヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と、高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を引き受ける。

そして同日、駅のホームで飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める――。

5位『ハサミ男』殊能将之

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。

4位『人狼城の恐怖 第四部完結編』二階堂黎人

世界最大級の本格推理小説、華麗なる終幕。人狼城殺人事件の怪異に満ちた謎のすべてが、名探偵・二階堂蘭子の冷徹な論理によってついに解き明かされる。死屍累々たる惨劇の舞台《人狼城》で、蘭子を迎えた真犯人とは?その想像を絶する殺人動機とは?そして不可能を可能ならしめた驚天動地の大トリックとは!?

3位『容疑者Xの献身』東野圭吾

天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘の美里と暮らす隣人の花岡靖子に秘かな想いを寄せていた。 ある日、靖子の前夫・富樫が母娘の居場所を突き止めて訪ねてきた。

金を無心し、暴力をふるう富樫を、靖子と美里は殺してしまう。呆然とする二人を救うために、石神は完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神と帝都大学の同期であり、親友である物理学者の湯川学がその謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長編。

2位『鉄鼠の檻』京極夏彦

忽然と出現した修行僧の屍、山中駆ける振袖の童女、埋没した「経蔵」…。箱根に起きる奇怪な事象に魅入られた者―骨董屋・今川、老医師・久遠寺、作家・関口らの眼前で仏弟子たちが次々と無惨に殺されていく。謎の巨刹=明慧寺に封じ込められた動機と妄執に、さしもの京極堂が苦闘する。

1位『絡新婦の理』京極夏彦

「ふふふふふ。蜘蛛を信じる仲間ですわ」。房総の女学校・聖ベルナール学院の生徒・呉美由紀は校内に潜む背徳の行為と信仰を知って戦慄する。連続目潰し魔に両目を抉られた教師・山本純子は呪われて死んだのか。そしてもう一人、教師の本田幸三が絞殺され、親友・渡辺小夜子が眼前で校舎から身を投じた!

 

海外編

10位『切り裂かれたミンクコート事件』ジェームズ・アンダースン

バーフォード伯爵邸のオールダリー荘へ、映画関係者たちが新作の下調べにやって来ることに。前回の殺人事件ですっかりパーティ嫌いになっていた伯爵も、ごひいきのスターが来ると聞いて大乗り気。娘のフィアンセ候補や遠来の親戚、飛び入りの大女優なども加わって、邸内は大賑わいだが、そこでまたもや殺人が発生し…。

9位『捕虜収容所の死』マイケル・ギルバート

第二次世界大戦下、イタリアの第一二七捕虜収容所でもくろまれた大脱走劇。ところが、密かに掘り進められていたトンネル内で、スパイ疑惑の渦中にあった捕虜が落命、紆余曲折をへて、英国陸軍大尉による時ならぬ殺害犯捜しが始まる。新たな密告者の存在までが浮上するなか、果して脱走は成功するのか?

8位『ナポレオンの剃刀の冒険』エラリー・クイーン

動く密室と化した列車内で男が殺された。容疑者は七人。しかもあるはずの宝石がなくなっており、車内のどこを探しても見つからない…。巧みなトリックとエラリーの名推理を堪能できる表題作を始め、国名シリーズを彷佛させる傑作シナリオ八編を収録。

7位『死の相続』セオドア・ロスコー

ハイチに住む実業家が死に、屋敷には七人の相続関係者が集められた。「私の遺体は丘の上に深く埋め、棺には杭を打ちこむこと。財産は第一相続人にすべてを譲る。

ただし、第一相続人が二十四時間以内に死んだ場合、第二相続人が権利を得る。第二相続人が二十四時間以内に死んだ場合には第三…」と奇妙な遺言が読み上げられる。遺言書をなぞるように屋敷では相続人が奇怪な死を迎えていき、そして最後に残された第七相続人に…。

6位『デス・コレクターズ』ジャック・カーリイ

死体は蝋燭と花で装飾されていた。事件を追う異常犯罪専従の刑事カーソンは、30年前に死んだ大量殺人犯の絵画が鍵だと知る。病的な絵画の断片を送りつけられた者たちが次々に殺され、失踪していたのだ。

殺人鬼ゆかりの品を集めるコレクターの世界に潜入、複雑怪奇な事件の全容に迫ってゆくカーソン。彼を襲う衝撃の真相とは。

5位『魔術師』ジェフリー・ディーヴァー

ニューヨークの音楽学校で殺人事件が発生、犯人は人質を取ってホールに立てこもる。警官隊が出入り口を封鎖するなか、ホールから銃声が。しかしドアを破って踏み込むと、犯人も人質も消えていた……。

ライムとアメリアは犯人にマジックの修業経験があることを察知し、イリュージョニスト見習いの女性に協力を要請する。

4位『第四の扉』ポール・アルテ

密室で夫人が自殺して以来、奇怪な噂の絶えないダーンリーの屋敷。幽霊が歩き回るというこの家に移り住んできた霊能者の夫妻は、関係者を集めて交霊実験を試みる―それは新たな事件の幕開けだった。死体を担ぐ人影。別の場所で同時に目撃された男。そして呪われた部屋に再び死体が現れる…

奇術のごとく繰り出される謎また謎! 各探偵の語る最後の一行が読者にとどめを刺す!

3位『ジャンピング・ジェニイ』アントニイ・バークリー

屋上の絞首台に吊された藁製の縛り首の女―小説家ストラットン主催の“殺人者と犠牲者”パーティの悪趣味な余興だ。ロジャー・シェリンガムは、有名な殺人者に仮装した招待客のなかの嫌われもの、主催者の義妹イーナに注目する。そして宴が終わる頃、絞首台には人形の代わりに、本物の死体が吊されていた。

2位『最上階の殺人』アントニイ・バークリー

最上階のフラットに住む女性が殺され、室内が荒らされた。裏庭に面した窓からはロープがぶら下がっていた。スコットランドヤードの捜査に同行したロジャー・シェリンガムは、警察の断定に数々の疑問を持ち独自の調査を開始する。

1位『騙し絵の檻』ジル・マゴーン

「…被告に終身刑を命じる。最低でも十五年間の懲役は…」無実だとの叫びもむなしく、ビル・ホルトは冷酷な殺人犯として投獄された。十六年後、仮釈放された彼は、真犯人を捜し始める。自分を罠に嵌めたのは誰だったのか?次々に浮かび上がる疑惑と仮説。そして、終幕で明らかにされる驚愕の真相。

 

まとめ

どうですか、気になった書籍は見つかりましたか?

この記事を通して、少しでもあなたの読書生活が有意義なものになったら幸いです。

それでは、まったです。 (‘◇’)ゞ

 

【20/10周年】本格ミステリ・ベスト10


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この記事を書いた人

30代の元開発エンジニア。本の書評多め(ミステリ、ファンタジー、気になった本を読む雑食系)。現在は、自由な働き方で生活していけるように、日々の『喜び・怒り・悲しみ・楽しみ』を書きつづっています。

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